金沢の公園おすすめ 10 選

兼六園は日本 3 大名園の 1 つとして有名。江戸時代を代表する林泉廻遊式の庭園は、国の特別名勝となっており、金沢を訪れたら必ず足を運びたい場所です。

特に冬の「雪吊り」の風景は、1 度は見ておきたいもの。松に傘のように張られた縄がかかり、雪化粧した風景は格別です。見ごたえのある枝ぶりの「唐崎松」が、名所として知られます。数ある茶店で味わえるご当地グルメも楽しみです。

金沢城公園は、前田利家を始めとする加賀藩主・前田家の居城跡地。整備が進み、美しく復元された金沢城は、金沢のシンボルとしてかつての栄華をしのばせます。ライトアップ期間には、多くの見物客が訪れます。

廃藩時まであった庭園を再現した玉泉院丸庭園 (ぎょくせんいんまるていえん) も、大きな見どころとなっています。庭園の風景に溶け込む、独特な形状や色彩を持つ石垣にも注目してください。

玉泉院丸庭園は、加賀藩主・前田家の廃藩時までの庭園を金沢城公園内に再現したものです。休憩所の「玉泉庵」からは、抹茶と生菓子をいただきながら、庭園の美しい風景や珍しい形状をした石垣群を見渡すことができます。

ライトアップも好評。夕焼けの庭、宵の庭、月見の庭と、時間帯により移り変わる灯りの演出「三つの灯り」に加え、尺八や筝など和楽器の演奏に合わせた「四季折々の灯り」も幻想的です。

霞ヶ池は、日本 3 大名園の 1 つとして有名な金沢の観光スポット「兼六園」内の中央に位置します。冬の風物詩「雪吊り」の松が水面に映る様子はもちろん、四季折々に鏡池の絶景が堪能でき、ライトアップ期間は特に写真撮影を楽しむ人々であふれます。

この池の周りには「唐崎松」や高さ 2.67ｍ の「徽軫 (ことじ) 灯籠」など、兼六園の見どころがいくつか配されています。栄螺山 (さざえやま) の上からの展望も抜群です。

大乗寺丘陵公園は、丘の斜面に広がる緑地が気持ちの良い市民の憩いの場。眼下に金沢市街、遠くには日本海までが見渡せる素晴らしい展望が喜ばれています。

梅、桜、ツツジ、アジサイなど、季節の花見の名所としても知られ、青空の下での散歩やピクニック、エクササイズ、トレーニングにも最適です。子供たちも元気に走り回ることができ、冬は絶好の雪遊びスポットとなります。

卯辰山公園は、車で立ち寄るのにぴったりの金沢観光の穴場。複数の展望台が整備され、市街地から日本海、立山連峰まで望むことが可能です。地元では夕景、夜景スポットとしても人気を集めます。

よく手入れされた庭園も見ごたえがあり、「花菖蒲園」のショウブやアジサイ、「花木園」のツツジ、「四百年の森」の桜が特に有名で、満開の時期には多くの花見客が見られます。

松風閣庭園は、金沢最大の観光名所である「兼六園」より古い歴史を持ちますが、一般公開されて間もないため、地元の人にもあまり知られていない穴場。江戸初期の池泉回遊式庭園は当時の面影を色濃く残し、訪れる人々を魅了しています。

加賀藩の筆頭家老、本多家の屋敷から移築した「松風閣」を池越しに望む風景、苔生した飛石のたたずまいは、心が洗われるような清々しさ。隣接する「鈴木大拙館」と併せて訪れてみましょう。

金沢南総合運動公園は、広大な緑地と数々のスポーツ施設で市民に親しまれています。最大の特徴はきれいに整備されたバラ園。1,800 本ものバラが見事に咲き誇る 5、6 月 と 9、10 月には多くの人が訪れ、色とりどりのロマンチックな風景に心弾ませます。

それぞれのバラには銘板プレートがあり、バラの名前や品種、原産国などがわかるので、より親しみが湧くはず。アーチやフェンスの前で記念撮影を楽しみましょう。

健民海浜公園は、緑と水に囲まれた癒やしの空間。広々とした芝生、森を抜ける遊歩道やサイクリングロード、ボート乗り場、バーベキュー広場、バードウォッチングの盛んな「ササゴイの池」と、数々のスポットでさまざまな楽しみが見つかります。

夏にオープンするプールには、ウォータースライダーや立体遊具があり、子供たちも大はしゃぎ。日本海を望む絶好のロケーションで、自然を満喫しましょう。