ハワイでおすすめの火山 9 選

キラウエア火山は、ハワイ島のハワイ火山国立公園内にある非常に活発な活火山です。キラウエア火山を訪れるだけでなく、公園内のホテルに泊まることもできます。噴火口に近いボルケーノ ハウスでの宿泊は、生涯忘れられない経験になるはずです。

キラウエア火山は楯状火山で、その歴史は 21 万年から 28 万年前まで遡ると考えられています。活発に活動する火山にもかかわらず多くの観光客が訪れていますが、事前に安全に関する注意事項を確認しておくことをおすすめします。

ダイヤモンドヘッドはオアフ島にある休火山で、オアフ島を訪れる多くの人にとって象徴的な観光スポットとなっています。ダイヤモンドヘッドの直径は 1,066 m、標高は 232 m です。

ハワイ火山国立公園内にあり、火山の頂上まで登れば見晴らしが素晴らしく、ワイキキをはじめ、島内を一望できます。ワイキキ滞在中でも、ダイアモンドヘッドまで少し足を伸ばした場合でも、上空からワイキキを見下ろすのは貴重な体験になるはずです。

マウナケア山の標高は約 4,207 m で、最も高い火山というだけでなく、ハワイで最も高い山です。圧倒的な高さを誇るマウナケアですが、約 4,600 年前から休火山となっています。

マウナケアまでは車で行くこともできますが、4WD の車が必要になります。ハワイ島を横断する道路のダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ (サドルロード) を利用するのがよいでしょう。マウナケアへの登頂を許可していないレンタカー会社が多いため、必ず事前に確認しましょう。

マウナロア山の麓には博物館があり、さまざまなことが学べるだけでなく、旅の記念になるお土産も買うことができます。この火山はハワイ火山国立公園内にあり、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。

火山に行くなら、公園内の博物館にも立ち寄ってみましょう。ペトログリフや中に入れる溶岩洞などの見所があります。マウナロア山が最後に噴火したのは 1984 年で、それ以来大きな活動はなく、観光に最適な火山です。

ハレアカラ火山はマウイ島の東側にあります。島全体の 75% 以上を占めているため、火山の全貌を掴むには少し時間がかかるでしょう。マウイ島に行くなら、ハレアカラ火山は外せません。

ハレアカラはマウイ島唯一の活火山で、その山麓斜面がハレアカラ国立公園で保護されています。この火山は美しく規模が広大なので、訪れるなら 1 日かけて堪能するのがおすすめです。ハレアカラまでは、島のどこを出発地とするかにもよりますが、おおよそ平均して車で 2、3 時間かかります。

ハワイ島にあるフアラライ山は、ハワイで 3 番目に活発な火山と言われています。非常に活発な火山ですが、過去 1,000 年間で噴火したのは 3 回だけです。

フアラライ山の山頂は標高 2,521 m に達します。山頂まで行くにはヘリコプターが最も簡単ですが、ハイキングで登ることもできます。車で山頂まで行くこともできますが、かなり長い上り坂が続くので、それなりの覚悟が必要です。

コハラはハワイで最も古い火山とされ、約 100 万年前からできた火山だと言われています。ハワイ島にあるこの火山は標高が 1,670 m あり、最後の噴火は 12 万年前となります。

長い歴史を持つこの巨大な火山の姿を確かめるには、ヘリコプターに乗るのもよい方法です。ヘリコプターなら、雄大な火山の眺めだけでなく、ビッグアイランドと呼ばれるハワイ島全体を一望することもできます。ハイキングコースもいくつかあるので挑戦してみるのもよいでしょう。

西マウイ山地 (マウナ カハラワイ) は約 170 万年前のもので、農地や起伏の激しい山が連なる風景を散策やドライブで楽しむことができます。この地域は浸食された楯状火山となっており、マウイ島の西側 4 分の 1 を占めています。

車でドライブすれば、農地や山並みの風景だけでなく、熱帯雨林や渓谷、海岸線など、美しい景色を堪能できます。このエリアの美しさを実感するには、ヘリコプターツアーもおすすめです。

東モロカイ火山は、ワイラウ渓谷にちなんでワイラウ山とも呼ばれ、人里離れた風光明媚な道が通っています。ハワイのモロカイ島の約 70% を占める死火山です。最高峰のカマコウ山は標高約 1,500 m にも達します。

他の火山地帯とは異なり、東モロカイ火山は非常にのどかでひっそりした場所です。レンタカーを借りて行くのがおすすめです。到着したら、ハイキングがてら、滝やラグーンなどの美しい景色の中を散策してみましょう。