大人にとっても子供にとっても一年でいちばん楽しみな時間、それは夏休み。何もしない休暇もいいけれど、出来ることならいつもと違う場所でひと夏の思い出を作りたいもの。

誰にとっても、今年の夏は人生で一度限りです。そこで時間と予算に限りがあっても、すぐに行けて存分に楽しめる夏におすすめの近場・アジアの旅先を 10 か所ピックアップしました。

  • 1

    ソウル

    気軽に行ける週末海外旅行の定番

    ソウル
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    日本のどこから飛んでもせいぜい 2 〜 3 時間で行ける韓国の首都ソウルは、まとまった休暇がとれない人でもサクッと行ける近場・アジアの定番です。初めてのソウルなら、まずは景福宮や昌徳宮などの古宮を訪ねて韓国の歴史と華麗な王朝文化に触れましょう。その後はソウルの文化・商業の中心地、明洞で人気の韓国コスメや有名ブランドショップをはしごして、お買い物をお楽しみください。

    韓国リピーターなら、「ソウルの中の異邦人の街」と呼ばれる梨泰院を散歩して独特の雰囲気を楽しんだり、若者に人気のフライドチキン店で揚げたてのチキンを頬ばってみては ? 夕刻を過ぎると夜空を背景にソウルタワーが輝き始めます。

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  • 2

    セブ島

    白砂のビーチと手つかずの自然が残る世界有数のリゾートアイランド

    セブ島
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    セブ島はフィリピン中部のビサヤ諸島の中心に位置する島で、日本からは直行便を利用すれば片道 4 〜 5 時間で到着します。気候は年間を通して 25 〜 35℃の常夏。日本の夏はセブ島の雨季にあたりますが、一日中雨が降り続くことは稀です。

    セブ島では、美しいビーチと青い海があればそれだけで最高の休日が過ごせますが、東の沖合に浮かぶカモテス諸島の島々へのアイランドホッピングや、セブ島南西部にある小さな町アロギンサンを流れるボジョリバーで、リバークルーズ & エコカルチャーツアーに参加するのもおすすめです。汗をかいた後はタガロク語で「混ぜ混ぜ」を意味するフィリピン風かき氷「ハロハロ」をどうぞ。フルーツやアイスクリームがたっぷり添えられたフィリピン定番のスイーツで、セブ島のあちこちで売られています。

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  • 3

    台北

    親しみやすい雰囲気と豊かな文化遺産、最新テクノロジーが凝縮

    台北
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    台湾の首都、台北は東京から飛行機で約 4 時間、大阪からは 3 時間程度で行ける近場の海外です。台北に行ったら是非訪れたいのが国立故宮博物館。近年では最新テクノロジーを採り入れ、古代文明の世界に入り込んだようなリアルな体験ができます。初代総統である蔣介石を記念する国立中正紀念堂、地上 101 階建ての台北 101 展望台も必見の観光スポットです。

    少し違う角度から台北を体験したいなら、1908 年に建てられた西洋建築、西門紅楼を訪ねてください。現在は台湾の文化・アートの一大拠点となっています。夜になったら士林夜市や寧夏夜市などの夜市を訪ねて、美味しい屋台料理と昔懐かしいお祭り気分を満喫してください。

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  • 4

    ダナン

    エレガントな街並みと美しいビーチ、世界遺産へのアクセスの良さが魅力

    ダナン
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    ベトナム中部にあるダナンは、フランス植民地時代の面影を残す街並み、美しい海と白砂のビーチで人気沸騰中のリゾート都市です。日本から直行便で約 6 時間で行け、海に面した 4 〜 5 つ星ラグジュアリーホテルからお手頃ホステルまで、バラエティー豊かな宿泊施設があることも人気を後押ししています。

    ダナン観光の必見スポットは、ピンクの教会として有名なダナン大聖堂、そして市から南へ 10 キロほど行ったところにある五行山。孫悟空の伝説でも知られるこの山には、神秘的な洞窟や絶景スポットなど 10 か所以上の見どころがあります。ダナンの近くには古都フエやホイアンミーソン遺跡などのいくつかの世界遺産もあるので、時間があればそちらにも足を伸ばしてください。


  • 5

    バンコク

    歴史散策からグルメ & ショッピング、ゴージャスな夜景まで体験できる国際都市

    バンコク
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    日本から最短約 6 時間でアクセスできるタイの首都バンコクは、近代的な高層ビルや高級ショッピングモール、世界的なラグジュアリーホテルが点在する東南アジア有数の都市です。「エメラルド寺院」と呼ばれるワットプラケオ、黄金の涅槃像が横たわるワットポー、「暁の寺」を意味するワットアルンなどの有名寺院は、初めてのバンコクなら外せない観光の目玉。

    基本的な寺院巡りを完了したら、願いごとが最速で叶うと SNS で評判のワット サマーンラッタナーラームまで足を伸ばしませんか ? ピンクの象で有名なこの寺院はバンコクから車で約 1 時間半でアクセスできます。夜になったら最近バンコク名物ともなっているルーフトップバーで夜景に乾杯しましょう。サトーン通りにあるヴァーティゴ & ムーンバー、チャオプラヤ川の眺めが美しいスカイバー バンコク、ルンピニ公園を見下ろすパークビューハイソー ルーフトップバーなどが人気です。

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  • 6

    シンガポール

    早朝の海と眩い夜景、史跡とモダン建築、高級グルメと庶民の味…あらゆる究極を体験

    シンガポール
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    日本との時差がわずか 1 時間のシンガポールなら、帰国直後に仕事に戻らなくてはならない多忙なビジネスマンも時差ボケを心配せずに早朝観光から夜遊びまで存分に休暇が楽しめます。ワールドクラスのテーマパークから、きらめくハーバーエリア、セレブシェフのレストランなど、見どころ満載のシンガポールでは、眠る暇などないかもしれませんが心配はご無用です。約 7 時間 (直行便) の帰りのフライトで睡眠時間を確保できます。

    シンガポールに着いたら、まずは話題のマリーナベイへ向かいましょう。超高層ビルを見上げながらプロムナードを歩き、水しぶきをあげるマーライオン像と記念撮影。次は高級品から格安商品まで揃うショッピングのメッカ、オーチャードロードで掘り出し物を探しましょう。旅の目的は食べ歩きという方は、大型の生鮮市場ゲイラン セライ マーケットへ。2 階のフードコートでは伝統的なマレー料理の数々を味わうことができます。眠らない街シンガポールには、素敵なバーも目白押しです。マリーナベイサンズの屋上にあるバー、セラビで 360 度見渡す限りのパノラマビューに囲まれてシンガポールの夜に酔いしれてください。クラシックなバーがお好みならラッフルズのロングバーでシンガポールスリングをオーダーしてみては ?

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  • 7

    バリ島

    美しいビーチと清らかな自然が心を癒してくれる安らぎの島

    バリ島
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    インドネシアのバリ島は、日本から直行便で飛んでも 7 時間以上かかりますが、物価が比較的安く幅広いタイプの宿泊施設が揃っているので、あらゆる旅行者におすすめできる旅先です。バリにはサヌール、ヌサドゥア、レギャンをはじめとするいくつかの有名ビーチエリアがあり、海に面してリゾートホテルが点在しています。ホテルのプライベートビーチで、波の音を聞きながらお昼寝するのがバリ島リゾートの基本的な楽しみ方です。

    太陽と潮風を堪能したら、世界遺産に登録されているテガラランのライステラスを見にウブドに向かいましょう。緑の棚田が心を癒してくれます。島の南部西海岸にあるタナロット寺院も写真映え間違いない観光スポットです。海に囲まれた崖の上にある寺院は、夕景の美しさが印象的。夜は伝統的なバリ舞踊を見ながらディナーを。神秘的なガムランの調べが耳に心地よく響きます。

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  • 8

    グアム

    ビーチリゾートと歴史散策が体験できる太平洋に浮かぶ島

    グアム
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    3 〜 4 時間のフライトで行けるグアムは、国内旅行のような感覚で海外リゾートが楽しめる人気の旅先です。グアムに着いたら、まずはホテルのプールで寛ぐもよし、青い海でシュノーケリングやジェットスキーなどマリーンスポーツを楽しむもよし。お子様連れの方は、グアム唯一の水族館アンダーウォーターワールドで海洋生物を観察しましょう。水中ダイビングツアーでは、ウミガメやサメと一緒に泳ぐこともできます。のどが渇いたら屋上ビアガーデンへ。

    もっとワイルドに楽しみたい方は、イナラハン村にあるイナラハン天然プールへお出かけください。地元の人に人気の穴場スポットです。伝説の地「恋人岬」でタモン湾の絶景に息をのみ、ラッテストーン公園でチャモロの遺跡を訪ね、スペイン広場で総督邸宅跡と聖母マリア大聖堂を見学すれば、グアムの歴史もマスターできます。

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  • 9

    レダン島

    白い砂浜と紺碧の海、深い緑のジャングルが待つ清らかな島

    レダン島
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    マレーシア有数のリゾート地、レダン島へ行くには飛行機や船などを乗り継がなくてはなりませんが、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチを目にしたら長旅の疲れは一瞬にして吹き飛ぶでしょう。特に日本の夏は乾季にあたるので旅のベストシーズン。椰子の木に取り付けられたハンモックに揺られ、底まで見えるほど透き通った海を眺めながらボーっとするひと時はきっとかけがえのない時間になるはずです。

    アクティブな休日をお望みの方は、カヤックで海を渡り、シュノーケリングで珊瑚を観察し、緑の熱帯雨林が茂るジャングルをトレッキングしては ? 日が傾き始めたら島の中心地ロングビーチに向かいましょう。海に面したレストランやビーチバーで、バンドの生演奏を聴きながらマレーシア料理やシーフードを召し上がってください。

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  • 10

    済州島

    ビーチ、自然、グルメが満喫できるすぐ近くの海外リゾート

    済州島
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    日本から直行便で約 2 時間、ソウルから 1 時間ちょっとでアクセスできる済州島は、日本からいちばん近い海外リゾートとして人気上昇中です。島の中央にそびえる漢拏山(ハルラサン)を中心に風光明媚な景勝地が点在し、豊かな自然とのんびりとした雰囲気が何よりも魅力的です。韓国のハワイとも呼ばれる済州島には、青い海と白い砂のコントラストが際立つ月汀里海水浴場や、空を茜色に染める夕日を見るために多くの人が訪れる狭才海水浴場など、家族連れにもカップルにも人気のビーチがいくつかあります。

    島内観光のおすすめは、究極のパワースポットとも呼ばれる 3 つの滝。天帝淵瀑布、天地淵瀑布、正房瀑布はいずれも島の南部に集中しているので滝巡りで自然のパワーをもらいましょう。朝日の名所として知られる巨大な岩山、城山日出峰や、世界最長レベルの洞窟、万丈窟など済州島には世界遺産スポットもあります。済州島に行ったら絶対食べたいのが地元で採れたアワビを使った料理です。お刺身から鍋物まで、様々な料理方で味わえます。

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