ニューヨークのおすすめレストラン 10 店

「ル ベルナルディン」は、タイムズ スクエアにほど近いエクイタブル ビルで 1980 年代中頃に創業以来、ニューヨーク市の洗練されたフランス料理店として確固たる地位を築いています。現在は、テレビ番組『トップ・シェフ』のゲスト審査員としても知られる有名シェフがオーナーを務めており、フランスの伝統的な魚介料理にアジアンテイストを加えるなど、伝統にとらわれない国際色豊かなメニューを打ち出すことで、一般客だけでなく批評家をもうならせる、息の長い大人気店であり続けています。

テーブル数わずか 32 卓と店内スペースは決して広くないため、予約は欠かせません。ランチとディナーの営業となっています。テイスティング メニューからいくつかピックアップしてもいいですが、やはりおすすめは豊富に取りそろえられたシーフード料理でしょう。充実したワインリストからお好みのものを組み合わせてはいかがでしょうか。

「ザ モダン」は、ニューヨーク近代美術館 (MoMA) のスカルプチャー ガーデンを鑑賞しながら食事ができる、ミシュランの星も獲得したレストラン。フランスやアメリカの伝統料理を現代風に仕上げたメニューを楽しめます。キッチン越しのテーブルを予約すれば、全 4 品のコースメニューや全 8 品のおまかせメニューを、シェフが丹精込めて調理している様子を眺めることができます。特製料理を気軽にアラカルトで楽しみたいなら、「ザ バー ルーム」がおすすめです。

「ザ モダン」の店員は料理やワインの知識が豊富であることで知られ、ベストな組み合わせを申し分のないテーブルサービスで提案してくれます。

グラマシー タバーンは、産地直送の食材と温かいサービスにこだわった、ニューヨークの素晴らしいレストランです。店内ではシーフード料理やグリルバーガーが味わえ、前菜やデザートの種類も豊富です。ぜい沢な空間で旬のメニューをあれこれ楽しみたい方には、エレガントな個室で振る舞われるテイスティング メニューがおすすめ。

地元で採れた食材を活かしたアメリカ料理を堪能でき、ラム肉のラビオリや、リンゴ、かぼちゃ、マッシュルームを添えた鴨のローストなどが人気メニューです。

キーンズ ステーキハウスの看板メニューといえばやはり、1885 年から提供されているポーターハウス ステーキとマトンチョップでしょう。真っ白なテーブルクロスと濃い木目調の壁、明るすぎないライティングの店内は往古の面影を忍ばせ、天井に並べられたいくつものチャーチワーデンはその昔、パイプを片手にゆっくりと昼食を味わっていた、あるいはスコッチやマティーニをたしなんでいた殿方たちを物語っています。

キーンズ ステーキハウスでは肉料理のほかにロブスターなどの魚介料理やグリルバーガーも楽しめ、前菜とデザートのメニューも豊富です。ニューヨークを代表するこのレストランは満席であることが多く、来店前の予約をおすすめします。

コントラは、ニューヨークのロウアー イースト サイドにある新しいアメリカンレストランで、独創的なセットメニューや自然派ワインの数々を提供しています。簡素な雰囲気ながら活気があり、市内でもお得に食事を楽しめるレストランです。

キジの脚、うなぎの燻製、アンコウなどは、コントラの四季折々のメニューの中でも特におすすめ。軽食やカジュアルな食事をお探しなら、コントラと同じオーナーの系列店で、コントラから数軒先にある「ワイルドエア」に行ってみましょう。

タイムアウト マーケットは、ニューヨークの厳選シェフたちの店がブルックリンのダンボ地区に集結した巨大なフードホールです。情報誌『タイムアウト』を発行する出版社の厳しい目が選んだレストラン 21 店舗、バー 3 店舗のほか、デモキッチンが約 2,200 平方メートルの敷地内に集まっています。

ここでは、ジェイコブズ ピクルス、ミスター タナカ ラーメン、ザ マイグラント キッチン、クリントン ストリート ベイキング カンパニーといった有名レストランの食事を堪能できます。また、音楽のライブショーやイベントなども年間を通じて開催されています。

ジョンズ オブ ブリーカー ストリートはニューヨークの老舗ピッツェリアで、レンガ窯で焼いたおいしいピザを 1929 年から提供し続けています。このウエストビレッジの人気店は、「ジミー ガンビーノ」(ソーセージ、バジル、ペッパー) や「ザ フィフティ」(ミートボール、ペパロニ、ソーセージ) などの薄焼きピザを求めて立ち寄るのにぴったりのスポット。

ピザはカットで注文でき、前菜、サンドウィッチ、パスタ、サラダなどをお好みで組み合わせることができます。クラフトビールもパイントやピッチャーで提供しています。

ランダッツォズ クラム バーは、ブルックリンのシープスヘッド ベイでシーフードを提供する家族経営の人気レストラン。惜しみなく盛られたイタリアンシーフードとアメリカンシーフードをたっぷりと堪能できます。貝料理目当ての客が多いですが、イカのフライやロブスター、クラブケーキ サンドイッチも外せないメニューです。

ランダッツォの看板的存在である中辛から辛口までのトマトソースが効いたシーフード料理を、必ず一品は注文してください。このソースを味わうためにわざわざやってくる通もいるほどです。

アトボーイはグラマシーにある韓国料理店で、好奇心旺盛な食事客に冒険的な韓国料理を楽しんでもらおうと、ある夫婦が立ち上げました。5 品のセットメニューには、ナスのズワイガニとトマト煮込みや、ビート、黒大根、ピーカンを添えた鴨肉などのバンチャン (韓国のおかず) が美しく並びます。

アトボーイには共用テーブルやシェア用のお皿がたくさんあるので、グループにおすすめ。大人数で行けば、メニューにあるすべての料理を食べてみることができます。

プリンス ストリートにあるラウルズは、1970 年代にアルザス出身の兄弟が開業したフレンチレストランです。オープン以来、ソーホーを象徴するダイニングスポットであり続けています。ステーク オ ポアブルやマグレ (鴨の胸肉) など、伝統的なフランス料理が楽しめます。

白黒の革張りのブース席と、壁一面のヌードの絵。ラウルズの店内には、1970 年代、1980 年代を彷彿とさせる光景が広がっています。1975 年に別のレストランからこの場を譲り受けたときに手に入れた椅子の多くは、「初期の頃の乱闘で破壊されたもの」を除いて、今も残っています。