ホノルルの人気エリア 11 選

ホノルルの南岸に位置するビーチサイド地区であるワイキキは、毎年 700 万人を超えるビーチ好きの観光客が集まるため、厳密に言えば隠れた名所ではありません。ただ、人混みやそびえ立つホテル群を差し引いても、3.2 km におよぶ柔らかい砂浜があり、さまざまな飲食店やショップが建ち並ぶ魅力的な避暑地であることに変わりはありません。サーファーなら、波に乗る前にビーチフロントにあるハワイの伝説のサーファー、デューク カハナモクの像を見に行きましょう。

ワイキキは、砂浜やサーフィン、夕日の眺めを目的に訪れる人が多いスポットですが、街をぶらぶら歩くだけでも楽しめます。カラカウア通りのメインストリートに沿って歩けば、ブティックやカフェを何時間でも見て回れるほか、ロイヤル ハワイアン センター モールでは、無料のライブ エンターテインメントを楽しむこともできます。ワイキキのカピオラニ公園は、島で最も有名な観光スポット、ダイヤモンドヘッドの火山円錐丘を眺めながら静かにリラックスできます。

カカアコはホノルルの商業地区で、島のクリエイターが集まるコミュニティとして発展してきました。これは、カカアコ地区に足を踏み入れた途端目に入る、地区のいたるところにある大きく鮮やかな多数の壁画にも顕著に表れています。

毎週土曜日の朝には、新鮮な野菜や果物、美味しいコーヒー、シーフード、地元の工芸品などさまざまな商品が販売されるファーマーズ マーケットも開かれ、ライブミュージックを楽しみながら買い物ができます。ソルト ショッピング センターでは、ブティックやカフェで地元の料理や商品をさらに見つけることができるほか、年間を通してアート展も開催されています。

カイムキは、ワイキキから車ですぐのところにある小さな地区で、歩いて行くのがおすすめです。ワイアラエ通りの 8 番通りから 13 番通りを中心に、個性的なショップやレストランが建ち並ぶビジネス街です。この地域周辺を散策すると、マウナラニ ハイツの丘の中腹に歴史的な住宅が建ち並んでいるのが見えます。

梅や生姜など、フルーツの保存食「クラックシード」を販売する老舗のクラック シード ストアは必ず訪れたい場所です。クラックシードだけでなく、クッキーやキャンディーも売っています。また、有名なアロハシャツのほか、貝や真珠を使ったジュエリーなど、色とりどりの地元の特産品も買うことができます。カイムキに夕方まで滞在するのであれば、プウオ カイムキ ミニパークにある展望台で夕日の大パノラマを堪能してみてはいかがでしょうか。

カパフルは、ワイキキからあまり離れずに美味しいものを食べたいという人にぴったりの場所です。ここはカイムキに隣接し、車で数分で走り抜けられるほどの小さなエリアですが、のんびり歩きながら五感を澄ませば、小腹を満たすことのできるスポットがすぐに見つかります。ランチにはオノ ハワイアン フーズやハイリズ ハワイアン フードのポキボウルをたっぷり食べたり、ワイオラ ベーカリーで名物のシェイブアイスを味わったりするのがおすすめ。

カパフル通りのメインストリートから車で 5 分ほどのところに、KCC ファーマーズ マーケットもあります。毎週土曜日の朝に開催されるこの人気のマーケットは、新鮮なシーフードやトロピカルフルーツから、ビーフジャーキー、クレープ、バインミーなどの軽食や食事まで、さまざまなジャンルの食べ物を一度に楽しむことのできるグルメ通にはたまらないマーケットです。

ホノルルのダウンタウンは、オアフ島のビジネスと行政の中心地であり、ハワイ州会議事堂やホノルル ハレ (市庁舎) のほか、歴史的名所や文化的名所がいくつもあります。アロハ タワーや、アメリカで唯一の王宮イオラニ宮殿などを見ることができるウォーキングツアーは、個人でもガイド付きでも楽しめます。

イオラニ宮殿の向かいにあるハワイ州立美術館は、スパニッシュ ミッション様式の素晴らしい建物の中で、ハワイ独自の芸術や伝統について学ぶことができる興味深いスポットです。芸術や歴史が好きな方は、ダウンタウンから少し離れたところにあるホノルル美術館を訪れるのもおすすめ。6 万点を超える美術品のコレクションを、オープンエアの中庭でつながれたギャラリーで静かに鑑賞できます。

アラモアナは、ホノルルの南東約 3 km に位置する地区で、大型ショッピングセンターのアラモアナセンターで有名です。アラモアナセンターは世界最大級の屋外モールで、有名ブランド店や地元のお店を見て回ったり、モールに 160 軒あるレストランで食事を楽しんだり、月曜日から土曜日まで毎日開催されているフラショーを見たりと、丸一日たっぷりと楽しめます。

アラモアナは「海への道」を意味します。実際に海辺まで簡単に行くことができ、ビーチでのんびりと過ごせます。アラモアナ ビーチは、アラモアナ リージョナル パークの一画にあります。アラモアナ リージョナル パークは、40 ヘクタールの広大な敷地に、ランニングコース、テニスコート、ピクニックサイトなど多くの設備がある人気の自然の憩いの場です。このパークの近くには、近くのマリーナやホノルルの地平線を眺めながらリラックスできるマジック アイランド ラグーンがあります。

ホノルルのチャイナタウンは、金融街の西端に位置し、ショップ、レストラン、寺院が混在するエリアです。1800 年代半ば、砂糖プランテーションで働くために島にやってきた多くの中国人移民が、そのまま住み着いて別の場所で働いたり、ビジネスを始めたりしたことがきっかけでこのコミュニティが発展しました。以来、この地域にはアジアをはじめ、世界中から人々が集まり、チャイナタウンはハワイでも有数の多様性に富んだ地域になりました。

正式に歴史地区に指定されているホノルルのチャイナタウンでは、1900 年代初頭の建物が現存しており、さまざまなショップやマーケットが軒を連ねています 。ホノルル アート ディストリクトの一部であるチャイナタウンにはアートギャラリーもあるほか、毎月アートウォークも開催されています。にぎやかなマウナケア マーケットプレイスやオアフ マーケットでは、アジアの美味しい食べ物が手に入ります。

ハワイ カイは、公園やマリンアクティビティが充実しているため、アウトドア派にとって理想的な地域です。ホノルルのダウンタウンから約 20 km のところにあるハワイ カイでは、ハナウマ湾、マカプウ灯台、ハロナ潮吹き岩展望台など、オアフ島有数の壮大な景観が広がっています。ハイキングが好きな方は、廃線となった鉄道のレール跡に沿ってクレーターの側面を登るココ ヘッド クレーターでのハイキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

サンディ ビーチには海水浴や日光浴目的で、マウナルア ベイ ビーチ パークにはカヤックやボート目的で多くの人が訪れます。ハワイ カイで散策する途中、自然の中で過ごすのに疲れたら、ハワイ カイ タウン センターやココ マリーナ センターでショッピングや食事を楽しむこともできます。

マノアは、ホノルルのダウンタウンから東に 8 km のところに位置する美しい地区で、ハワイ大学のメインキャンパスがあります。緑豊かな渓谷に位置するマノアは、マノア滝を目指すナ アラ ヘレ トレイルや人気のプウ ピア トレイルなど、ハイキングに最適なトレイルが充実しています。

マノア渓谷のハイキングで見られる草木について詳しく知りたい方は、マノア ヘリテージ センターに立ち寄って庭園を散策してみましょう。また、この地域の文化遺産や環境について説明してくれるツアーに参加することもできます。毎週火曜日、木曜日、日曜日にファーマーズマーケットが開催されるマノア マーケットプレイス モールで、食事やショッピングを楽しむのもおすすめです。

カハラはワイキキに近い高級住宅街で、ホノルルの裕福な住民や観光客が集まる場所として有名です。高級ゴルフ場「ワイアラエ カントリー クラブ」や広大な敷地の邸宅、数百万ドルのビーチフロントの邸宅がある場所です。王族や有力者、大統領など、高い地位を持つゲストが集まることで有名な高級ホテル、ザ カハラ ホテル & リゾートもここにあります。この地域の主要ショッピングセンターであるカハラ モールには、予算に余裕のある人向けのブティックやジュエリーショップなどが軒を連ねています。

しかし、お金持ちや著名人でなくても、カハラを訪れれば楽しめることはたくさんあります。カハラ通り沿いのビーチは一般の人も入れるため、泳いだり日光浴したりして楽しむことができます。中でもワイアラエ ビーチ パークは、ピクニックに最適なスポットです。夕日も無料で堪能できます。

マーチャント ストリートは、ホノルルの興味深い建築の歴史を物語る生きた博物館です。かつて金融の中心地として栄えたこのエリアには、19 世紀から 20 世紀にかけて建てられた重厚な建築物が残されています。イタリアネート様式、ミッションリバイバル様式、リチャードソニアン ロマネスク様式など、独自の様式の建築物があります。

近代的な高層ビルの中にひっそりと佇む 100 年以上前の建造物など、ホノルルの歴史的建造物がホノルルの変遷を物語っています。メルチャーズ ビルディングやカメハメハ 5 世郵便局など、魅力的な古い建物が数多く残っているため、散策するのにおすすめです。