家族連れにおすすめの館山 9 スポット

館山城は、館山の町づくりの基礎を築いた戦国武将、里見氏の歴史を今に伝える城を模した博物館。滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』についての資料や展示も多くあり、ゆかりの地巡りをするファンにはうれしい必訪スポットです。

かつての城下町と湾を見渡す天守閣からの眺めは最高。梅や桜の花見の名所としても知られています。城を囲む広大な公園は散策にぴったりです。

波左間海水浴場は、波の穏やかな遠浅の海が続くファミリー向けのビーチ。海水の透明度が高く、さまざまな魚が見えるシュノーケルのポイントも多数あります。磯遊びができる岩場は、親子での自然観察に最適です。

車でもバスでも行きやすい便利なロケーションにあり、駐車場やトイレ、シャワー、更衣室などの設備も整います。夏以外の季節も、美しい景色を楽しみに訪れたい場所です。

沖ノ島は、地震などの影響で現在は陸続きとなっている小さな無人島。透明度の高い美しい海には、多くの種類の魚とウニやナマコなどの生き物が生息します。北岸には世界最北地域のサンゴ礁も。夏はシュノーケリングや海水浴を楽しむ家族連れでにぎわいます。

駐車スペースが周辺にいくつかあるので、車でも行きやすいでしょう。緑あふれる島を一周し、散策するのもおすすめ。見事なサンセットの光景は必見です。

館山ファミリーパークが、キャンプ場「RECAMP 館山」としてリニューアル (2021 年 7 月プレオープン、2022 年 3 月本格オープン)。広大な花畑が多くの観光客に親しまれてきた館山ファミリーパークの良さを引き継ぎながら、ビーチフロントの好ロケーションを生かしたキャンプ場へと変身を遂げています。

サーフィンの盛んな平砂浦ビーチとあわせて、アウトドアのレジャーを楽しみましょう。これからの館山の新名所となること請け合いです。

館山野鳥の森は、野鳥をテーマとした県立の森林レクリエーション施設。自然散策に最適な森では、バードウォッチングやハイキングが盛んです。隣接の安房神社とセットで訪れる観光客もたくさんいます。

入り口のふれあい野鳥館など、展示施設も充実。展望台やあずまやで休憩も取れます。春には美しい桜も楽しめます。親子でのんびりと森林浴に訪れてみてはいかがでしょうか。

大福寺は、真言宗智山派に属する寺院です。切り立った山の中腹にある観音堂では、地元で「崖観音」と親しまれる十一面観世音菩薩を拝めます。シニアや子供でも登れるので、ぜひ訪れてみましょう。建物内の天井画や欄間の十二支探しも名物です。

眼下には館山湾の美景が広がり、遠くには伊豆大島も。この景色を楽しむだけでも行く価値は十分にあるでしょう。御朱印も人気です。

大山千枚田は、1 万本の LED による冬のライトアップでも知られる南房総の観光名所。鴨川まで足を延ばしてでも訪れたい、インスタ映えポイントです。特に、田植え時期の水の張った棚田に青空が映り込む景観は圧巻です。

稲刈り前の時期もまた魅力的。訪れる時間帯によっても、朝焼け、青空、夕焼け、夜空と、全く異なる光景が広がります。都会ではなかなか目にできない里の営みに、日本の伝統と食の豊かさが感じられるはずです。

平砂浦海岸は、房総フラワーライン沿いに広がるビーチ。サーフポイントが有名で、波は高め。ファミリーで訪れるなら、砂浜の散策のあと、温泉旅館の「千里の風」で日帰り入浴を満喫するコースがおすすめです。

大自然の中、サンセットの美しさは格別。2021 年 7 月には館山ファミリーパーク跡地にキャンプ場がオープンし (RECAMP 館山)、新たな楽しみが増えました。

安房神社は、神武天皇即位の紀元前 660 年の創始と伝わる神社。金運を呼ぶパワースポットとして近年注目を浴び、日本 3 大金運神社の 1 つとして呼び声が高い人気の場所です。この神聖な空間にいるだけで清らかな心になるような、不思議なエネルギーに満ちあふれているのがわかるでしょう。

参道は桜の名所でもあり、見頃を迎える季節には多くの花見客でにぎわいます。観光の際は、隣接する野鳥をテーマとした県立の森林レクリエーション施設「館山野鳥の森」とあわせて訪れてみましょう。