旅先で地元の市場やマーケットを訪れると、その地の文化がよくわかります。豊かな独特の文化を持つ沖縄でもそれは同じ。
海に囲まれた沖縄は新鮮な魚介類の宝庫。そして「鳴き声以外はすべて食べる」といわれるほど消費が盛んな豚肉、沖縄独特の島野菜に南国ならではのフルーツ。市場やマーケットに活気があるのは当然です。また「やちむん」と呼ばれる焼物の即売会や米軍関係者によるフリーマーケット、商店街の日曜市など、沖縄ならではのにぎやかなマーケットを地元の人と一緒に楽しみましょう。
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第一牧志公設市場
沖縄の台所と呼ばれるエネルギッシュな市場で沖縄の食文化を体感
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那覇の国際通りに近い第一牧志公設市場。沖縄の台所として 60 年以上の歴史を持ち、沖縄独特の食文化を体験できるとして人気の観光スポットになっています。
1 階には新鮮な魚介類、肉、野菜、果物、加工品、調味料などを扱う店がぎっしり。2 階には食堂街があり、沖縄料理を味わえるだけでなく、1 階の店舗で買った食材を調理してもらえるというユニークな仕組みが人気です。建物の老朽化のため現在は仮店舗で営業中ですが、2022 年には新店舗がオープン予定です。
所在地 : 〒900-0014 日本 - 沖縄県那覇市松尾 2 丁目 7-10
営業時間 : 8am - 9pm (店舗による)
電話番号 : (+81) 98-867-6560
地図写真提供 Richard, enjoy my life! (CC BY-SA 2.0) 修正済
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ファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」
沖縄最大級のファーマーズマーケットで新鮮な食材を品定め
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ファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」は、那覇市中心部から車で 30 分ほど。本島南部の糸満市にある、沖縄県農業協同組合が初めて開いた県内最大級のファーマーズマーケットです。
地元で生産された農産物を地元で消費するという地産地消を合言葉に 2002 年にオープン。うまんちゅ市場とは、うまんちゅ (万人単位のたくさんの人々) から親しまれるようにと公募で選ばれた愛称です。亜熱帯海洋性気候を活かし、個性豊かな農産物を生産する沖縄。沖縄の農業の豊かさを体感できる場です。
所在地 : 〒901-0306 日本 - 沖縄県糸満市西崎町 4-20
営業時間 : 9am - 6pm
電話番号 : (+81) 98-992-6510
地図写真提供 Kugel (CC BY-SA 3.0) 修正済
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おんなの駅「なかゆくい市場」
恩納村産の新鮮な野菜や果物、お土産が手に入る道の駅
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本島中部の西海岸、恩納村 (おんなそん) にある、おんなの駅なかゆくい市場。「なかゆくい」とは沖縄の言葉で「ひと休み」という意味です。
恩納村で生産された新鮮な島野菜や南国フルーツ、ジャムなどの加工品、近海で獲れた魚介類、沖縄産のお酒、菓子、調味料が所狭しと並ぶ店内。沖縄そばやかまぼこなどの沖縄の味が楽しめる屋台 10 店舗も人気。ドライブコースとして人気の高い恩納村サンセット海道 (国道 58号線) 沿いにあるので、ドライブの途中でちょっと「なかゆくい」してみましょう。
所在地 : 〒904-0415 日本 - 沖縄県国頭郡恩納村仲泊 1656-9
営業時間 : 10am - 7pm
電話番号 : (+81) 98-964-1188
地図 - 4
糸満漁業協同組合お魚センター
獲れたての新鮮な魚介類が並ぶ、魚好きにはたまらない市場
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日本最南端の道の駅、道の駅いとまんに隣接する、糸満漁業協同組合お魚センター。漁協の直営で、組合員の 11 店舗が毎日新鮮な魚を販売しています。
地元の人が買い物に立ち寄るだけでなく、店内にはイートインスペースがあるので観光客にも人気。寿司や、魚、エビ、貝などの総菜も充実しており、また刺身が小分けで売られているので、白飯か酢飯を買ってその場でオリジナルの海鮮丼を作って食べることができます。シーフード好きには見ても楽しい、食べても美味しい、とっておきの場所です。
所在地 : 〒901-0306 日本 - 沖縄県糸満市西崎町 4 丁目 19
営業時間 : 10am - 7pm
電話番号 : (+81) 98-992-2803
地図写真提供 Kugel (CC BY-SA 3.0) 修正済
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JA おきなわファーマーズマーケット ちゃんぷる~市場
地元で栽培された新鮮な野菜が並ぶ直売所
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中部ファーマーズマーケット「ちゃんぷる〜市場」は、沖縄本島中部地域の農水作物や加工品が並ぶ直売所。
この店名は沖縄方言で混ぜこぜを意味する「チャンプルー」から、「いろいろな野菜がたくさんあり、人と人がつながる市場」として付けられました。みずみずしい朝採り野菜が所狭しと並ぶ店内。種類が豊富な午前中に行くのがおすすめ。フルーツではマンゴーが 7 月 ~ 8 月、あま SUN という種類のオレンジが 12 月に旬を迎えます。毎月 19 日は「食育の日」としてイベントが開かれます。
所在地 : 〒904-2142 日本 - 沖縄県沖縄市登川2697-2
営業時間 : 9am - 6pm
電話番号 : (+81) 98-894-2215
地図 - 6
JA ファ-マ-ズマ-ケットやんばる
沖縄本島北部「やんばる」の新鮮な食材が手に入る直売所
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名護市の国道 58 号線沿いにある農協の直売所。正式名称は、ファーマーズマーケットやんばる「はい菜 ! やんばる市場」。
名護市だけでなく、国頭村、大宜味村、宜野座村、今帰仁村、本部町など、本島北部「やんばる」の新鮮食材が集まっています。やんばるはシークヮーサー、パイナップル、スイカなどの果実の産地。特に大宜味村は「シークヮーサーの里」を宣言しています。日本一早い新茶が生産される呉我茶 (ごがちゃ)、温暖な気候による二期作で作られる羽地米 (はねじまい) などの特産品にも注目です。
所在地 : 〒905-0011 日本 - 沖縄県名護市宮里 4 丁目 6-37
営業時間 : 9am - 6pm
電話番号 : (+81) 980-50-9885
地図 - 7
読谷やちむん市
沖縄県最大級の陶器市で逸品探し
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「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼物のこと。読谷やちむん市は毎年 2 月、2 日間にわたって開催されるやちむん (陶器) 市。会期中の来場者数は約 2 万人と、県内の最大級の陶器市です。
沖縄県中部に位置する読谷村。村内には「やちむんの里」と呼ばれる窯元の工房が集まる地域があります。20 年以上も続いているこのイベントでは、屋外にテントが並べられ、大小様々な個性豊かなやちむんが勢ぞろい。沖縄の個性があふれるやちむんの中から、お気に入りの逸品を探しましょう。
所在地 : 〒904-0302 日本 - 沖縄県中頭郡読谷村喜名 2346-11
営業時間 : 10am - 7pm
電話番号 : 読谷村共同販売センター : (+81) 98-958-1020
地図 - 8
サンライズマーケット
地元の人々が作った品がずらりと並ぶ楽しい日曜市
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那覇市にあるサンライズなは商店街で開催されるサンライズマーケット。「日曜がちょっと素敵に、楽しくなるような場所に」というコンセプトで月に 1 度、日曜日に開かれています。
生産者 / 作り手と、消費者 / 使い手が出会う場所として、生産者の顔が見える野菜や果物、加工品、パン、スイーツ、作り手の顔が見える陶器、織物、アクセサリー、そして地元の食材を使った料理を扱う飲食屋台が並び、沖縄の魅力がいっぱいの、沖縄がつくる都市型マルシェです。そぞろ歩いて掘り出し物を探しましょう。
所在地 : 〒902-0065 日本 - 沖縄県那覇市壺屋 1 丁目 1-4
営業時間 : 10am - 4pm
電話番号 : サンライズマーケット実行委員会 : (+81) 50-3579-0844
地図 - 9
竜青果
立ち寄ってみる価値のある品ぞろえ豊富な青果店
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沖縄本島中部、沖縄市にある竜青果は、広々とした地元で人気の青果店。野菜やフルーツなど、新鮮で豊富な品ぞろえは圧巻。価格も安く、活気もあり、地元で重宝されているお店です。
野菜や果物には試食ができるものもあり、気さくな店長や店員が食べ頃などを親切に教えてくれます。沖縄独特の島野菜からマンゴーやシークヮーサーなどのフルーツまで、とにかくお買い得。ドライブの途中で寄ってみる価値ありです。
所在地 : 〒904-2171 日本 - 沖縄県沖縄市高原6丁目3-10
電話番号 : (+81) 98-938-8306
地図 - 10
知花フリーマーケット
米軍施設のフリーマーケットを気軽に体験
- 格安
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知花フリーマーケットは、米軍が管理する知花ゴルフコースの駐車場で毎月第 1、第 3 土曜日と日曜日に開かれるフリーマーケット。
沖縄の米軍基地内では、軍人や職員が転勤時に持ち帰らない家庭用品、衣類、電化製品などを格安で販売するフリーマーケットがよく開かれています。知花フリーマーケットはゴルフ場の駐車場で開催されるため身分証の提示が不要で、気軽に行けるのが魅力。出品物にはアメリカのアンティークな食器やビンテージのジーンズが紛れていることもあるので、目利きには楽しみな機会です。
所在地 : 〒904-2144 日本 - 沖縄県沖縄市白川 119
営業時間 : 7am -10am
地図