横浜の人気グルメエリア トップ 10

JR 桜木町駅から徒歩 5 分、昭和の雰囲気が漂う下町の飲み屋街「野毛」には、居酒屋を中心に約 600 軒もの飲食店がひしめき合います。店の前に行列ができる焼鳥屋でレバーやつくね、とり皮串を頬張れば、お酒が進みます。レトロな雰囲気漂う大衆居酒屋でもつ煮や刺身、キュウリの一本付けなど、定番の肴と日本酒やビール、ホッピーなどをグイっと 1 杯もたまりません。野毛にある「都橋商店街」には、60 軒もの小さな飲食店や飲み屋が軒を連ねています。各店自慢のワインやハイボール、クラフトビールなどさまざまなお酒を楽しみましょう。ディープな居酒屋が多い野毛ですが、お洒落なワインバーや魚介系のバルもあり、女性でも楽しめます。

「山下公園」は、昭和 5 年に開園した日本で最初の臨海公園です。横浜港に沿って約 700 m 続き、豪華客船「日本郵船氷川丸」や、海を行き交う船を眺められる散策スポットとして人気です。公園から通りを挟んで建つ「ホテルニューグランド」は、横浜名物の洋食グルメ、「スパゲッティナポリタン」の発祥の地。昭和 2 年開業当時の重厚な建物で、ハマッコの味、ナポリタンをぜひ味わってみましょう。山下公園から大さん橋を挟んで西にある「象の鼻パーク」は、開港 150 周年を記念して開園した公園で、海を臨む開放的な空間に芝生エリアが広がります。園内にある「象の鼻テラス」では、イベントが定期的に開催され、併設のカフェではテイクアウトが可能。天気のいい日は芝生やベンチに座ってピクニックを楽しむのも最高です。

横浜赤レンガ倉庫は、明治末期から大正初期にかけて造られたレンガ造りの倉庫を利用した商業施設です。横浜港に面して 1 号館と 2 号館が建ち、その間にあるイベント広場では、10 月に開催されるビールとドイツ料理を楽しめる祭典「オクトーバーフェスト」など、期間限定のイベントを開催しています。レストランやカフェがあるのは 2 号館で、3 階にレストラン各店では、シーフードやピザ、フレンチ創作料理、肉料理などを味わえ、3 月から 11 月まではバルコニー席から海の景色を一望できます。1 階には横浜名物の洋食を楽しめるお店やカフェがあり、「崎陽軒のシウマイ」もここで手に入ります。週末には広場でワゴンの移動店舗も行っており、目の前の海を眺めながらピクニック気分を味わえます。

横浜市の西区と中区にまたがり開発の進む臨海エリア「みなとみらい 21」には、景色を楽しめる最新グルメが満載。70 階建ての超高層ビル「横浜ランドマークタワー」には数多くの飲食店があり、特に横浜港とみなとみらいを一望できるレストランや、69 階の展望フロアにあるカフェは一押し。夜には光り輝くみなとみらいの夜景を望めます。「MARK IS (マークイズ) みなとみらい」はこの地区最大規模の商業施設で、レストランやカフェ、マルシェとグルメスポットが満載。5 階の菜園を併設した屋上庭園では、食に関するイベントを定期的に開催しています。その他にもみなとみらい 21 には、爽やかな海風を感じながら食事を楽しめるテラス席のあるお洒落なカフェやレストランが点在しています。

「港の見える丘公園」周辺の山手エリアは、外国人居留地としての歴史があり、フォトジェニックな洋館が立ち並び散策にぴったりのエリアです。公園からは眼下に広がる横浜港や横浜ベイブリッジを一望でき、園内の「イングリッシュローズの庭」では、バラを始め年間通して季節の花々が楽しめます。庭の裏手にある「山手 111 番館」は、大正 15 年 (1926 年) にアメリカ人の邸宅として建てられた、赤い瓦屋根と白い壁が美しい建物です。併設の喫茶コーナーでは、庭の花々を眺めながら、紅茶やケーキ、ビーフシチューなどを味わえます。その他にも公園周辺には、古き良き横浜のレトロな雰囲気漂う洋館が点在しています。素敵な一軒を見つけてカフェタイムを楽しんでみませんか。

アーティスト「ゆず」が路上ライブをしていた場所として有名な「伊勢佐木町」には、地元の人々に愛されている「伊勢佐木町商店街」があります。1 丁目から 7 丁目まで続く、全長 1.5 km の商店街には、明治、大正創業の老舗店舗が軒を連ねます。道幅も広く解放感溢れる散歩道としても人気。「関内駅」から徒歩 1 分、1 丁目と 2 丁目は特に「イセザキ・モール」と呼ばれています。「家系ラーメン」や「牛鍋」などの横浜名物から、海鮮丼やピザ、焼き鳥、蕎麦、パン、韓国料理、中華までなんでもあり。昔懐かしいカステラとプリンがいただける喫茶店から漫画やドラマにも登場した本格的なタイ料理店など、散歩を楽しみながら、お目当てのお店を探しましょう。

ビール好きなら、「一番搾り」の製造工程を見学してみませんか。京浜急行線「生麦駅」より徒歩 5 分、「キリンビール 横浜工場」では、出来立ての「キリン一番搾り生ビール」と「キリン一番搾り〈黒生〉」を試飲できる工場見学ツアーに参加できます。「午後の紅茶」や「キリンレモン」など人気のソフトドリンクも豊富に用意されているので、子供連れでも楽しめます。工場見学は無料で、事前予約が必要。工場の敷地内には明治の横浜を彷彿とさせるお洒落な建物でクラフトビールが味わえる酒場や、横浜ならではの洋食、バーベキュー、ジンギスカンとビールが楽しめるレストランもあります。

新幹線の停車駅、「新横浜駅」から徒歩 5 分にあるフードアミューズメントパーク「新横浜ラーメン博物館」。ここでは、北海道から九州まで日本全国のみならず、海外の有名ラーメン店の味まで楽しめます。1 階のギャラリーでは室町時代から現在までのラーメンの歴史を学べる展示や、ラーメンの具やスープをテイスティングできる体験コーナーも。地下フロアには駄菓子屋「夕焼け商店」もあり、ふ菓子やカレーせんべい、酢イカなど、10 円から楽しめる懐かしい駄菓子の定番が勢ぞろい。休日限定で販売している学校給食の定番「あげぱん」は、ラーメンの〆や、お土産、おやつに人気です。

横浜開港後に整備された道を外国人を乗せた馬車が行き交っていたことから、「馬車道」と呼ばれる通りと、みなとみらい線の「馬車道駅」周辺は、歴史を感じながらランチやカフェタイムを満喫できるエリアです。馬車道には、街路樹が並ぶレンガ敷きの歩道に、開港当時の面影を残す、イギリスからやってきたガス灯や重厚な歴史的建造物が立ち並びます。明治 37 年 建造の「神奈川県立歴史博物館」には、1 階に喫茶店があり、レトロな雰囲気が漂います。馬車道駅のすぐ近くには、昭和 4 年建築の旧第一銀行横浜支店の建物を移築、復元した「YCC ヨコハマ創造都市センター」があり、吹き抜けの開放的な空間にあるカフェでランチやお茶を楽しめます。

横浜に来たなら、日本最大の中華街に足を運ばなければ、横浜グルメの旅は終われません。朝はお粥専門店で、ほっこりお腹に優しい中華粥をいただき、中華街の散策をスタート。縁結びのパワースポット「媽祖廟 (まそびょう)」や、中華街の真ん中にある商売繁盛の神様を祭る「関帝廟 (かんていびょう)」などの見どころを巡りましょう。小腹がすいたら、焼き小籠包や肉まん、エッグタルトを食べ歩き。台湾茶で入れたタピオカドリンクで喉の渇きを潤しましょう。休憩がてらに占いの館で手相を占ってもらうのもいいですね。ディナーは回転テーブルを囲んで、激辛麻婆豆腐やプリプリの水餃子、小籠包や焼売などの点心をお腹いっぱいいただきましょう。