名古屋市内には、無料や格安で観光できる見どころがたくさん。「トヨタ産業技術記念館」は学校の長期休暇中は小学生無料と嬉しいサービスも。市内の移動は、名古屋市が運営する「なごや観光ルートバス・メーグル」を活用して、「名古屋城」や「名古屋市市政資料館」、「四間道散策」などの歴史ある市内の見どころを巡りましょう。「でんきの科学館」や「名古屋市科学館」を訪れれば、きっと科学への興味が深まるはず。そんなお手ごろ価格で楽しめる名古屋市内の見どころをご紹介します。
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でんきの科学館
- 格安
- 家族
- グループ
「でんきの科学館」は中部電力が運営する無料の施設で、子どもとのおでかけにぴったり。見るだけでなく「体験できる実験」を通して科学を学ぶことができます。350 インチの大画面がある 3 階の「オームシアター」では、さまざまなゲームやクイズに挑戦。4 階の「ふしぎの国」では、見る・聞く・触る・体感するなどの感覚を通して、思わず自分の目や耳を疑ってしまうような不思議が集結。入場無料なのに半日遊べてしまう充実した展示物はお得感満載です。シアターや実験の時間帯をウェブサイトで確認してから向かいましょう。アクセスは地下鉄東山線・鶴舞線の伏見駅下車徒歩 2 分。
所在地 : 名古屋市中区栄 2-2-5
営業時間 : 9:30 ~ 17:00 月曜休 (祝日・振替休日の場合は翌日)、第 3 金曜休 (8 月は除く)、年末年始休 (12 月 29 日 ~ 1 月 3 日)
地図 - 2
名古屋市科学館
- 格安
- 家族
- グループ
名古屋市観光随一の人気スポットである「名古屋市科学館」は、ドーム内径 35m という世界一の大きさと映像クオリティを誇る「プラネタリウム」が目玉。展示室とプラネタリウムの観覧料 (当日) は大人 800 円、中学生以下は無料とコストパフォーマンスの高さも人気を後押ししています。当日券は朝 9:30 から終日すべての閲覧券を一斉に売り出すので、朝早く足を運んで券を確保しましょう。待ち時間には、家族連れなら徒歩圏内にある無料の「でんきの科学館」、大人のおでかけなら「名古屋市美術館」や「白川公園」で時間を有意義に使うのがおすすめです。アクセスは地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅下車徒歩 5 分です。
所在地 : 名古屋市中区栄 2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園内
営業時間 : 9:30 ~ 17:00 (入館は 16:30 まで) 月曜 (祝日の場合は翌平日休館)、 第 3 金曜日休 (祝日の場合は開館し、第 4 金曜日を休館)、 年末年始休 (12 月 29 日から 1 月 3 日) その他臨時開館、休館日がありますので、ウェブサイトでご確認ください。
地図 - 3
小幡緑地
- 格安
- 家族
- グループ
「小幡緑地 (おばたりょくち)」は、本園・西園・東園・中央園と 4 つの園を有す広大な緑地です。入場は無料で、林の中に木で作られた「木の道」を散策したり、ホタルの鑑賞会も開催される「渓流広場」で水辺の植物や魚の観察したりと、自然を満喫できる場所。また遊具のある児童広場やテニスコート、野球場なども併設しています。お弁当を持参してのピクニックにもぴったり。敷地が広大なので、4 つある園のどこに行くかで最寄駅が変わります。本園なら地下鉄名城線「大曾根駅」から「ゆとりーとライン」に乗り換えて、「小幡緑地駅」下車後徒歩 3 分です。広大な駐車場があるの車でのアクセスもおすすめ。
所在地 : 名古屋市守山区大字牛牧字中山 1632-1
営業時間 : 年中無休
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トヨタ産業技術記念館
- 格安
- 家族
- 1 人旅
名古屋といえば世界のトヨタ。「トヨタ産業技術記念館」は近代化産業遺産に認定されているミュージアムです。トヨタグループの共同事業として、創業者の豊田佐吉が明治 44 年に織機の研究開発のために創設した、歴史ある赤レンガの試験工場の建物を利用して建設されています。入場料は大人 500 円、中高生 300 円、小学生 200 円とお財布に優しい値段設定の上、長期休暇期間中は小学生入場無料。中でも圧巻なのは延べ 7,900 平方メートルの体育館のような展示スペースに、自動車工場がまるごと入ったような「自動車館」。時代を代表する懐かしいトヨタ車や 1930 年代の車づくりを見ることができます。わくわく体験コーナーでは、クルマを作る時に使う加工器でストラップやプルバックカーを作ることができます。アクセスは名古屋駅から出ている「なごや観光ルートバス・メーグル」で「トヨタ産業技術記念館」下車すぐです。
所在地 : 名古屋市西区則武新町 4-1-35
営業時間 : 9:30 ~ 17:00 (入場は閉館の 30 分前まで) 月曜休、年末年始休
地図 - 5
アサヒビール名古屋工場
- 格安
- グループ
- 1 人旅
「アサヒビール名古屋工場」では、人気商品の「アサヒスーパードライ」や「アサヒスーパードライ ドライブラック」などを試飲できる予約制の無料工場見学を開催しています。所要時間は 75 分。まずビール酵母を加えて熟成を行う巨大な屋外タンクを間近で見るところからスタート。原料のホップに触れ、仕込室の窯などを見学したあと、広々としたゲストホールでできたての生ビールを試飲します。試飲はタンブラーで 1 人 3 杯まで。見学後はギフトショップでノベルティグッズや食品など、工場ならではの商品を購入可能です。お申込みはウェブサイトもしくはお電話で。アクセスは JR 中央本線新守山駅下車徒歩 15 分です。
所在地 : 名古屋市守山区西川原町 318
営業時間 : 9:30 ~ 15:00 予約制
地図 - 6
四間道散策
- グループ
- 歴史
- 1 人旅
なごや観光ルートバス「メーグル」も停車する「四間道 (しけみち)」は、元禄 13 年 (1700 年) の大火の後、防火目的と商業活動のため道幅を広げたことからその名がついた場所です。名古屋にほど近い堀川沿いにあり、石垣の上に土蔵や町屋が立ち並ぶ通りで、散策するだけで風情があります。まるで江戸時代に入り込んだような街並みには、古民家や蔵をリノベーションしたカフェやレストランも多く、ゆっくりと過ごすことができます。1 本東にある美濃路には、豪商・川伊藤屋の 40 m も続く町屋があるので、こちらにも立ち寄ってみましょう。南の入口には浅間神社があり、樹齢 300 年を超える樹木が心地よい木陰を作っています。
所在地 : 名古屋市西区那古野 1-36-36
営業時間 : 年中無休
地図 - 7
白鳥庭園
- グループ
- 1 人旅
中部地方最大級の広大な日本庭園「白鳥庭園」。築山を御嶽山に見立て、山の麓を流れて渓谷へと下る木曽川の風景を描写している庭園は、都市にいながら深山幽谷の雰囲気に浸れる場所です。入園料は大人 300 円、中学生以下は無料とお財布に優しい設定。庭園内を巡る無料のガイドツアーに参加して見どころをくまなくチェックしましょう。この庭園では毎月第 3 水曜日に「白鳥寄席」として地元で活躍する講談、落語家などが無料で寄席を行っています。また庭園内のカフェ「汐入の庭」では生菓子とお抹茶のセットをいただくことができ、お茶は注文が入ってからで点ててくれます。アクセスは地名城線・神宮西駅下車、徒歩 5 分です。
所在地 : 名古屋市熱田区熱田西町 2-5
営業時間 : 9:00 ~ 17:00 (入園 16:30 まで) 月曜休、年末年始 (12 月 29 日 ~ 1 月 3 日)休
地図 - 8
名古屋城
- グループ
- 歴史
- 1 人旅
名古屋の象徴でもある「名古屋城」。有名な金のしゃちほこを外から眺めるだけでも見ごたえがありますが、名古屋に来たならぜひ、日本の城郭建築の最高峰とも言われるお城の中を見学してみましょう。観覧料は大人 500 円、中学生以下無料とリーズナブルです。アクセスは 1 日乗車券 600 円で乗り降り自由のなごや観光ルートバス「メーグル」が便利。城の目の前に停車してくれます。見どころは 10 年間の補修工事を終えてきらびやかさを取り戻した本丸御殿。金箔が張りめぐらされた絢爛豪華さは圧巻です。1 日に数回無料のガイドツアーが催行されおり、時には忍者や武将などがアトラクションとして登場することも。大人も子どもも楽しめる歴史的建造物です。
所在地 : 名古屋市中区本丸 1-1
営業時間 : 9:00 ~ 16:30 (ただし、本丸御殿、西南隅櫓への入場は 16:00 まで) 12 月 29 日 ~ 31 日、1 月 1 日 (4 日間) 休
地図 - 9
名古屋市市政資料館
- グループ
- 歴史
- 1 人旅
なごや観光ルートバス「メーグル」のルートにも入っているのが「名古屋市市政資料館」。大正 11 年 (1922 年) に名古屋控訴院として建造された建物で、重要文化財に指定されています。赤いレンガと白い花崗岩に、スレートの黒を組み合わせた華やかなネオ・バロック様式が見事で、特に中央階段室の荘厳な雰囲気は圧巻です。利用料金は無料で、アクセスは「メーグル」の市政資料館南バス停下車徒歩 5 分か、地下鉄名城線市役所駅下車徒歩 8 分。資料館周辺は「文化のみち」と名付けられている歴史的遺産が多いエリアです。名古屋城はもちろんのこと、能の歴史や魅力を継承する「名古屋能楽堂」なども併せて立ち寄りたいですね。
所在地 : 名古屋市東区白壁 1-3
営業時間 : 9:00 ~ 17:00 月曜休 (祝日の場合は直後の平日)、第 3 木曜休 (休日の場合は第 4 木曜日)、12 月 29 日 ~ 1 月 3 日休
地図 - 10
文化のみち二葉館
- グループ
- 歴史
- 1 人旅
2,000 坪を超える広大な敷地を誇る大正時代の建物「文化のみち二葉館」。日本の女優第 1 号と言われる川上貞奴と、電力王と呼ばれた福沢桃介が暮らしていた和洋折衷の建物を移築・復元したものです。当時のステンドグラスや照明器具なども展示されており、そのフォトジェニックな内装も魅力。貞奴と桃介の逸話は、NHK 大河ドラマ『春の波濤 (はとう)』でご存知の方も多いでしょう。大正ロマンに興味がある人は必見です。入館料は大人 200 円、中学生以下無料。アクセスはなごや観光バス「メーグル」で「文化のみち双葉館」下車すぐです。
所在地 : 名古屋市東区橦木町 3-23
営業時間 : 10:00 ~ 17:00 月曜休 (祝日の場合は直後の平日)
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