那覇のベスト観光スポット 10 選

国際通りは、那覇市中心部を通る約 1.5 km のメイン ショッピング ストリートです。たくさんの店舗が建ち並び、沖縄のお菓子やシーサー (琉球の守護獣) から伝統衣装やアニメグッズまでありとあらゆるものが販売されています。

高級ブランドと観光客向けのブティックが混在しているため、この通りではさまざまな層の買い物客を目にすることができます。晴れた日の国際通りは、ドリンクや行き交う人を眺めて楽しむのにぴったりのエリアです。国際通りにはカラフルなストリート アートがたくさんあり、沖縄の伝統音楽の生演奏も聞くことができます。

琉球王国の 3 つの陵墓の 1 つである玉陵 (たまうどぅん) には、17 人の王とその妻子の遺骨が安置されています。この 16 世紀建造の霊廟を歩くと、龍や鳳凰とともに、悪霊から墓を守るシーサー (守護獣) の彫刻があることに気付くでしょう。展示について詳しく知りたい場合は、音声ガイド (英語にも対応) も利用できます。

墓は遺物を保護するために封印されていますが、券売所の地下にある博物館で、墓室内部のレプリカを見ることができます。また、沖縄の骨壷などの当時の遺物、歴史文書、琉球王国の最後の皇太子である尚典の葬儀の写真も展示されています。

壺屋地区では 17 世紀から沖縄独特の陶器の生産が盛んです。この地区の店は、お土産にぴったりの上質な陶器を生産しています。地元工芸品について学びたい人向けに、陶芸教室を開催している店もあります。大通りの突き当たりにある壺屋焼物博物館では、日本各地の古陶磁が展示されています。

壺屋地区では、マグカップ、鉢、水差し、シーサーなど、多数の美しい工芸品が販売されています。沖縄では、ドアの前に一対のシーサーを置くことで悪霊を追い払ってくれるとされています。陶器店が並ぶ中には、コーヒーとデザートを楽しめる落ち着いた雰囲気のカフェもあります。

波上宮 (みのうえぐう) は海に面した崖の上に鎮座し、もともとは漁師や船乗りが航海の安全を祈願する場所でした。創建時からそびえ立つ壮大な鳥居も、この神社の美しい伝統的建造物の 1 つです。崖の上にあるため、神社からは湾を一望できます。

神社の外の屋台では、健康祈願や開運祈願のお守りや縁起物を販売しています。緑豊かな敷地と近隣の旭ヶ丘公園も散策にぴったりです。静かな空間で沖縄文化に浸ることができます。

識名園は、18 世紀に建造され、琉球国王の別邸として使われていました。シンプルな木造の宮殿の周りに、広大な芝生と美しく手入れされた庭園があります。宮殿は、訪問者が庭園に面した風通しの良い部屋を散策できるように開放されています。

宮殿の中央には鯉のいる池があり、2 本の湾曲した石橋を渡ることができます。識名園には伝統的な桜の木がたくさんあり、サゴヤシやリュウキュウマツなど沖縄固有種の植物も見られます。暑い日に訪れたときは、中国風の東屋 (あずまや) がよい日陰になります。

沖縄のような熱帯の島には、たくさんのビーチがあります。那覇市のビーチは主要道路が非常に近くにあるので、車の音が気になるという問題があります。代わりに、豊崎のオリオン ECO 美ら SUN ビーチへ向かうのがおすすめです。タクシーで 20 分、バスで 35 分の場所にあります。

柔らかな白砂が続くこの長い海岸に沿うように日よけの東屋 (あずまや) が建ち並び、海は見事なターコイズブルーです。この人工ビーチでは地元の人がよくサッカーやバレーボールを楽しんでいます。近くの豊崎海浜公園には、子供向けのアクティビティもたくさんあります。しかし何と言っても、美ら SUN ビーチの美しい景色を写真に収めるために多くの人が訪れています。

那覇市にある沖縄県立博物館・美術館では、沖縄の歴史と文化を知ることができます。地元の魚やサンゴでいっぱいのガラスの床を横切ると、博物館の自然史セクションがあります。展示されている歴史的遺物は 3,000 年前までさかのぼります。沖縄を象徴する首里城の中にかつて吊るされていた巨大な鐘は必見です。

美術館には、沖縄や海外の著名な芸術家の傑作が展示されています。展示について詳しく知りたい場合は、音声ガイド（英語にも対応）も利用できます。沖縄県立博物館・美術館には、体験室や講堂での講演会、土産物店、沖縄ならではの料理が楽しめるカフェもあります。

第一牧志公設市場は、長い歴史を持つ生鮮市場であり、鮮魚屋、八百屋、おもちゃ屋、地元工芸品屋など約 200 の店舗が入っています。豚足、イラブー、ヘチマ、ゴーヤといった沖縄独特の食材に出会うことができ、興味があれば通常は無料で試食させてもらえます。

現地ならではの食べ物をお土産に買うなら、ぜひ第一牧志公設市場でご当地の調味料やお惣菜、お菓子などを購入してみてはいかがでしょう。ランチにもぴったりの場所です。市場で新鮮な魚介類を購入し、2 階の飲食店で好きなように調理してもらうことができます。

日本全国でよく食べられている蕎麦は蕎麦粉を使用していて細麺であるのに対し、沖縄そばは蕎麦粉を使わない太麺で、海藻のダシを使って紅ショウガが添えられているのが特徴です。豚バラ肉、ネギ、揚げかまぼこなどをトッピングするのが一般的です。

那覇市内では高価格帯のお店でも穴場のお店でも沖縄そばが提供されています。国際通りにあるどらえもんに行けば間違いないでしょう。伝統的なそばにジューシーな豚肉とご飯が付いてきます。亀かめそばは店の外観は普通ですが、店内は看板料理を楽しむ地元の人々でにぎわっています。伝統的なそばを体験したいなら、楚辺そばを訪れてみてください。この伝統的な沖縄の家屋には、普通のテーブルと椅子ではなく畳が敷かれています。

牧志は那覇市の中心部にある賑やかな地区です。居酒屋やナイトクラブ、生演奏を楽しめるスポットがあり、充実した夜を過ごせます。カクテルバー、クラフトビールを味わえる居酒屋や、ボードゲーム、ビリヤード、ダーツで遊べるおしゃれなバーもあります。お店を選んで入ったら、泡盛 (米の蒸留酒) を試してみましょう。ハブ酒も要チェックです。中には瓶にハブが入ったままのハブ酒もあります。

伝統的な沖縄の居酒屋に立ち寄ってみましょう。一部の店では、地元の人が沖縄の伝統音楽を演奏しています。国際通り商店街にある小料理 小桜とじんじんは要チェックです。