三十三間堂は、京都駅からほど近い東山区にある天台宗の寺院で、1,000 体を超える観音さまが安置されていることで有名です。正式名は蓮華王院 (れんげおういん) でその本堂が「三十三間堂」。南北 120 メートルに延びる本堂の内陣に 33 の柱間があることからこう呼ばれています。

三十三間堂では、工事が完了したばかりの池泉回遊式庭園も美しく、季節の草花と緑を楽しむことができます。清水寺など、近くに見どころも多く、一度は訪れてみたい京都の名所です。

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三十三間堂の見どころは ?

三十三間堂には、中央に千手観音座像、その左右に千体千手観音立像が 500 体ずつ、そしてその前には風神、雷神と二十八部衆の像が整然と並んでいます。本堂を含め、これらすべての仏像が国宝に指定されているというのも納得の見事な光景です。

三十三間堂で観音さまに出会う

三十三間堂では、上段に並ぶ観音さまもはっきりと拝見していただこうと、入り口に「仏像検索システム」とデジタルサイネージ「一日一仏」を設置しています。検索システムではタッチパネル式のモニターを使ってすべての仏像を検索でき、「一日一仏」ではその名のとおり、1 日 1 体の観音さまを紹介しています。

三十三間堂では江戸時代、本堂の西側の軒下で「通し矢」が行われていました。お堂の南端から弓を射って軒天井に当たらずに何本射抜くことができるかを競ったそうです。観音さまを拝観した後は、ちょっと後ろに回って当時の様子を思い浮かべてみましょう。

京都の三十三間堂

所在地 : 〒605-0941 日本 - 京都府京都市東山区三十三間堂廻り 657

営業時間 : 開門時間 : 8:30am - 5pm (11月16日 ~ 3月は 9am - 4pm、受付終了は 30 分前) 詳しくは、「拝観ご案内」のページ (http://sanjusangendo.jp/h_1.html) でご確認ください。

電話番号 : +81 (0)75-561-0467