松本の夜を楽しむ方法 10 選

波田扇子田運動公園は夏の花火大会会場として知られる、広々とした敷地がうれしい松本の市立公園。さまざまなスポーツ施設が整うのが魅力で、地元の親子連れを中心に多くの利用客が見られます。

特に人気が高いのは、夜間照明付きのテニスコート。無料で開放されている 3×3 バスケットボール コート、スケートボード場、壁打ちテニスコートもあります。珍しい公営のラジコンコースも話題です。

なわて通りはもともと女鳥羽川の土手で、四柱神社の参道としてにぎわった歴史を持ち、今も観光客が多く訪れて活気を呈しています。おしゃれなカフェやレストランが並び、ライトアップされる夜は長屋風の店舗が情緒たっぷりに浮かび上がります。

歩行者専用のため、夜の散策にもぴったり。穴場の居酒屋を見つけて入ってみましょう。松本の夜はまだまだ終わりません。

信毎メディアガーデンは信濃毎日新聞の松本本社ビルで、建物の一部が一般開放されています。設計は下諏訪町出身の建築家、伊東豊雄氏。夜風に吹かれながらテラス席でくつろげば、新しい松本の魅力を発見できることでしょう。

カフェやレストラン、ショップもおしゃれなセレクション。中でも、クラフトビールの「松本ブルワリー」、地元の食材を使う「和ダイニングくらすわ」や「レストロリン」は、夜のお出かけにぴったりの店です。

松本ブルワリー TAP ルーム中町店は、松本発の本格クラフトビールが気軽に飲めるスポット。山岳リゾート・松本が誇る、清らかな湧き水で仕込むビールのおいしさは格別です。ホップや果物なども地元の農作物が使われています。

おしゃれな雰囲気の店内は、立ちのみ、テーブル席と分かれているので、好みのスタイルでビールを飲み比べてみましょう。季節限定品や、ここでしか飲めないビールもあります。

ドン・キホーテ南松本店は、早朝 4 時まで営業するディスカウントストア チェーン。松本でも他都市同様に、夜遅くまで多くの若者でにぎわいを見せます。必需品から珍品まで、雑多なジャンルと陳列はここでも健在です。

南松本店は生鮮食品や総菜、ドリンク類もそろうので、夜の買い出しにも便利。しかもお買い得品が豊富で、どれも激安なのがうれしいですね。いったん足を踏み入れるとすぐに時間が経ってしまいます。

キッセイ文化ホールは、小澤征爾氏が創立し、毎夏行われる「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の会場。オペラやコンサートなど、多彩な音楽イベントが目白押しです。キッセイ薬品工業株式会社が命名権を獲得した 2012 年から、長野県松本文化会館に替わり、この名称が使われています。

2,000 席を備えた大ホールほか、最大 746 席となる中ホール、その他会議室も。寄席や子供向け公演など、音楽以外の催しもあるので、チケットの取り扱いをチェックしてみましょう。

ザ・ハーモニーホールは、音響に定評があるクラシック音楽の人気コンサート会場。設備楽器としては、ドイツ製のコンサートオルガンを筆頭に、スタインウェイ D、ベーゼンドルファーのモデル 290 インペリアルを含むグランドピアノ、チェンバロなどがそろいます。

小澤征爾氏創立の「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の会場にもなっています。文化都市、松本の象徴とも言える場所です。

松本シネマライツ 8 は、ハリウッド大作から邦画、インディペンデント系まで、多くの作品を上映する大規模な映画館として、地元はもとより長野県民に広く親しまれています。イトーヨーカドー南松本店近くのロケーションも便利です。

ゆとりのある客席も好評。お得なレイトショー、高校生割り引き、シニア特典など、特別料金の設定はさまざま。フードやドリンクも充実しています。

エオンタは、ジャズを愛する人なら耳にしたことがあるかもしれません。隠れ家的な立地ながら全国に熱心なファンを持つ、古き良きジャズ喫茶の老舗です。薄暗い照明の店内に、本格的な音響システムでマスター自慢の名盤コレクションの曲が大音量で流れています。

音楽だけでなく、食事やドリンクが楽しめるのもうれしいポイント。生ハムやレバーパテ、ピザ、パスタなどをつまみに、クラフトビールやワインが進みます。こだわりのコーヒーとスイーツもお忘れなく。

松本市内の居酒屋は、駅前の通りを中心にたくさん。地元の味を求めて、はしごをしてみましょう。つまみの定番は山賊焼きや馬刺し、はちのこ、川魚、山菜など。信州ならではのブランド肉もぜひ試したいところです。

お酒も蔵元の地酒が豊富にそろいます。最近はクラフトビールも人気。昔ながらの大衆居酒屋から、おしゃれな創作料理ダイニングまで選択肢は豊富にあります。好みのスタイルで松本の夜を満喫してみませんか。