哲学の道は、京都市街の北東部にある遊歩道。琵琶湖から水を引いた疎水のうち、若王子橋から浄土寺橋までの全長約 2 km 沿いにある小径で、昔から多くの学者や文人が訪れたことから「哲学の道」と呼ばれています。

「日本の道 100 選」に選定されている哲学の道では、四季折々の美しい景観を楽しめるほか、銀閣寺や南禅寺、そしてひっそりとたたずむ法然院や安楽寺など、近くに多くの見どころがあります。

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哲学の道で日本の風情に浸る

哲学の道は、どこか懐かしい雰囲気でいっぱいです。脇には古い民家が多く見られ、疎水にかかる数々の小さな橋にも昔らしい趣が感じられます。目線を落とせば疎水で泳ぐコイやウグイの姿が見られ、時折カモが小径を横切ることも。古い民家や洋館を改装したカフェやお土産屋さんもあり、散策途中のひと息にぴったりです。

哲学の道で四季を楽しむ

哲学の道には、日本画家の橋本関雪とよね夫人によって寄贈されたソメイヨシノを中心に、約 400 本の桜が植えられています。この桜が満開となる春はもちろんのこと、紅葉狩りの秋、新緑の初夏、そして雪景色の冬と、いつ訪れても美しい光景の中で散策を楽しむことができます。

銀閣寺を拝観してから哲学の道を南下する場合は、市バスの「銀閣寺前」または「銀閣寺通」で下車します。逆に南禅寺の辺りから北上する場合は、「南禅寺永観堂前」、「宮の前町」、または「東天王町」が最寄りです。

京都の哲学の道

所在地 : 日本 - 京都市左京区