京都を訪れたら体験したいこと 10 選

歴史や古美術に興味がなくても、多くの人が京都の寺院は特別と言います。自然に彩られ、四季折々にさまざまな表情を見せる寺院の建築美に、日本人の心が呼び覚まされるのかもしれません。

国宝や重要文化財を前に、1,000 年前の古都への思いが高まります。

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は椿や梅が美しさを添える二条城。国宝や重要文化財となっている城の門や御殿が徳川の栄枯盛衰の歴史を今に伝え、全域が世界遺産にも登録されています。

二の丸御殿障壁画などを展示する収蔵館も必見です。

京都観光でも人気の東山エリアにある二年坂と三年坂は、清水寺に続く石畳の通り。風情ある伝統的な建物の間にショップやレストランもたくさん並びます。

写真映えもお土産探しもバッチリかない、京グルメも楽しめることから、多くの旅行者でにぎわいます。

桜並木を始め、美しい自然に親しめる運河沿いの小径は哲学の道と呼ばれ、多くの旅行者が訪れます。名前は京都大学に近い土地柄、学者や文人が思索しながら歩いたことに由来します。

北の浄土寺橋から南の若王子橋までの約 2 キロを寺院巡りと併せて散策できます。

京都最大の花街、祇園。特に花見小路は、舞妓さんや芸妓さんの姿が見られる通りとして知られています。石畳に京町家が並び、南側に着物姿の舞妓さんが行き交う茶屋街があります。

祇園北側の新橋通も、京の情緒あふれる落ち着いた雰囲気が人気です。

嵐山で渡月橋と並び、観光客が押し寄せる名所が竹林の小径。視界が青々とした竹で埋め尽くされる、圧巻の景色が広がります。

12 月には竹林含め嵐山一帯の通りが行灯でライトアップされ、幻想的な夜景を楽しめます。

茶道や武道、工芸など日本の伝統文化に親しめる体験教室やツアーが好評。非公開の寺院に入れたり、個人家庭を訪問できたり、単なる旅行に終わらないプログラムが魅力です。

おばんざい作り、お茶屋遊びなど、京都ならではのメニューもあり、楽しい時間を過ごせます。

平清盛に始まり、足利義教、豊臣秀吉など時の権力者が造営や補修に関わってきた三十三間堂。国宝の千手観音坐像が中央に鎮座し、両脇には同じく国宝の千体千手観音立像が整然と立ち並びます。

鎌倉仏師の技術の結晶である像は、それぞれが表情豊かで個性的です。

平安時代を代表する国宝、阿弥陀三尊坐像が安置されるなど多くの文化財で知られる三千院。見事な庭園のある境内は 11 月に入るとモミジやカエデが美しく色付き始め、観光客を楽しませています。

もみじまつり期間中は秘仏の金色不動明王の御開扉もあります。

時代劇セットで有名な東映太秦映画村はアトラクションやショーが豊富で、家族みんなが楽しめるテーマパーク。仮面ライダーやスーパー戦隊、人気アニメのキャラクターが出迎え、ちびっ子たちも大喜びです。

時代劇衣装体験は忘れられない思い出になること請け合いです。