ホノルルの人気ストリート 10 選

ワイキキ ビーチをまたがるカラカウア通りは、ハワイ諸島全体の観光の中心地となっています。太平洋の美しい景色を背景にたくさんのお店が建ち並ぶこの通りは、観光客がまず訪れる場所であり、旅行中何度も足を運ぶことになるでしょう。

南端にはワイキキ海洋生物保護地区があり、地元住民や観光客向けのレクリエーション スペースがあります。北西に向かうこの通りには、ホノルル屈指の華やかな高層ホテルや、おしゃれなデザイナーズショップ、高級レストランが軒を連ねています。すべてを散策するには長すぎるため、最大限に雰囲気を味わうにはビーチに沿って通りを散策することをおすすめします。

クヒオ通りはホノルルを代表する観光通りであり、ビーチ沿いのカラカウア通りに引けを取らない人気を誇っています。ショッピングや食事、宿泊施設などが手頃な価格で提供されており、オーシャンビューにこだわらない節約志向の観光客に好まれています。ホテルの客室料金もカラカウアよりずっと安いため、クヒオ通りを拠点にするとお得です。

さまざまなメガプロジェクトによってクヒオ通りに新しい息吹が吹き込まれましたが、中でも有名なのは 1.9 ヘクタールにおよぶインターナショナル マーケット プレイスです。デビッド カラカウア王像から散策を始め、カイウラニ王女やカラカウア王など、ハワイの王族の像を見ながら一息つきましょう。

アラワイ ブルバードは、ワイキキから北へ 1 km 足らずの場所にある、同じ名前を持つ静かな人工運河に面した通りです。にぎやかなビーチを感じさせないウォーターフロントの景色は、人混みを避けて散策するのに快適なスポットです。整備された歩道は交通量が少なく、地元の人たちが日課のジョギングやサイクリングを楽しむ様子が見られます。

ハワイの伝統的なアウトリガーのクルーたちがカヌーを漕ぎ、行ったり来たりする様子も見逃せません。西端にある巨大なハワイ コンベンション センターは、スポーツイベントから美人コンテスト、政治関連のイベントまで、あらゆる催しが行われる場所です。お腹が空いたら、歩道に沿って建ち並ぶ魅力的なレストランに入りましょう。

アラモアナ パーク ドライブは、地元の人々の憩いの場であり、家族で楽しめるレクリエーション スペースでもあるアラモアナ パークを一周する通りです。日陰のピクニックエリアではバーベキューが楽しめるほか、テニスコートやヨットクラブなどの施設も充実しているため、アクティブ派の人々に人気があります。ショッピングや食事を楽しみたい方は、公園に隣接する巨大なアラモアナセンターがおすすめ。

アラモアナ ビーチの砂浜を歩き、美しい人工半島であるマジック アイランドへと向かいましょう。手つかずの自然が残り、入り江になっているラグーンは穏やかな水面が広がっているため、子供たちがのびのびと遊ぶことができ、のんびりと過ごすことのできる芝生もたくさんあります。

アラモアナ通りは、広場、公園、太平洋を通り抜けながら CBD からワイキキまで続く大通りです。10 階建てのアロハ タワー灯台、にぎやかなホノルル港の停泊所、緑豊かなアラモアナ リジョナル パークなど、見どころが満載です。ストレス発散したい方は、隣接するモールも外せません。

長い通りなので、徒歩よりも車に乗って散策することをおすすめします。あるいは、CBD や港、ワイキキやカハナモク ラグーンなど、大通りの一部分を選んで散策するのもおすすめです。歩道が広く、木陰が多いので、散歩に最適です。

政府関連の重厚な建築物が建ち並ぶキング ストリートもぜひ散策してみましょう。見どころは何と言っても、19 世紀のハワイ最後の君主が住んでいた豪華な邸宅イオラニ宮殿です。その隣にあるハワイ州立図書館は、20 世紀初頭に建てられた印象的な建物で、50 万冊の本が所蔵されています。ホノルル市庁舎、カワイアハオ教会、アリイオラニ ハレも一見の価値があります。

ダウンタウンにいる間に、金融の中心地であるビショップ ストリートも見て回りましょう。ホノルルの他の地域とは異なり、サーフパンツやプラスチック製のレイ (首飾り) よりもスーツやネクタイを着用した人が多く見られ、地元の人たちの日常を垣間見ることができます。南端にはハワイ パシフィック大学とアロハ タワーがあります。

ノース ベレタニア通りは、15 ブロックにわたってアジア系の飲食店やショップが軒を連ねるホノルルのチャイナタウンを通って伸びています。19 世紀、砂糖プランテーションで働くために中国人移民がハワイに住み着いたのが始まりです。契約を結んだ移民たちは、この活気あふれる地区に商人のコミュニティを作りました。今では日本人、マレーシア人、韓国人、フィリピン人、ベトナム人もこの地域に住み、商売を営んでいます。

2 度の火災で元の建物がほとんど焼失してしまいましたが、この活気あふれる地区には、当初からある東アジアの風情が今も残っています。湯気の立ちこめるアジア料理店、お香店、ハーブティーの屋台が建ち並ぶチャイナタウン カルチュラル プラザは、チャイナタウンの中心的な存在です。色鮮やかな仏教寺院も見逃せません。

ワイキキ ビーチ ウォークは、ホノルルのウィンダム ホテルのすぐそばにある、にぎやかな屋外型ショッピングモールです。ルワーズ通りの両側にある 2 つのビルにまたがる 2 階建ての高級ショッピングモールで、さまざまなブティックやレストランが軒を連ねています。毎週開催されるヨガ教室やフラダンスセッション、音楽の演奏会などにより、市内屈指の社交の場となっています。

お土産を探すなら、大通り沿いのお店がおすすめです。ハワイの手工芸品やかわいいウクレレ、ポリネシアンアート作品などが販売されているほか、伝統的なハワイアンキルトを手に入れることもできます。奥のビーチ ウォーク通りに向かうと、想像どおり、ワイキキ ビーチに出ます。

マーチャント ストリートは、ホノルルの興味深い建築の歴史を物語る生きた博物館です。かつて金融の中心地として栄えたこのエリアには、19 世紀から 20 世紀にかけて建てられた重厚な建築物が残されています。イタリアネート様式、ミッションリバイバル様式、リチャードソニアン ロマネスク様式など、独自の様式の建築物があります。

近代的な高層ビルの中にひっそりと佇む 100 年以上前の建造物など、ホノルルの歴史的建造物がホノルルの変遷を物語っています。メルチャーズ ビルディングやカメハメハ 5 世郵便局など、魅力的な古い建物が数多く残っているため、散策するのにおすすめです。