東シナ海に浮かぶ沖縄本島や宮古島、石垣島を含む 150 以上の島からなる沖縄県。初めての沖縄なら、まずは本島へ向かいましょう。琉球王朝時代の荘厳な建物が魅力の「首里城」、沖縄文化を体験できる「琉球村」、旧石器時代の遺跡が発掘された「ガンガラーの谷」など、沖縄本島には沖縄の歴史と文化を詰め込んだ見どころが満載です。「玉泉洞」や「万座毛」では、沖縄の自然が織りなす絶景を眺めましょう。神の島「久高島」やクロワッサンの形をした「水納島」などの離島へ船で向かうのもおすすめです。「古宇利大橋」はドライブで、「備瀬のフクギ並木」はサイクリングで楽しめる絶景スポット。沖縄タイムに合わせてゆっくり時間をとって、沖縄の見どころを巡る旅に出かけましょう。

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    古宇利大橋

    古宇利大橋
    • カップル
    • グループ

    平成 17 年 (2005 年) に開通した「古宇利 (こうり) 大橋」は、沖縄本土と古宇利島を結ぶ全長 1960 m の橋。古宇利島は、本島屈指の美しい海と、橋を通って車で気軽に行ける離島として人気です。まずは橋を渡る前に手前の駐車場で車を停めて、緑生い茂る島と青い海、真っ直ぐに伸びる橋の絶景を写真に収めましょう。車で爽快に橋を渡り古宇利島に到着したら、沖縄風の古民家やサトウキビ畑を散策して、のどかな雰囲気に浸りましょう。橋の付け根にある島のビーチを裸足で歩き、サンゴや貝殻拾いに夢中になったり、水中メガネを装着して、海の生き物を探してみたりもいいですね。恋人の聖地、島北部のティーヌ浜にあるハートロックも一見の価値ありです。

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    所在地 : 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利

    営業時間 : いつでも通行可能。

    地図

    写真提供 hasano_jp (CC BY 3.0) 修正済

  • 2

    首里城公園

    首里城公園
    • グループ
    • 歴史

    琉球王国時代の政治、外交、文化の中心地だった首里城は、沖縄に来たなら一度は訪れたい場所です。ゆいレール「首里城駅」から 15分ほど坂を上ると、琉球赤瓦が優美な「守礼門 (しゅれいもん)」がお出迎え。続いて荘厳ないくつもの城門をくぐると、琉球王国最大の建造物、「正殿」が現れます。世界文化遺産の正殿は、中国と日本の築城文化を融合し、独特の建築様式や石組技術で建てられたもの。艶やかな朱色の建物内には、随所に国王の象徴である龍の彫刻が施されており、絢爛豪華な国王が座る玉座「御差床 (うさすか)」は必見です。標高 140 m に位置する物見台「東 (あがり) のアザナ」へ向かい、城下の街並みを望みましょう。日没後の城郭ライトアップもおすすめです。

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    所在地 : 沖縄県那覇市首里金城町 1-2

    営業時間 : 季節や無料区域か有料区域によって開園、開場時間が異なります。休場日と併せて公式ホームページをご確認ください。

    地図

    写真提供 663highland (CC BY-SA 3.0) 修正済

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    水納島

    水納島
    • アドベンチャー
    • グループ

    沖縄本島の西の沖合に浮かぶ「水納島 (みんなじま)」は、海水浴やマリンアクティビティで人気の離島。その形から「クロワッサン アイランド」の愛称で親しまれています。渡久地港から高速船に飛び乗りたったの 15 分で水納島に到着。船着き場のすぐ横には、人気の水納ビーチが広がっています。底が見えるほど透明な海と白い砂浜は、海水浴に最適。監視員もいるので、小さなお子様でも安心です。バナナボートやシュノーケリング、体験ダイビングなど気軽に楽しめるアクティビティも満載。島を取り囲む色鮮やかなサンゴ礁や魚を間近で眺め、神秘的な海の世界を体感してみませんか。

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    所在地 : 沖縄県宮古郡多良間村水納

    地図

    写真提供 Snap55 (CC BY 3.0) 修正済

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    備瀬のフクギ並木

    備瀬のフクギ並木
    • カップル
    • グループ

    沖縄本島北部、美ら海水族館近くにある「備瀬のフクギ並木」は、2 万本ものフクギが立ち並び、散歩やサイクリングに一押しの見どころ。古い木は樹齢 300 年以上、長い間台風から集落を守ってきた防風林です。フクギ並木の中にある集落を眺めたり、カフェでくつろいだりしながら、木漏れ日の中をのんびり散歩しましょう。または、レンタサイクルで自転車を借りて、サイクリングもおすすめ。並木道をゆっくり走り抜けると、目の前に真っ青な海が広がります。左手に伊江島を眺めながら岬の先端に向かい自転車を走らせると「備瀬崎 (びせざき)」に到着。岬と目の前に浮かぶ小島の間は、色鮮やかな魚が見られるシュノーケリングのベストスポットです。

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    所在地 : 沖縄県国頭郡本部町字備瀬

    地図
  • 5

    ガンガラーの谷

    ガンガラーの谷
    • アドベンチャー
    • グループ

    那覇空港から南東へ車で約 30 分、観光施設「おきなわワールド」入り口の向かいに「ガンガラーの谷」はあります。かつて鍾乳洞だった場所が数十万年前に崩壊し、亜熱帯の森が広がる谷になっています。太古の森を抜けて川が流れる谷を、沖縄の植物や昆虫を身近に感じながら専属ガイドと一緒に歩いてみましょう。神秘的な鍾乳洞をランプ片手に探検気分を味わったり、ガジュマルの巨木を見上げたり、ツリーテラスから水平線を望んだり。旧石器人「港川人」の土器や化石が数多く発掘された「武芸洞」で約 1 時間 20 分のツアーは終了です。現在もガンガラーの谷では発掘調査が続いています。ガンガラーの谷への入場はツアーのみ可能で、予約が必要です。

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    所在地 : 沖縄県南城市玉城字前川 202

    営業時間 : 9:00 ~ 18:00

    地図

    写真提供 Richard, enjoy my life! (CC BY-SA 2.0) 修正済

  • 6

    久高島

    久高島
    • アドベンチャー
    • グループ

    「久高島 (くだかじま)」は琉球神話が息づく神の島で、沖縄の人々にとって特別な存在。本島の安座真港 (あざまこう) から船に乗り、パワースポット久高島へ向かいましょう。港の近くで自転車をレンタルしたら、島の見どころを巡ります。神様を乗せた船がやってきたとされる「イシキ浜」は遊泳禁止の神聖な浜。島の東側にある「ウパーマ浜」では、星砂を探してみましょう。「メーギ浜」は、イラブー (ウミヘビ) の漁場に隣接した砂浜で、透明度抜群の海で海水浴を楽しめます。アマミキヨという神が降り立った場所「カベール岬」には、神秘的な洞窟が。「ヤグルガー」から見下ろす海の眺めは絶景です。島にある食堂で沖縄そばやイラブー汁を味えば、心も体も充電完了。

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    所在地 : 沖縄県南城市知念久高

    地図

    写真提供 そらみみ (CC BY-SA 4.0) 修正済

  • 7

    琉球村

    琉球村
    • アドベンチャー
    • グループ
    • 歴史

    沖縄の文化や歴史を楽しめるテーマパーク「琉球村」は、那覇空港から車で約 1 時間。園内では、沖縄名物サーターアンダギー作り、手びねりシーサー作り、三味線教室などさまざまな体験プランが目白押し。琉球王朝の貴族たちが身に着けていた民族衣装の着付け体験が人気です。太鼓や三味線の音色に乗せて沖縄の伝統的な踊りを楽しめる「エイサー演舞」や、獅子舞や沖縄空手など沖縄の魅力を紹介してくれる「道ジュネ―」は必見。敷地内には沖縄らしい赤瓦屋根の古民家が点在しています。中には重要文化財や築 100 年以上のものも。お腹がすいたら食堂で、ソーキそばやタコライスなど沖縄名物をどうぞ。

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    所在地 : 沖縄県国頭郡恩納村山田 1130

    営業時間 : 7 月 ~ 9 月 : 9:00 ~ 18:00 (最終受付は 17:30 まで) 10 月 ~ 6 月 : 9:00 ~ 17:30 (最終受付は 17:00 まで)

    地図

    写真提供 そらみみ (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    玉泉洞

    玉泉洞
    • アドベンチャー
    • グループ

    天然記念物「玉泉洞 (ぎょくせんどう)」は、国内最多の 100 万本以上の鍾乳石がある全長5000 m の鍾乳洞です。30 万年前から存在する鍾乳洞は、現在も 3 年に 1 mm というスピードで成長中。狭い入口をぬけて鍾乳洞の中に入ると、巨大な空間「東洋一同」に出ます。天井からは今にも落ちてきそうな鍾乳石のつらら石がびっしり。地面にはタケノコのような「石筍 (せきじゅん)」が突き出しています。洞窟内には川が流れており、「青の泉」では、水たまりが緑にライトアップされて、幻想的な世界が広がります。途中には高さ 2.5 m、外周 31 m もの巨大なリムストーンダム「黄金の盃」があり迫力満点。鍾乳洞の未公開エリアを探検できる夏期限定のツアーに参加するのもいいですね。

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    所在地 : 沖縄県南城市玉城字前川 1336

    営業時間 : 9:00 ~ 18:00

    地図

    写真提供 FoxyStranger Kawasaki (CC BY-SA 3.0) 修正済

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    万座毛

    万座毛
    • カップル
    • グループ

    万座毛は沖縄本島西海岸のリゾートエリア、恩納村にある景勝地。数万年以上前に海中で珊瑚や貝殻などが蓄積してできた「琉球石灰岩」が切り立った台地になっており、その形が「象の鼻」に見えることで有名です。岬からはコバルトブルーの海と遠くに伊江島を一望でき、眼下の透き通る海にはサンゴ礁を見ることができます。万座毛の名前の由来は、「万人を座するに足る毛 (草原)」。台地に広がる天然の芝にゆったりと腰を下ろして、海の風を感じてくつろぎましょう。海岸に沿って遊歩道が続いているので、歩きながら沖縄固有種のオキナワスミレやハナコミカンボクなどの植物を探してみるのもいいですね。

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    所在地 : 沖縄県国頭郡恩納村恩納 2870-1

    営業時間 : 終日見学できます。

    地図