家族連れにおすすめの白浜 10 スポット

白良浜 (しららはま) 海水浴場は、家族みんなで楽しめる人気のビーチ。関西圏屈指の美しさで知られ、ハワイ、ホノルルのワイキキビーチと姉妹浜でもあります。

620 メートルほど遠浅の浜が続き、子供たちが遊ぶにも安心。白く輝く砂は 90% のケイ酸を含む石英砂 (せきえいしゃ) で、さらさらの感触がたまりません。花火大会など夏のイベントが、リゾート気分をさらに盛り上げます。

白浜エネルギーランド、通称「エネラン」は、体を動かしたり映像を見たりしながらエネルギーと恐竜について学べる、体験型のテーマパーク。ノスタルジーを感じる展示やアトラクションには、大人も興味津々です。

写真映えするトリックアートやアスレチック、迷路は、若者世代にも大ウケ。多彩なフォトスポットも用意されており、世代を超えてファミリー層に親しまれています。

とれとれ市場南紀白浜は、今や白浜観光にはマストと言えるスポット。場内には魅力あふれるご当地グルメが所狭しと並び、立ち寄ったら手ぶらでは帰れません。新鮮な魚介はその場で食べられ、お土産やギフトとして保冷専用の宅配便も利用できます。

家族連れに人気なのはフードコートやバーベキュー。見るからにおいしそうな総菜やスイーツは、持ち帰って海水浴場や公園でのピクニック、ホテルの部屋で楽しむのも良いでしょう。

白浜海中展望塔 (コーラルプリンセス) は、「ホテルシーモア」の沖合に位置する昔ながらの観光施設。丸窓をのぞくと、ガラスを隔てて海を泳ぐ魚が自然の状態で観察でき、小さな子供たちは大興奮です。

ここから見られるのは、チヌやグレ、タイ、フグなど白浜近海の魚。天候や波の変化で視界が悪くなる可能性もあるため、事前に確認してから入館しましょう。大人にとっては、昭和レトロな建物が郷愁を誘う場所でもあります。

平草原公園は、ソメイヨシノ 2,000 本が植わる桜の名所。春には多くの花見客でにぎわい、「桜まつり」も開催されます。桜のほかにもスイセンやアジサイなど、四季折々のたくさんの花が植えられています。

花だけではありません。高台に位置しているため、西に紀伊水道、南に吉野熊野国立公園、東に熊野三千六百峰までを見渡せ、展望は抜群。入園、駐車無料というのもうれしいポイントです。訪れるたびに、家族の素晴らしい思い出が作れることでしょう。

えびね温泉は、日置川が流れる山間ののどかな場所にある秘湯。南紀田辺 IC から車で 50 分と、中心地から少し離れているにもかかわらず、多くの観光客が訪れます。露天風呂はありませんが、屋内の大浴場からの展望は素晴らしいと評判です。

源泉かけ流しの湯は、独特の匂いとぬるっとした肌触りが特徴的で、持ち帰りも可能。食堂のうどんも、名湯とともに堪能しましょう。

南方熊楠記念館は、「粘菌学の父」と呼ばれた南方熊楠 (みなかたくまぐす) を記念して建てられたミュージアム。伝説の偉人の生涯を紹介する展示室には貴重な採集標本なども並び、親子の好奇心を満たしてくれるはずです。

モダンなエントランスが目を引く建物には屋上展望デッキがあり、遠く四国までを見渡せます。近くの番所山公園にもぜひ立ち寄ってみましょう。

ビーチのイメージが強い白浜に別の魅力を与えているのが、のどかな山間を流れる日置川です。子供たちの川遊びにはまさに最高のロケーション。カヌーや SUP など、自然の中でのアクティビティーを家族で楽しみましょう。

周辺のキャンプ場に泊まれば、満天の星空に心洗われる思いがすることでしょう。川辺の景色を風呂から堪能できる「えびね温泉」もぜひ利用してみてください。