家族連れにおすすめの松本 10 スポット

松本市アルプス公園は、小さな子連れのファミリーにうれしい施設が盛りだくさん。遊具の数と種類は市内でもトップクラスとの呼び声が高い人気スポットです。大自然の景観に恵まれ、園内をただ歩くだけでもワクワクすることでしょう。
 
ぜひ訪れたいのは、松本の街を一望する展望広場です。そのほか、有料ながら人の列の絶えない「アルプスドリームコースター」も外せません。

松本城は、言わずと知れた国宝。現存する五重天守閣としては姫路城とここだけで、歴史的価値の高さがうかがえます。上部の白壁に対する下部の黒壁のコントラストが特徴的な美しい名城です。松本観光には欠かせない名所中の名所に、ぜひファミリーで訪れましょう。

本丸庭園では、松本城おもてなし隊の登場に子供も大喜び。オリジナルの城グッズを買える売店にも立ち寄ってください。記念のスタンプも思い出に残ることでしょう。

信州スカイパークは、長野県松本平広域公園とも言い、信州まつもと空港を囲む広大な敷地に遊具やスポーツ施設が整います。子供にうれしいポイントとしては、何と言っても離着陸する飛行機が間近で見られること。大迫力の光景に興奮しっぱなしです。

サイクリングやジョギングも良いですが、園内を歩くだけで十分リフレッシュできます。菜の花、バラ、ヒマワリなど、四季折々の花も見どころです。

松本市美術館は、文化都市の松本らしい展示の質と内容を誇ります。企画展も多彩なラインナップで、新しいアートの風を松本に届けています。松本城に程近いロケーションは、観光にも便利です。

目玉となるコレクションは、松本市出身の世界的前衛芸術家、草間彌生氏の作品。そのほか、文人・池上喜作 (百竹亭) が収集した池上百竹亭コレクションや、書家の上條信山、洋画家の田村一男、彫刻家の細川宗英の作品などが見られます。

諏訪湖は、諏訪大社信仰と結びつきの深い歴史ある湖。夏の花火大会も有名です。冬は凍結した湖面がせり上がるように割れる、御神渡 (おみわたり) という神秘の自然現象で知られます。神の湯として古くから親しまれる温泉が湧き、旅館やホテルも建ち並びます。

武田信玄とゆかりがあり、信玄が湖中に眠るとする水中墓伝説も。湖畔は散策にぴったりで、遊覧船、釣り、野鳥観察も人気です。

弘法山は、北アルプスの大パノラマが楽しめる山頂に前期古墳の特徴を備えた貴重な古墳があり、桜が見頃を迎える時期には、多くの観光客が訪れます。太古のロマンと満開の桜が織りなす見事な景観は、いつまでも眺めていたくなります。

駐車場から徒歩 10 分程度で気軽にアクセスできるのもうれしい限り。丘陵が桜一色に包まれる圧巻の光景に、松本の春を感じてください。

大王わさび農場は、わさびの里、安曇野 (あづみの) に来たなら必訪の有名観光スポット。見渡す限りのわさび畑、趣ある水車小屋、澄んだ水が流れる川と、まさに日本の里の原風景。この情景を見るだけでも足を運ぶ価値は十分あります。

レストランは和食、洋食の 2 店舗がそろい、カフェもあるので、人気のわさび料理、わさびスイーツ以外に子供向けの食事やドリンクを確保できます。お土産にはもちろん、本場のわさびをどうぞ。

梓川ふるさと公園は、自然がいっぱいの松本市内のオアシス。修景池の周りの遊歩道を散策し、桜、あじさいと、季節の花々を楽しみましょう。カタクリ、ミズバショウの群生地が残され、親子の野草観察にもぴったりです。

水辺の広場や遊具、各スポーツ施設で体を動かすのもおすすめ。設備が整うバーベキュー施設の利用は無料で、予約も不要とあって市民に大人気です。

旧開智学校は、明治初期の洋風建築と学校教育の歴史が詰まった場所。昔の小学校の様子がわかる貴重な建物は国宝に指定されており、当時からアメリカ各都市の万国博覧会で写真が出品されるなどして評価されていた、その建築美も注目に値します。

実際に使われた教科書や教材、児童の作品など、展示物も充実。松本城と併せて、親子で日本の歴史や文化に親しむ観光に最適です。

松本市時計博物館は、現物の動く時計の数々を展示するユニークなミュージアム。古時計の研究者であり技術者でもあった本田親蔵によるコレクションを中心に、珍しい古時計が音を立ててそれぞれ動いている不思議な空間となっています。

今まで見たことも聞いたこともない時計を目の前に、子供たちも大興奮間違いなし。蓄音機と SP レコードの鑑賞コーナーもあり、土日祝日にはミニコンサートが開催されます。