一度は行きたい日本国内のスキーリゾート10選

「白馬バレー」と呼ばれるエリアに 11 ものスキーリゾートが集まり、北アルプスの山々の絶景を望むゲレンデは抜群の雪質を誇ります。1998 年長野五輪の会場となった地で、思う存分スキー体験を楽しみましょう。白馬ジャンプ競技場など当時の施設も残され、思い出がよみがえります。スノーシュー、スノーラフティングなどのアクティビティーが充実し、小さなお子様が遊べる「キッズパーク」も。雪を満喫したあとは、温泉がお待ちかねです。6 つの源泉が湧き、白馬八方温泉、白馬塩の道温泉、白馬姫川温泉などの宿が利用できます。

岩手県八幡平に広がる安比高原のゲレンデは、世界中からのスキーヤーを魅了する圧倒的なスケール感が特徴です。全 21 コースあり、総滑走距離はなんと 4 万 5,000メートル超え。リフトも 13 基あり、初心者から上級者までウィンタースポーツを満喫できます。キッズスクールも充実し、そりやチュービングのエリアがある「雪遊びランド」では、スキーやスノーボードだけではない楽しみが広がります。宿泊も温泉付きホテルから民宿まで、さまざまなオプションがあり、グルメやショッピングなどアフタースキーの娯楽も豊富です。

1961 年にオープンした日本のスキーリゾートの草分け的存在。バブル期のスキーブームをけん引し、松任谷由実さんのライブやフジロック・フェスティバルの会場としても有名です。名物バーンとなっている大斜面ゲレンデからコブコースまでバラエティー豊かな 22 コースに加え、スノーパークも 2 カ所あり、初心者向けのパークはナイター営業も行っています。大人も子どもも楽しめるアクティビティーもいっぱい。ランニングバイクやスノーモービルの専用エリアも設けています。

北海道の大自然を生かし、3 つのピークに 37 コースをレイアウトした本格スキーリゾート。晴天で楽しむパウダースノーは格別です。ルスツリゾートそばの尻別岳の山頂までヘリコプターでアクセスし、ガイドと一緒に 1 日最大 6 本の滑走も可能。また、上級者向けパークが 2 カ所あり、ジャンプ台やレールなどを使ったフリーライドの場に。お子様向けにはクレヨンしんちゃんをテーマに遊び場やスクールが充実しています。アフタースキーの温泉やグルメも楽しみ。雄大な景観を生かした造りの宿泊施設もそろいます。

長野県北部、昔ながらに旅館が並ぶ野沢温泉郷近くにあり、歴史ある名湯とウィンタースポーツの両方が満喫できるロケーションが魅力です。ゲレンデは山頂から日本海が望め、最大斜度 39 度の急斜面を滑走できる上級者コースから、ゴンドラでアクセスできる初心者コースまで充実。上ノ平ゲレンデにあるスノーパークやハーフパイプには、多くのスノーボーダーが集まります。温泉街の宿に戻ったら、名物の外湯めぐりを楽しみながら、野沢菜漬けや温泉まんじゅうに舌鼓を打ちましょう。

「蝦夷富士」と親しまれる羊蹄山がシンボルとなっているニセコのスキー場は雪質の良さで知られ、世界各地から富裕層を中心に多くのスキーヤーが訪れる人気のリゾート地です。温泉も湧く山麓には外国人向けの高級ホテルやコンドミニアムが建ち並び、国際化が急速に進んでいます。ニセコにある 4 つのスキー場でまず体験したいのは、極上のパウダースノー。各スキー場を結ぶシャトルバスで移動しながら、それぞれ特徴のあるコースを満喫しましょう。スキーやスノーボード以外のスノーアクティビティーも充実します。

山形県と宮城県の県境に位置する蔵王連峰は、「スノーモンスター」こと樹氷の絶景で知られ、周辺には 8 つのスキーリゾートが広がります。特に東北最大級の蔵王温泉スキー場が人気を集めており、歴史ある蔵王温泉郷での観光も楽しめるとあって、シーズン中には多くの観光客が押し寄せます。スキーヤー憧れの上質のパウダースノーを満喫しながら、ロープウェイからは幻想的な樹氷を眺めましょう。夜にはライトアップされ、また違った表情を見せてくれます。

テレビドラマの名作「北の国から」の舞台として知られる富良野。ロケ地めぐりや市街地観光とともにウィンタースポーツを楽しめるスキーリゾートとして、人気を集めています。富良野スキー場のリフトは小学生以下無料、20歳も平日無料と、お得なプログラムを数々実施しているところもうれしいポイント。アフタースキーには、富良野温泉の湯で疲れも吹き飛びます。夏だけではない富良野の魅力を満喫しましょう。

日本の80 年代を象徴する映画「私をスキーに連れてって」の舞台となったことで知られるスキーリゾート。現在も焼額山スキー場にはロケ地めぐりに訪れるファンが後を絶ちません。東京ドーム 90 個分の広さに 18 カ所隣接し合うスキー場は、標高の高さからパウダースノーの見事な雪質で、大自然の絶景とともに多くのスキーヤーを魅了しています。また、周辺には温泉が 8 カ所湧き、ゲレンデでかいた汗を流すのに最適。地獄谷野猿公苑は温泉に入るサルの姿が見られるとして、外国人観光客にも好評です。

電車や高速道路で都心からのアクセス抜群の軽井沢は、初心者でも気軽に訪れることができるスキーリゾートのひとつ。近くの菅平エリアを含め、子どもや学生たちのゲレンデデビューの場として利用されています。バリエーション豊富なので、ファミリーはもちろん、中級者、上級者も好みのコースを選んで気持ち良く滑走できます。国内でも指折りの標高の高さから、パウダースノーの安定した雪質を長期にわたって楽しめると評判です。軽井沢の市街地でアフタースキーも満喫でき、温泉を利用できる宿泊施設も整います。