シンガポールの他のエリアとはまったく対照的なチャイナタウン。伝統料理のかぐわしい香りから街中に見られる鮮やかな赤と金の色彩まで、文化を感じられる通りに低層の建物が並んでいます。
伝統を大切に守ってきたエリアでは、その重みを肌で感じましょう。凝った装飾の中国寺院や仏教寺院、ヒンズー教寺院、ミュージアムのほか、昔ながらの賑やかな商店街を満喫する機会もたくさんあります。
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佛牙寺龍華院
- 格安
- 歴史
- 写真
4 階建ての見事な寺院、佛牙寺龍華院。門をくぐって奥へ進むと、天井の高い本堂の豪華さにきっと驚くことでしょう。鐘楼と太鼓楼が同じ階にあります。
しかし、多くの訪問者のお目当ては、高さ 2 メートルの黄金のストゥーパ。4 階にあるこのストゥーパに、聖遺物が祀られています。屋上まで行くと、仏塔にある大きなマニ車を見ることができます。この寺院は、仏教の曼荼羅と唐王朝の仏教を融合した様式で造られています。
所在地 : 288 サウス ブリッジ ロード、シンガポール 058840、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 9 時 ~ 午後 6 時半
電話番号 : +65 6220 0220
地図 - 2
スリ マリアマン寺院
- 歴史
シンガポール最古のヒンズー教寺院。国内有数のタミルヒンズー教徒の礼拝所としても知られています。祀られているのは病気を治すと言われる女神マリアマン。
1827 年にペナン出身のインド人商人であるナライナ ピレイによって建立。1862 年に現在の建物に改築された後、数回の改装が行われました。礼拝所としてだけでなく、この寺院は南インドのタミルヒンズー教コミュニティから来た新しい移民の避難所としても機能してきました。
所在地 : 244 サウス ブリッジ ロード、シンガポール 058793、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 7 時 ~ 正午、午後 6 時 ~ 午後 9 時
電話番号 : +65 6223 4064
地図写真提供 Bahnfrend (CC BY-SA 4.0) 修正済
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ピナクル アット ダクストン スカイブリッジ
- 写真
市内にはたくさん展望スポットがありますが、ピナクル アット ダクストンはひと味違います。世界有数の高層住宅の屋上から眺望を楽しむのに、払うのはたったの 5 シンガポールドル。しかも、1 日の入場人数に制限 (住民生活の妨げにならないよう 200 人まで) があるため、たいていはとても静か。
この近辺では最も高い建物なので、チャイナタウン越しにセントーサ島まではるかに見渡せます。展望台に登るには EZ-Link カードが必要。市内の公共交通機関に使われているカードです。
所在地 : 1G カントンメント ロード、シンガポール 085301、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 8 時 ~ 午後 5 時 (土曜は午後 1 時まで)
電話番号 : +65 8683 7760
地図写真提供 Zairon (CC BY-SA 4.0) 修正済
- 4
NUS ババ ハウス
- 歴史
1890 年代に建てられた、シンガポール国立大学 (NUS) のババ ハウス。以前は、海運王ウィー ビンの血筋を引いたウィー家の先祖伝来の邸宅でした。このヘリテージハウスでは、20 世紀初頭から現在までのプラナカン文化 (海峡生まれの中国人、マレー人、インドネシア人に受け継がれてきた文化) に触れることができます。ババ ハウスは建築当時の姿で保存されてきた貴重なタウンハウス。1 階と 2 階には磁器、家具、美術品などプラナカンのアンティークが展示されています。3 階は、プラナカンのコミュニティや地域をさまざまな視点で紹介する展示やプロジェクトのためのギャラリー。
NUS ババ ハウスの見学には予約が必須です。事前に施設のウェブサイト (babahouse.nus.edu.sg) で 1 時間のツアーをお申し込みください。
予約必須。
Heritage Tours in English: 火 ~ 金 : 午前 10 時。
マンダリン ヘリテージ ツアー : 午前 10 時 (毎月第一月曜日)。
ガイドなしの見学 : 土曜日 : 午後 1 時 30 分、午後 2 時 15 分、午後 3 時 15 分、午後 4 時。
休館日 : 日曜日、祝日所在地 : 157 ニール ロード、シンガポール 088883、シンガポール
電話番号 : +65 6227 5731
地図 - 5
シンガポール シティ ギャラリー
- 家族
- 歴史
ローマは 1 日にして成らず。シンガポールも 1 日にして成らず。この小さな島で、580 万人が働き、暮らし、遊んでいます。すべてのニーズを満たす秘訣は ? 知りたい方はぜひこのギャラリーへ !
1999 年にオープンした、歴史的地区に近く、アクセスの便利なシンガポール シティ ギャラリー。現代のシンガポールの成り立ちや、現在も進行中の持続可能な都市計画について紹介しています。3 つのフロアには 50 以上のインタラクティブな展示。過去、現在、未来のシンガポールを知るだけでなく、街や家の未来を良くするための「決定プロセス」も体験できます。特に印象的なのはセントラル エリア モデル。400 分の 1 の縮尺で立体的に再現した、シンガポール中心部のミニチュア版です。
所在地 : 45 マックスウェル ロード、URA センター、シンガポール 069118、シンガポール
営業時間 : 月 ~ 土 : 午前 9 時 ~ 午後 5 時 (休館日 : 日曜日)
地図 - 6
レッド ドット デザイン ミュージアム
- 家族
- 歴史
レッド ドット デザイン ミュージアムを訪れると、日常を少し違った観点で捉えられるようになります。日々の暮らしを楽にするイノベーションの謎を解いたり、珍しい小道具やガジェットについて詳しく学んだりできます。気付いたら、あっという間に 1 時間以上経っていた、ということも。
小規模なギャラリーですが、デザインのバリエーションは幅広く多彩。広告ポスター、包装、コンピューター、家電製品まで多岐にわたります。
所在地 : 11 マリーナ ブルバード、シンガポール 018940、シンガポール
営業時間 : 月 ~ 木 : 午前 10 時 ~ 午後 8 時、金 ~ 日 : 午前 10 時 ~ 午後 11 時
電話番号 : +65 6514 0111
地図 - 7
チャイナタウン ストリートマーケット
- 格安
- 家族
- 食事
- ショッピング
いかにもチャイナタウンらしい光景とざわめきがぎっしり詰まった賑やかな通り。数百もの屋台では、シルクのガウンに招き猫など、ありとあらゆる商品を販売しています。ずらりと並んだ「メイド イン チャイナ」製品に、頭上でそよ風に揺れる提灯。できたての点心や北京ダックなど、ショッピングをしながら楽しめる屋台料理の種類も非常に豊富。
お得な価格でショッピングしたいなら、必ず笑顔で交渉しましょう。市場は日中もオープンしていますが、照明が明るく輝き、屋台の人が商品を見てもらおうとしきりに声をかけてくる夕暮れ時が、最も絵になる時間でしょう。
所在地 : 335 スミス ストリート、チャイナタウン、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 11 時 ~ 午後 11 時
地図写真提供 Marcin Konsek (CC BY-SA 4.0) 修正済
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シアン ホッケン寺院
- 歴史
天福宮とも呼ばれるシアン ホッケン寺院は、シンガポールで最も古く、なおかつ最も味わい深い中国寺院です。1820 年頃に建てられた、道教と仏教の複合寺院で、航海の女神 (天后聖女) である媽祖が祀られています。このカラフルな寺院があるのは、チャイナタウンの中心部にあるテロック エア ストリート。
その昔、シンガポールの埋め立てが始まる前は、海沿いに建っており、多くの船員や初期の入植者が航海の安全を感謝しに訪れたものでした。精巧に絵付けされた扉、豪華に装飾された梁、金箔パネルが特徴です。
所在地 : 158 テロック エア ストリート、シンガポール 068613、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 7 時半 ~ 午後 5 時半
電話番号 : +65 6423 4616
地図写真提供 Zairon (CC BY-SA 4.0) 修正済
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ホン リン パーク (スピーカーズ コーナー)
- 家族
- 写真
ホン リン パークはチャイナタウンの中心部にある小さな公園。シンガポールで唯一、率直に意見を言える場所として有名です。もちろんルールはあります。シンガポール人であること、宗教については話さないこと、発言を計画している旨を警察に届けておくこと、など。
抗議活動もここでは珍しくありません。ただし、週中はあまり行われておらず、木陰でくつろぐのにぴったりのスポットです。陽気な議論を見たいなら週末に訪れましょう。
所在地 : ニューブリッジロード、シンガポール 059299、シンガポール
地図 - 10
アル アブラー モスク
- 歴史
このモスクは 1827 年に建てられました。建立当初は小さな建物だったため、「小さなモスク」のニックネームで呼ばれていました。現在の建物は 1850 年代に建てられ、1980 年代に大規模な改装工事が行われました。
所在地 : 192 テロック エア ストリート、シンガポール 068635、シンガポール
電話番号 : +65 6220 6306
地図写真提供 Marcin Konsek (CC BY-SA 4.0) 修正済
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チャイナタウン ヘリテージ センター
- 歴史
シンガポールには数多くの優れた博物館があります。初期のチャイナタウンの豊かな歴史とシンガポールへの移住者の暮らしに興味があるなら、チャイナタウン ヘリテージ センターがおすすめ。入場料は大人 1 人 15 シンガポールドル、子供 (7 〜 12 歳) 1 人 11 シンガポールドルです。
所在地 : 48 パゴダ ストリート、シンガポール 059207、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 9 時 ~ 午後 8 時
電話番号 : +65 6221 9556
地図写真提供 Joyofmuseums (CC BY-SA 4.0) 修正済
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チャイニーズ メソジスト教会
- 歴史
チャイナタウンに数多くある文化的建造物のひとつで、シンガポール初のメソジスト教会。テロック エア ストリートにあり、中国風の屋根を持つアールデコ様式が特徴です。
チャイニーズ メソジスト教会での日曜日の礼拝は、午前 9 時、午前 11 時、午後 1 時半から。英語、福建語、インドネシア語で行われます。
所在地 : 235 テロック エア ストリート、シンガポール 068656、シンガポール
電話番号 : +65 6324 4001
地図写真提供 Jacklee (CC BY-SA 4.0) 修正済
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余仁生漢方店
- 歴史
余仁生漢方店は、その名前が示すようにシンガポールの中華系のほとんどの人が漢方を購入するお店。1910 年に中国の億万長者の余東旋によって建てられ、それ以来、このコミュニティの重要な中心地となっています。他にも中国茶やハーブなどの商品を販売しています。
所在地 : 273 サウスブリッジロード、シンガポール 058822、シンガポール
営業時間 : 月、火、木 : 午前 8 時半 ~ 午後 6 時水、金 : 午前 8 時半 ~ 午後 8 時、土 : 午前 8 時半から午後 7 時半 (日曜定休)
電話番号 : +65 6223 5085
地図写真提供 WiNG (CC BY-SA 3.0) 修正済
写真提供 Schristia (CC BY-SA 2.0) 修正済
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ジャマエ モスク
- 歴史
ジャマエ モスクは、シンガポールのチャイナタウンで訪れるべき聖地の 1 つ。モスクは 1830 年代にチュリアと呼ばれるインド人たち (インドのコロマンデル海岸出身のイスラム教徒の商人や貸し金業者) によって建てられました。シンガポール随一の古いモスクと考えられています。
所在地 : 218 サウスブリッジロード、シンガポール 058767、シンガポール
電話番号 : +65 6221 4165
地図写真提供 xiquinhosilva (CC BY 2.0) 修正済
- 格安
- 食事
もっと読むチャイナタウンにあるホーカーセンターの 1 つが、マックスウェル ロード フード センター。もう路上では販売されなくなった昔ながらのホーカーズグルメを満喫できます。
ホーカーのグルメは、主に中国、インド、マレーの 3 つの国の料理の影響を受けており、まさにシンガポールという国の構成と同じ。ワンタンやチャーシューが入った麺、肉骨茶とライス、サンバルソースが付いたバーベキューのエイ、サテ、ザルガイと卵が入った醤油味のナシゴレン焼きそばなど、ここで味わえる料理に多くの旅行者が魅了されています。ほとんどが本場の味で価格もリーズナブル。
所在地 : 1 カダヤーナルールストリート、シンガポール 069184、シンガポール
営業時間 : 毎日午前 8 時 ~ 午前 2 時
電話番号 : +65 6225 5632
地図写真提供 Fabio Achilli (CC BY 2.0) 修正済
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ナゴールダルガー寺院
- 歴史
ナゴールダルガーはヒンズー教の主要な寺院で、シンガポールのチャイナタウンのテロック エヤ ストリートにある観光スポット。古典的な型枠を使用したアーチや柱のほか、インド系イスラム教徒のモチーフがあしらわれた、独特な建築様式になっています。
ナゴールダルガーは南インド出身のイスラム教徒によって1828 年に建立された、シンガポールで屈指の重要な歴史的建造物。テロック エア ストリートとブーン タット ストリートの交差点にあり、簡単に見つかります。
所在地 : 140 テロック エア ストリート、シンガポール 068604、シンガポール
電話番号 : +65 6256 8188
地図