リーズナブルに楽しめる札幌観光スポット トップ 10

北海道最大の神社「北海道神宮」は、入場無料で気軽に散策でき、隣接する円山公園と併せて立ち寄りたい観光スポットです。地下鉄東西線の「円山公園駅」から歩いて 15 分ほど、鳥居をくぐり真っ直ぐ伸びる表参道を進みましょう。5 月上旬に訪れれば、両脇に立ち並ぶ桜のお花見も同時に楽しめます。神門をくぐり本殿へ向かいましょう。境内では愛らしいエゾリスが走り回る姿や、キツツキやアカゲラなどの野鳥を見かけることも。毎年 6 月に開かれる「札幌まつり」は 100 年以上の歴史があり、明治や大正に作られた華やかな山車や神輿が、太鼓の拍子に乗せて市内を練り歩きます。境内では、大道芸や雅楽、露店なども楽しめます。

大倉山ジャンプ競技場にある「札幌オリンピックミュージアム」で、オリンピックの歴史と感動を体験してみませんか。1 階には、6 種目のウィンタースポーツの体験ブースがあります。大型映像スクリーンを前にして迫力のスキージャンプの疑似体験や、実物大のボブスレーに乗り込み時速 130 km を体感してみましょう。アイスホッケーのゴールキーパーになり切ったり、スピードスケートのトレーニングをしてみたり。「ウインタースポーツシアター」や「パノラマシアター」では、ダイナミックな競技映像や感動のドラマを楽しめます。日本のオリンピック選手が実際に競技に使用した用具を、間近で見られる貴重な展示も。大人 600 円、中学生以下は無料で入場可能。

札幌駅周辺地区と大通り地区を地下で結ぶ約 520 m の歩行空間なら、雪に覆われる冬でも快適に街巡りを楽しめます。3 カ所あるイベントスペース「交差点広場」では、地域おこしの物産展や商業プロモーション、音楽ライブなど無料のイベントが目白押し。壁面には大型スクリーンが設置され、スポーツの試合観戦などに活用されています。「憩いの空間」では、写真展やアート作品展などが随時行われています。途中足を止めて、無料の休憩場所「敷島ガーデン」でひと休み。パン屋やコンビニもあり、周辺のテーブルや椅子で気軽に食事も可能です。4 番出口は赤レンガ庁舎へ、9 番出口は札幌市時計台、13 番出口は大通り公園と、札幌の観光スポット巡りに活用しましょう。

1970 年に藻岩山と円山に隣接した高台に作られた自然豊かな公園。標高 137.5 m の展望台からは、札幌の街並みや石狩平野、日本海を一望できます。「学びの森」にはエゾハンノキやエゾマツ、キタコブシなど道内で見られる代表的な木々が生い茂ります。野鳥を探して「森の散策路」を散歩してみましょう。遊具や吊り橋、ちびっこ広場もあり、子供連れの週末レジャーにも最適です。ピクニック広場でお弁当を広げて、壮大な風景を楽しみながらのピクニックはいかがでしょう。春には桜、夏には噴水、冬には斜面でソリ滑りと 1 年を通じて楽しめて、夜景スポットとしても人気です。

2002 年にオープンした「千歳鶴酒ミュージアム」では、入場料無料で日本酒の歴史や試飲が楽しめます。「千歳鶴」は、新十津川町で採れた米「吟風」と、地下 150 m を流れる豊平川の伏流水を使用して作られた、札幌の地酒です。ミュージアムの天井には、明治中期の味噌醤油蔵の古材を使用。酒づくり資料展示コーナーには、実際に使われていた仕込み桶や醸造日誌、PR ポスターが並びます。試飲カウンターでは、清酒やリキュール、甘酒など、さまざまなお酒の味と香りを飲み比べ。お気に入りが見つかったら、直売店コーナーでお土産を購入しましょう。館内には仕込み水を飲めるコーナーもあります。

夏の「北海道シリーズ」が開催される札幌競馬場は、競馬の観戦だけでなく休日をリーズナブルに過ごせる場所としても人気です。場内の「ターフパーク」では、親子バギーでサーキットを走ったり、ミニチュアホースとふれあったり、馬車に試乗したりと、大人も子供も楽しめます。子供が喜ぶキャラクターショーや、乗馬体験、芝コースを歩くイベントなど、競馬場を満喫できる臨時イベントは、ホームページで詳細をチェックしましょう。競馬の開催日には混雑するので公共交通機関でのアクセスがおすすめ。JR「桑園駅」から徒歩約 10 分、地下鉄東西線「二十四軒駅」から約 15 分です。

札幌市白石区の札幌コンベンションセンターから JR 北広島駅まで続く自転車と歩行者の専用道路で、サイクリングやウォーキングを楽しんでみませんか。途中の並木道には、120 本もの関山桜が立ち並び、桜の名所としても有名。5 月頃にはライラックの紫色の花々が沿道に咲き乱れます。道中には公園が数ヵ所あり、夏の水遊びを楽しむ子供たちの姿も。秋には、白樺並木の紅葉を楽しみましょう。歩き疲れたら、途中の「あずまや」でひと休み。厚別川に架かる「虹色の橋」は、白石区と厚別区を繋いでいます。厚別区間は「陽だまりロード」、北広島市区間は「エルフィンロード」と呼ばれ、3 つ合わせると全長 18.5 km のサイクリングコースになり、信号で停まることなくノンストップで走れます。

北海道の恵みをお腹いっぱいリーズナブルに楽しみたいなら、「道産彩食ハグ」で決まり。飲食店街「HUG イート」では、お手ごろ価格でランチを楽しめます。厚岸産のカキや、ホッケにサンマなど北海道の海の幸や、道産鶏肉の焼き鳥、ジューシーな豚丼など、北海道の美味しい食材を味わえる 7 店舗が集結。夜は居酒屋として賑わいます。「HUG マート」には、道内各地の特産品が毎日入荷し店先に並びます。旬の新鮮野菜や、道産小麦を使った天然酵母パン、ハチミツにヨーグルト、道産肉のハムやソーセージなどの加工品、海産物にオーガニックのお米まで多彩な品ぞろえ。お店で荷造りして郵送もできるので、遠方のご家族や友人に北海道の味覚をプレゼントするのもいいですね。

温泉旅館に泊まらなくても、日帰り入浴でリーズナブルに天然温泉を楽しみましょう。「森林公園温泉 きよら」の「モール温泉」は、ドイツや北海道の一部でしか楽しめない珍しい茶褐色の温泉です。神経痛や関節痛、疲労回復などに効き、入ればお肌はしっとり。内風呂と露天風呂共に源泉かけ流しを楽しめて、サウナも完備しています。ちょっと贅沢にゆったりしたいなら、家族風呂を利用するのもいいでしょう。浴室内にはシャンプーやボディーソープの備え付けもあり、バスタオルはレンタル可能。手ぶらでふらっと立ち寄れるのも魅力です。

豊平川を背にして立つ、アイヌ民族の歴史や文化、生活を学べる施設です。建物に入ると木彫りのモニュメントがお出迎え。ストリートギャラリーには、アイヌの伝承作品やモダンな芸術作品が並びます。情報コーナーでは、約 500 冊のアイヌ文化に関する書籍や絵本を自由に閲覧可能。展示室では、アイヌの伝統衣装や民具など約 300 点が展示されており、実際に手に取り触れます。屋外にはアイヌ民族が昔住んでいた家屋や子熊の飼育檻が再現されており、交易や漁に使用されていた全長約 15 m の外洋船の復元も展示しています。施設のすぐ近くには、小金湯温泉の日帰り入浴が楽しめる施設が 2 軒あり、併せて訪れたいですね。