マドリードのフェスティバル 10 選

ビルヘン デ ラ パロマは、聖母マリアがスペインに現れたとされる日を祝う活気に満ちたお祭りです。マドリードの最も古いエリアが中心となった大規模なお祭りで、​ゲームや乗り物に体験したり、飲食店やライブ エンターテインメントも催されます。ダンスコンテストやパレードのほか、この日が持つ重要性を広く伝える宗教行事も行われます。

このイベントは、毎年 8 月 15 日にマドリードのラ ラティーナ地区で開催されます。街の中心部からわずか徒歩 15 分の距離であり、アクセスは良好です。

マッド クールはポップ、インディーロック、メインストリームロックの新人やビッグネームの一流アーティストが出演する、年 1 回の音楽フェスティバル。マドリード中心部から北に 30 分ほど離れた、森林公園の広大な緑地があるバルデベバス地区の広々とした屋外スペースで開催されます。このフェスティバルは丸 4 日間にわたって開催され、1 日あたりの参加者は 60,000 人にも及びます。

フェスティバルに出演する大物スターはザ フー、パール ジャム、ガベージ、フー ファイターズ、ヴァンパイア ウィークエンド、ローリン ヒル、ベル アンド セバスチャンなど多数。フォークやハードロック、カントリー、ヒップホップをはじめ、ポピュラー音楽のほぼすべてのジャンルが網羅されています。

ノーチェ アン ブランコは、マドリード全体で文学、芸術、映画、ダンス、演劇、音楽、工芸などの芸術媒体を祝う年 1 回のフェスティバル。毎年 9 月の一夜、このマドリード中の店が 24 時間営業し、ここならではの文化のるつぼを街全体が総出でお祝いします。

この夜は、街のほぼあらゆる公共広場で明け方までイベントやパーティ、市場、音楽ライブが開かれます。文化施設や美術館も夜通し営業します。マドリードで一風変わったパーティを探しているなら、このイベントに参加すれば、間違いなく地元の特色と文化を他にはない趣向で味わえるでしょう。

ラ セマナ デル オルグーリョ (マドリード プライド ウィーク) は、LGBTQIA+ のコミュニティをライブ エンターテインメントやパレード、ゲーム、食べ物、出し物で祝う毎年恒例のフェスティバルです。年 1 回、6 月末または 7 月初旬にチュエカ地区周辺で開催され、最大 200 万人が訪れます。ハイヒールレース、ライブコンサート、そして目玉である壮大なパレードなど、楽しいイベントを見物できます。

このフェスティバルは規模も知名度もとても大きいため、インターナショナル ワールド プライド イベントの主宰者にもなっています。世界トップのフェスティバルの 1 つに数えられており、マドリード中心部からは徒歩 10 ～ 15 分でアクセスできます。

カルナバルは心躍るお祭りであり、ワクワクすること間違いなしのワイルドなコスチュームやダンス、パレード、仮面舞踏会、ライブ エンターテインメントが披露されます。ただし、マドリードのカルナバルは他の街のものに比べ穏やかであるため、家族で休日を過ごすのにぴったり。実際、この街のカルナバルには、特に子どもを対象としたイベントが盛りだくさんです。

この有名なカルナバルは毎年 2 月に開催され、シルクロ デ ベジャス アルテスでの仮面舞踏会、カルナバルパレード、人形投げ儀式などが見られます。ストリートパフォーマンスのほか、お祭りの終わりには代名詞とも言えるイワシの埋葬も行われます。開催地は毎年変わりますが、例年はマドリードの中心部からアクセスしやすい場所になります。

ドス デ マヨはスペインの祭日であり、同国の独立記念日を祝うフェスティバル、ブロックパーティ、式典が多数開催されます。メキシコにとっての 5 月 5 日、アメリカにとっての 7 月 4 日がそうであるように、スペインのドス デ マヨ (5 月 2 日) も独立記念日。このお祭りでは、マドリード市民がフランスの圧政に蜂起した 1808 年 5 月 2 日を祝います。

式典の中心は、通常、マラサーニャ地区のドス デ マヨ広場です。この地区の名前は、独立運動にわずか 17 年の一生を捧げたヒロインの名前から付けられています。広場はマドリード中心部から西に歩いて 20 分ほどの距離です。

ザ マドリード ガストロフェスティバルは、料理の伝統と文化を祝う行事。料理教室や文学、デザイン、アート、ファッション、チャリティなど、数百に及ぶアクティビティを楽しめます。この行事は、マドリード中のレストランやバー、美術館、カルチャースペースで開催されます。参加施設の総数は 450 を超え、16 日間にわたり 550 種以上のアクティビティやイベントが実施されます。

テーマが設けられた日やイベントとしては、ガストロカルチャー、ガストロファッション、ガストロノミック マドリード、ガストロヘルス、チャリティ、エノカルチャー、センソリー エクスペリエンスなどがあります。家族向けであり、一部イベントは参加無料です。

ノチェビエハでは数千人が集まり、鐘の音、ライブ エンターテインメント、そしてぶどうを食べる儀式で新年を祝います。このお祭りで最も注目したいのはぶどうを食べる儀式。鐘の音が鳴るたびに、参加者がぶどうを一粒ずつ食べるのです。最後の鐘の音とともにぶどうを食べ切ることができれば、新年に幸運が訪れるとされています。鐘が鳴り終わると、パーティーは街の中心部全体に広がり、ダンスや音楽などのイベントが催されます。

この大晦日のお祭りはマドリード最大規模のパーティであり、元日の明け方まで続きます。開催地は、マドリード中心部のプエルタ デル ソルです。

フェスティバル デ オトニョ (秋祭り) は、ダンス、音楽、演劇が催されるスペイン屈指の音楽イベント。1 か月にわたり、世界各地のライブパフォーマンスを見たり、有名な劇団やアーティストによる一流のショーに出席したりできます。いずれも、トップレベルの劇場や舞台で開催されます。

このフェスティバルの参加アーティストには、スペイン中の将来有望な役者や、世界中の有名な役者が含まれます。パフォーマンスはマドリード市中心部にある 15 の会場で行われ、周辺の地区や町にはさらに多くの会場が設けられます。

マドリード ブック フェアは、世界中から集められたスペイン文学を祝うイベント。数百冊の書籍や中世時代の原典の写し、食べ物、イベントが勢ぞろいします。スペイン文学の宣伝だけでなく、毎年 1 つ選ばれるゲスト国の文学も特集されます。

このフェアはエル レティーロ公園で開催され、毎年数千人が集まります。人気を博すこのイベントの例年の開催時期は 9 月であり、マドリード中心部からわずか徒歩 20 分で参加できます。