ホノルルのベスト 10 アウトドア活動

クアロア牧場は、ホノルルでも有数のアウトドア アクティビティを楽しむことができる私営自然保護区です。牧場では、馬や四輪バギーに乗ったり、ペダル付きの電動マウンテンバイクでオアフ島の北東岸にあるこの広大な保護区の美しい風景を探検したりすることができます。ジップラインの 2 本併走も可能であるため、家族で楽しむこともできます。

クアロア牧場では、熱帯の息をのむよう美しい景色の中でアウトドア活動を楽しむことができます。特に、緑豊かなジュラシック バレーは、その名の通り、映画『ジュラシックパーク』の主要シーンの撮影が行われた場所でもあります。リチャード アッテンボローやサム ニールら共演者が、映画の印象的なシーンでジープに乗って走ったように、広大な緑の中を通るツアーもあります。

ダイヤモンド ヘッドは巨大な火山の噴火口で、ハワイで最も有名な州立公園および天然記念物の 1 つとなっています。ワイキキの海岸線の東端にあるこの自然地形を、地元では「レアヒ」と呼ばれており、アヒとはハワイ語で「マグロ」を意味します。高くそびえる尾根を遠くから見ると、たしかにマグロの背びれのような形をしています。

このユニークな天然記念物は、1.3 km の歴史を巡るハイキングコースで有名です。強い意志をもって登り切ったハイカーたちは、頂上から息をのむような海の大パノラマを楽しむことができます。また、ダイヤモンド ヘッドには、噴火口の自然的側面や歴史について理解を深めることができるインタープリティブ キオスクもあります。

カネオヘ湾は、シュノーケリングやシーカヤックが楽しめるオアフ島の東岸にあるスポットです。この湾は透明度が高く、外洋から保護されているほか、水面から鮮やかな色の海洋生物が生息するサンゴ礁を見ることのできる場所もあります。また、砂州や独特な形をした沖合の島もあり、少し漕いで上陸することができます。

モコリイ島は、高さ 61 m の丘が円錐形の帽子に似ていることから「チャイナマンズ ハット」という愛称で呼ばれています。サンド バーやサンクン アイランドという名の通り、干潮時にしか現れない島もあります。干潮時は、湾の真ん中にサッカー場ほどの大きさのオアシスができ、絶好のシュノーケリング スポットになります。北側のクアロア ビーチ パークからカヤックを漕ぎ出すことができます。

オアフ島はハイカーにとって、さまざまなハイキングを楽しめる場所です。ハワイ諸島の中で 3 番目に大きく、多様な地形と息をのむような自然の景観が広がっている島です。有名なダイヤモンド ヘッド クレーターのほか、オアフ島で最も美しい渓谷の景色を楽しみたいなら、クリオウオウ リッジ トレイルもおすすめです。カイルアの海岸線とハナウマ湾の北東にあるココ クレーターのパノラマを楽しむことができます。

ココ クレーターやハナウマ湾にもそれぞれハイキングコースがあります。3 km のマカプウ ポイント ライトハウス トレイルでは、ココ クレーターの眺望に加え、灯台からホエールウォッチングを楽しむこともできます。尾根、山林、海沿いなど、オアフ島はどのようなハイキングにも挑戦できる場所です。

オアフ島北岸にあるププケア パウマル フォレスト保護区には、マウンテンバイクに最適なトレイルがあります。保護区全体の広さは約 316 ヘクタールで、美しいカウナラ トレイルが約 4 km にわたって続いています。コースは尾根道と谷道を組み合わせた変化に富んだ地形で構成されており、さまざまなスキルレベルに対応しています。

木製のスロープから、ペーパーバークの森の中を縫うように走る起伏に富んだスリル満点の赤土のコースに入ります。コースは密につながっているため、自分だけで行くこともできます。また、トレイル内の景色も多様で、下り坂も飽きることはありません。トレイルには他のハイカーもいるため、ペースが速いハイカーには道を譲ることを忘れないようにしましょう。

オアフ島には 10 か所を超える滝があり、ほとんどは熱帯雨林の中にありますが、トレイルを通ってが気軽に訪れることができます。中でも人気なのが、高さ 46 m の段滝が特徴的なマノア フォールズです。ワイメア フォールズは高さ約 14 m と低い滝ですが、美しい植物園の敷地を経由して行くことができます。

より自然に触れたい方は、険しい岩場から飛び込むことのできる滝つぼがあるマウナウィリ フォールズへのハイキングをおすすめします。幻想的な環境に岩場の滝つぼがあるワイマノ フォールズも一見の価値はありますが、切り立った岩肌や木の根が生い茂る急斜面があるため、難易度の高いハイキングコースの 1 つとなります。ベテランのハイカーであれば、制覇したくなるハイキングコースでしょう。

オアフ島のサーフィンスポットは、有名ワイキキ ビーチだけではありません。島内にはサーファーが楽しめるリーフブレイクが他にもたくさんあります。まず、ノース ショアのエフカイ ビーチ パークにあるリーフブレイク、バンザイ パイプライン (または単に「パイプライン」) は必ず訪れたいスポットです。見ているだけでも爽快な上級者やプロのサーファー向けのスポットで、世界最難関のブレイクという称号が付いています。

ノース ショアはプロ向けのビーチで、アリイ ビーチ パークからすぐの場所にあるハレイワもまた、制覇したくなるリーフブレイクです。左右の波の差が大きいため、条件が揃えば「バレル」に挑戦することもできます。ポアエナ ポイント沖は、泡と小さな湾のような環境により、中級者に人気の高いスポットです。初心者には、ダイヤモンド ヘッドから少し離れた場所にある波が穏やかなポイントや、ブレイク後が緩やかな部分があるチャンズリーフをお勧めします。

オアフ島には、島の壮大な景色の中でスリル満点のジップラインを楽しめる場所がいくつかあり、美しい景色を見下ろしながら疾走できます。

クアロア牧場では、『ジュラシック パーク 』の舞台をジップラインで走ることができます。コーラル クレーター アドベンチャー パークは、家族でジップラインが楽しめるツリートップ アドベンチャー パークです。ベイ ビュー ミニパットでは、ゴルフのほかにジップラインも楽しめます。ケアナファームのクライム ワークスでは、海岸沿いの木々の梢に平行して張られた 2 本のコースがあるため、友人や家族と競争して楽しむことができます。

オアフ島でダイビングをすると、陸上と同じように美しい海中庭園を見ることができます。オアフ島周辺のダイビングスポットには、アオウミガメやチョウチョウウオなどの多様な海洋生物が生息しており、時期によってはクジラの姿も見られます。また、サンゴ礁だけでなく、沈没した船や軍用機を目指して潜るレック ダイビング スポットも充実しています。

1 つは、ケワロ湾近くの沈没船シータイガーで、ウミウシや時折ネムリブカを見ることができます。ワイキキのすぐ近くには、第二次世界大戦時に活躍した旧補給用石油タンカー YO-257 があり、切断された部分にダイバーが入ることもできます。また、パールハーバー沖の波打ち際 20 m の砂浜に沈む全長 33 m のタグボート、ナシュアも、ダイビングスポットとなっている素晴らしい難破船です。心霊スポットとしては、オアフ島の南東部沿岸の水深 35 m 下に眠る、第二次世界大戦中のコルセア戦闘機の残骸があります。

オアフ島のビーチは、サーファーにとって刺激的なリーフブレイクもあれば、シュノーケリングに最適な穏やかな波のエリアもあり、実に多種多様です。北東からの貿易風が吹くオアフ島の南海岸と南西海岸は、シュノーケルとフィンを持って行きたいスポットです。

中でも、ハナウマ湾は、ホノルル周辺でシュノーケリングにうってつけのスポットとして上位にランクされています。火山円錐丘の中にできたこの人里離れた自然保護区は、海岸からすぐにシュノーケリングができる活気あふれる自然の生息地であり、ほぼ確実にウミガメを見ることができます。ノース ショアのププケア ビーチ パークの一部である岩礁海岸シャークス コーブもまた、素晴らしいシュノーケリング スポットです。岩の隙間には色とりどりの魚の群れや海洋生物が生息しており、ときには水面から見えることもあります。