待ちに待った沖縄旅行なら、予算内で沖縄の魅力をすべて体験したいですよね。リーズナブルに沖縄の魅力を満喫できる見どころが沖縄にはたくさんあります。本島南部にある日の出を望める岬から 1 日の観光をスタート。琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」で元気を充電したら、絶景のドライブコース「ニライ・カナイ橋」を走り、北部へ向かいましょう。やんばるの森で川遊びを楽しんだら、オリオンビールの工場見学と試飲をどうぞ。那覇市に戻ったら、首里金城町の石畳道を散策し、ゲストハウスにチェックイン。冬の夜は電照菊のライトアップでロマンチックなドライブをどうぞ。沖縄本島のリーズナブルに楽しめる見どころと、石垣島や竹富島のおすすめも併せてご紹介します。
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世界遺産・斎場御嶽を巡る
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- カップル
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽 (せーふぁ うたき)」は、かつて琉球王国時代の祭事に、神の島「久高島」から聖なる白砂を運んで御嶽全体に敷き詰めていた場所。神が作った緑生い茂る聖地を巡り、パワーをもらいましょう。まずは駐車場から歩いて約 10 分弱、斎場御嶽の入り口「御門口 (うじょううぐち)」を目指します。石畳の参道を上っていくと左手に最初の拝所「大庫理 (うふぐーい)」が現れます。続いて五穀豊穣を願う「寄満 (ゆいんち)」や鍾乳石から滴る聖水をためる壺などの拝所を巡り、最大の見どころ三庫理 (さんぐーい) へ。巨大な岩が作り出す三角形の空間の先にある拝所から、海の彼方に高久島を望み、祈りを捧げましょう。入場料は大人 300 円です。
所在地 : 沖縄県南城市知念字久手堅 539
営業時間 : 3 月から 10 月 : 9:00 ~ 18:00 11 月 ~ 2 月 : 9:00 ~ 17:30 休業日は公式ホームページをご確認ください。
地図写真提供 Hideyuki KAMON (CC BY-SA 2.0) 修正済
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首里金城町の石畳道を散策
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- 歴史
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首里城の南に続く首里金城町 (しゅりきんじょうちょう) の石畳道は、琉球王国時代に作られた宮道。那覇市中心部の国際通りからアクセスもよく、首里城見学後に立ち寄りたい散策スポットです。琉球石灰岩を敷き詰めた石畳道の両脇には、シーサーが並ぶ赤瓦屋根の古民家や、美しく積まれた石壁、ガジュマルの木など、沖縄を肌で感じさせてくれるものばかり。奇跡的に戦火を逃れたアカギの巨木 6 本が立ち並ぶ森には、樹齢 300 年の「首里金城の大アカギ」が堂々とした姿で佇んでいます。途中足を止めて、古民家を利用した休憩所「首里金城町村屋」でひと休み。茶屋に立ち寄り、沖縄ぜんざいやサーターアンダギーでお茶タイムもいいですね。
所在地 : 沖縄県那覇市首里金城町
営業時間 : いつでも散策できます。
地図写真提供 663highland (CC BY-SA 3.0) 修正済
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オリオンハッピーパーク
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- ビジネス
沖縄のビールと言えばオリオンビール。沖縄の気候に合った爽快な味わいで、地元の人に愛されているビールです。沖縄本島北部、名護市に位置する「オリオンハッピーパーク」は、工場見学とビールの試飲が無料で楽しめる人気スポット。ツアーの所要時間は約 60 分、20 分間隔でツアーを行っています。広々としたロビーでは、創業当時使用していた仕込み釜のオブジェがお出迎え。原料を仕込み、発酵、貯酒、ろ過、ビン詰、缶詰する製造工程を見学したら、待ちに待ったオリオンビールの試飲タイムです。ソフトドリンクも選べ、ドライバーや子どもも一緒に楽しめます。オリオンビールの歴史を展示したギャラリーや、オリオンビール園「やんばるの森」も併設しています。
所在地 : 沖縄県名護市東江 2-2-1
営業時間 : 開館は 9:00 以降、工場見学は 9:20 ~ 16:40。
地図写真提供 Miyoko-Tour (CC BY 2.0) 修正済
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ゲストハウスでリーズナブルに宿泊
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高級リゾートホテルも素敵ですが、リーズナブルに宿泊したいならゲストハウスがおすすめです。沖縄本島には、那覇市を中心に数多くのゲストハウスがあります。ゲストハウスの魅力はその安さだけではありません。宿泊客が集う共用のリビングでは、旅先の情報交換や友達作り、海外からの観光客と異文化交流など、楽しい出会いが待っています。素泊まりで畳に雑魚寝の究極にリーズナブルな宿から、女性専用のドミトリーや家族専用で 1 室使えるファミリールームを取り揃えた宿、お洒落な内装の客室が魅力の宿など、選択は豊富。国際通りに近いゲストハウスなら、ショッピングや街歩きに最適で、ゆいレールへのアクセスも良く便利です。
所在地 : 県内各地。
営業時間 : 各宿泊施設のホームページをご確認ください。
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ニライ・カナイ橋をドライブ
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本島南部で一押しのドライブルートが、南城市にある「ニライ・カナイ橋」。県道 86 号線と国道 331 号線を繋いでおり、高い方の橋が「ニライ橋」、低い方が「カナイ橋」と 2 本の橋が連なっています。その全長は 660 m、斜面に大きく弧を描き架かる橋からは、正面に太平洋を見渡せるパノラマ風景が広がります。天気が良い日は、海の向こうに神の島「久高島」を探してみましょう。ドライブだけでも十分楽しめますが、同時にカフェ巡りもおすすめです。南城市には海を望める大きな窓やテラス席のあるお洒落カフェがたくさん。地元野菜を活かしたナチュラル系メニューが人気です。
所在地 : 沖縄県南城市知念吉富
営業時間 : いつでも通行できます。
地図写真提供 Captain76 (CC BY-SA 3.0) 修正済
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知念岬公園で日の出
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ビーチから眺める日の出もいいですが、人気スポットは込み合っていることも多いもの。そこでおすすめなのが、本島南部の南城市にある「知念岬公園」です。島の東側に位置する岬からは、太平洋の水平線から上る朝日を望めます。早起きしてホテルから車で向かいましょう。公園には無料の駐車場があるので安心です。公園内には展望台や歩道、赤瓦屋根の東屋があり、清々しい朝の新鮮な空気の中、景色を眺めながらのお散歩にぴったり。絶景の日の出を眺めた後は、近くにある世界遺産・斎場御嶽を訪れるのもお忘れなく。
所在地 : 沖縄県南城市知念字久手堅
営業時間 : いつでも利用できます。
地図写真提供 そらみみ (CC BY-SA 4.0) 修正済
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竹富島散策
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石垣島から一番近い離島「竹富島」は、昔ながらの沖縄らしい町並みを散策できる人気の離島です。石垣島離島ターミナルから船でたったの 10 分 ~ 15 分、乗船料は往復 1,000 円ちょっとと、お手軽に日帰りで離島巡りを楽しめる観光スポットです。島に到着したら、レンタサイクルを借りて島を巡りましょう。赤瓦屋根の集落には白砂の路地が走り、1 年を通じてブーゲンビリアやハイビスカスの花が美しく咲いています。島の西海岸へ向かい、遠浅の美しい海が広がる白砂ビーチ「コンドイ浜」や、星砂の浜として知られる「カイジ浜」を訪ねましょう。集落の中心には「あかやま展望台」があり、島全体はもちろん周辺の海に浮かぶ離島までぐるっと 360 度見渡せます。
所在地 : 沖縄県八重山郡竹富町字竹富
営業時間 : いつでも散策できます。
地図写真提供 松岡明芳 (CC BY-SA 4.0) 修正済
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ター滝で川遊び
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沖縄の海を満喫したら、今度はやんばるの自然あふれる川遊びを体験してみませんか。沖縄本島北部、長寿の里として知られる大宜味村 (おおぎみそん) には、亜熱帯の自然を体感できる人気スポット「ター滝」があります。滝を目指して川を歩きながら、光沢のある青緑色の体に黒い羽をもつ琉球列島の固有種「リュウキュウハグロトンボ」や、赤や青や緑に輝く「オキナワハンミョウ」など、水辺の生き物を観察してみましょう。30 分ほど歩けば、ター滝に到着です。滝つぼでは、泳いだり、ロープにつかまりターザンしたり、岩から飛び込んだりと、川遊びを思う存分楽しめます。ライフジャケットを着て滑りにくい靴を履いて挑みましょう。
所在地 : 沖縄県国頭郡大宜味村字上原 1121-1
営業時間 : ガイドツアーに参加する場合は、各ツアー会社のホームページをご確認ください。
地図写真提供 Keisotyo (CC BY-SA 4.0) 修正済
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電照菊のライトアップ
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- ナイトライフ
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近年、夜間の観光スポットとして人気が高まっている沖縄の冬の風物詩「電照菊」。冬の夜 23 時頃から早朝 4 時頃まで露地の菊畑にライトを当てて、菊の開花を調整しているそう。美しく並ぶ菊の列の真上に、無数の電球が規則正しく配されて、幻想的な光景が広がります。白熱電球や蛍光灯、LED と、各農家により使うライトもさまざま。そのため、オレンジ色や黄色、赤に白と、菊畑ごとに異なる「キクミネーション」を楽しめます。電照菊栽培が盛んな恩納村や糸満市など、島内各地に電照菊を見られるスポットが点在しています。
所在地 : 県内各地。
営業時間 : 12 月 ~ 3 月頃 23:00 ~ 4:00 各農家により、ライトアップの時期や時間帯が異なります。
写真提供 At by At (CC BY-SA 3.0) 修正済
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石垣島・白保日曜市で地元グルメを満喫
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- 食事
- ショッピング
沖縄本島を満喫したら、次は八重山諸島に浮かぶ石垣島への旅を検討する人も多いはず。石垣島は、周辺の西表島や竹富島、小浜島など 9 つの離島巡りを楽しめる拠点の島として人気です。そんな石垣島で毎週開かれているのが「白保 (しらほ) 日曜市」。グァバや島ばなな、パパイヤにマンゴーと、地元で採れた南国フルーツが、お手ごろ価格で並びます。会場では三線ライブなども不定期で開催しており、地元の人手作りのサーターアンダギーやジーマーミ豆腐、八重山地方の油味噌「アンダーミシュ」など、石垣の魅力が満載。色鮮やかな島野菜を使ったお弁当や、黒紫米のおにぎりや炊き込みご飯のジューシーをバナナの葉で包んだ「カナッぱ」は、砂浜でのピクニックに最適です。
所在地 : 沖縄県石垣市白保 118 白石サンゴセンター内
営業時間 : 毎週日曜日 : 10:00 ~ 13:00