台北のおすすめ夜遊びスポット 10 か所

台北ではここ数年、クラフトビールの人気が高まっています。数多くの小規模なビール醸造所が誕生し、美しい夜景を眺められるバー、国際的な賞を獲得しているビール醸造所、さらに路地裏の知る人ぞ知るスタイリッシュなバーなどが出現しています。中にはテイスティングができるバーもあります。

好みのクラフトビールがわからない方は、豊富な知識を持つスタッフにおすすめを聞いて、自分のお気に入りを見つけてください。それぞれのバーに独自のスタイルがあり、アメリカ料理、イギリス料理、台湾料理などの軽食を提供しています。ダーツやビリヤードなどの設備もあり、夕食後の時間を過ごすのにぴったりです。

台北の市街地を流れる基隆河の川沿いには多くの公園や美しい橋があり、夕食後の散策にぴったりの場所です。基隆河は、台北の北投区、士林区、南港区を流れています。日が暮れると、川沿いのライトアップと、台北盆地を取り囲むようにそびえ立つ山々が壮大な景色を作り出します。

河川敷にある公園には、美しい夜景を眺めながら散歩を楽しむために多くの人々が集まります。写真愛好家たちは、夜に美しい川の景色を撮影するために、日没前から撮影場所の確認をしています。

スポーツ観戦が好きなら、ぜひ台北のスポーツバーで地元のファンと一緒に歓声をあげてみましょう。台北には、アメリカ料理、日本料理、台湾料理と一緒にさまざまな種類のビールやカクテルを楽しめるスポーツバーが多数あります。大型テレビやプロジェクターのスクリーンでスポーツが放映され、お気に入りのチームを大声で応援しながら食べたり飲んだりすることができます。

シーズン中、スポーツバーは常に満席になります。試合が終盤に差し掛かるとみんなで立ち上がって応援し始め、一体感のある楽しい雰囲気が生まれます。ダーツなどの娯楽設備を備えたバーもあり、お気に入りのチームを応援する前に自分もゲームを楽しむことができます。

猫空は多くの茶房が建ち並ぶことで有名な場所です。このエリアには 24 時間営業している茶房もあり、夜になっても活気に溢れています。山を登ると、そこには淹れたての台湾茶の香りが漂い、幻想的な夜景が広がっています。猫空の茶房には、それぞれ独自の魅力があります。台北の夜景を一望できることで有名な茶房や、茶葉を使った珍しい料理が食べられる茶房もあります。

猫空ロープウェイの開通が猫空の茶房の人気を後押ししたことは間違いありません。茶房は休日に多くの人々が訪れるだけでなく、日没後のお出掛けスポットとしても人気があります。猫空はお茶の産地としても知られていますが、特に有名なのは鉄観音茶です。台北市鉄観音包種茶研発推広中心は、ここ猫空にあります。早めに到着してこの施設に立ち寄れば、台湾茶の製造工程や利き茶の方法について簡単に学ぶことができます。そのあとに茶房を訪れたら、新しく学んだ知識を活かしながら台湾茶を味わってみましょう。

永春崗公園は、台北で最も人気のある夜景スポットです。ここは、山を登ったり下ったりするのは気が重い、という方にもおすすめの場所です。この公園は四獣山の登山口の 1 つとなっています。バス停から徒歩 3 分以内の距離にあり、近くには永春高等学校があります。

園内にある全長約 1 km の永春崗遊歩道には、ほぼ平坦な段差の小さい階段が続いています。徒歩で簡単に辿り着く場所に展望台があり、信義区の繁華街、高層ビルの台北 101、眠らない街の美しく色鮮やかな夜景を見下ろすことができます。夕食後に台北の夜景を楽しみたい、でも山登りや繁華街の高層ビルは気が進まない、という方は、永春崗公園で少し違う角度から街を楽しんでみましょう。

台北の博愛特区にある NTCH (正式名称は国家両庁院演奏庁) は、芸術と文化的公演のための台湾初の国立施設であり、台北の最も重要なランドマークの 1 つです。NTCH には、劇場、コンサートホール、講堂などの施設があります。外観は中国の宮殿に似ており、黄色の瓦屋根、赤色の柱、色とりどりのアーチが荘厳な優雅さを醸し出しています。

NTCH では、年間を通じて音楽と演劇のさまざまなプログラムが開催されています。世界中から著名なミュージシャンやオーケストラを定期的に招待し、音楽ファンを大いに喜ばせています。毎年多くの大規模で国際的な芸術祭がここで開催され、世界各国の古典芸術と前衛芸術のパフォーマンスを行っています。

台北では毎年 4 月下旬から 6 月上旬にかけて市街地のいろいろな場所でホタルを見ることができます。最盛期は 4 月下旬頃です。18:30 頃に北投区の竹湖沿いの水車寮歩道、士林区の翠山步道、信義区の虎山親山歩道などへ足を運べば、高い確率でホタルを見ることができます。

ホタルは、きれいな水があり光害のない環境でのみ生息できます。環境の変化によってホタルが住み続けることが難しくなり、その生息地は減少し続けています。台北にある多くのホタル狩りスポットは、ホタルが放つ光をもう一度目にすることができるように、汚染のない理想的な環境を目指して改修または人工的に修復されたものです。

華山 1914 文創園区は、かつて「台北ワイン工場」と呼ばれていた場所です。ここでは年間を通じてさまざまな素晴らしい展示会や催しが行われています。日中は青空市場を訪れる人々でいつも混みあっていますが、夜もまた風情があります。ライトが点灯すると、園内の雰囲気はがらりと変わります。台北の夜景と公園のライトアップを楽しみながら、園内のレストランでディナーをすることもできます。夕食後は園内を散策し、日中とはまったく違う独特の雰囲気を満喫しましょう。

市の史跡に指定されているこの公園には、長い歴史を持つ多くの古い建物があります。ライトアップされた園内は、昼間とは違うロマンチックな雰囲気に包まれます。日没前に華山公園を訪れれば、夕日に照らされたあと、日が暮れて、すべてのライトが点灯するまでの美しい景色を眺めることができます。忘れられない魔法のような体験になるはずです。

台北の通りや路地では、台湾式マッサージから、ヨーロッパ式マッサージやタイ式マッサージまで、多くのスパから好みにぴったり合う店を見つけることができます。とびきり贅沢な時間を過ごしたいなら、市内の高層ビルにあるアロマセラピースパを訪れてみましょう。世界トップクラスのアロマセラピストによる、天然植物性エッセンシャルオイルを使用したマッサージを受けることができます。

代表的な中国式マッサージである経絡マッサージを受ければ、足、首、肩のマッサージにより筋肉と神経をリラックスさせることができます。また、全身の疲れをほぐし、心身をリラックスさせるタイ式マッサージも台北で受けられます。

台北市中山区にある台北市立美術館 (TFAM) は、台湾初の現代美術の美術館です。建物の外観にはモダニズム様式を採用する一方で、中国の中庭建築の特徴も取り入れられています。この美術館は、漢字の「井」をモチーフとした本体構造を採用し、グレーと白をメインカラーとして使用しています。建物を囲むように設置された全面ガラス張りのファサードから光が差し込み、明るく開放的な空間を作り出しています。

土曜日は開館時間が 20:30 まで延長されます。チケットが必要な企画展のほかに、無料で鑑賞できる展示もあります。週末の夜を過ごすのにぴったりの場所です。美術の愛好家や文化に関心の高い人たちは、土曜の夜に開催される、一風変わった体験ができる鑑賞会を楽しみにしています。夜の美術館に訪れたことがない方は、TFAM のナイトツアーに参加してみましょう。ほかでは味わえない興味深い体験ができるはずです。