ロサンゼルスでゾッとする体験ができる 10 スポット

リンダ ビスタ病院は、ロサンゼルスの有名な心霊スポットです。1937 年建設のこの病院は地方の鉄道員向けの施設でしたが、幽霊が出ると噂されるようになりました。病院は心霊スポットとして知られるようになり、1991 年に閉鎖した後、ほぼすべての超常現象番組で調査されました。この不気味な場所は、『死霊のえじき』(1985 年) や『インシディアス』(2010 年) などのカルトホラー映画の舞台にもなりました。

残念ながら (あるいはありがたいことに)、議会の決定によりこの荒んだ病院は取り壊され、2015 年に高齢者用アパートが建設されました。筋金入りのゴーストハンターは、ロサンゼルスの昔の心霊スポットを回顧するように、現在も建物の周辺を訪れています。

クイーン メアリー号は、ロサンゼルスが誇る最高級の水上ホテルであると同時に、超常現象スポットでもあります。もともとは大西洋を往復する豪華客船として誕生し、ウィンストン チャーチルなどの著名人を乗せていました。しかし、第二次世界大戦の勃発で事態は一変。軍隊をヨーロッパの戦場に運ぶための船とされたのです。その後、戦死した兵士の霊が船に棲みついたのでしょうか。この船では超常現象の話が絶えません (このため船は「グレイ ゴースト」とも呼ばれます)。

宿泊客は、夜中に不気味な声とガタガタときしむ不可解な音を聞くことになるそうです。ここを訪れるならダーク ハーバー期間がいいでしょう。この 1 か月にわたるハロウィンイベントでは、迷路やストリート パフォーマンスだけでなく、「安らかに眠れ」という主旨の R.I.P ラウンジなど、恐怖を体験できる企画がたくさんあります。

幽霊が出るというハリウッド パシフィック シアター。ワーナー ブラザーズ シアターとして 1928 年に開業しました。本来は、ここで史上初の音声映画『ジャズ シンガー』(1927 年) のワールドプレミアが開催されるはずでした。しかし、不運な出来事が相次ぎ、期限までに建設を終えることができなかったのです。不満を募らせた共同創設者のサム ワーナーはシアターに呪いをかけたという一説も。

その直後、ワーナーは脳出血で亡くなりました。しかし、多くの人が彼の霊はまだこのホールをさまよっていると信じています。ロサンゼルスを代表する歴史的文化モニュメントですが、一般公開されていないので、訪ねる機会があったら外から眺めてください。

グリフィス パーク動物園は 1965 年に閉鎖され、今は朽ちた廃墟となっています。薄気味悪い洞窟のような敷地一帯には、動物が入っていた檻が今もあちこちに残っています。崩れかけた建物、壁に落書きがある通路など、異様な雰囲気に包まれています。

一説によると、元の所有者の姪が、叔父の遺産をだまし取られてこの土地を呪ったということです。それ以来、この土地の所有者となった人は早すぎる死や大きな不幸に見舞われ、多くの人がこの地の購入をためらっています。直近の所有者も、約 1,220 ヘクタールの敷地をすべて市に寄付したにもかかわらず、肝臓病で早世しました。

歴史あるコロラド ストリート橋は、「パサデナ自殺橋」という哀しい名前で知られています。1913 年の建設以来、多くの不幸な市民が橋から飛び降り、早すぎる死を遂げました。その悲惨な話とは対照的に、周辺には美しい自然が広がり、壮大な峡谷を貫くように流れる川に橋は架かっています。

ここで幽霊を見たという報告は数えきれないほどあります。欄干を乗り越える人がいるという目撃情報があった際、徹底した捜査が行われたものの誰も見つかりませんでした。女性の霊がふらふらと車道に入り、そのまま消えたという話もあります。

ハリウッド フォーエバー墓地は、映画界の有名人が眠る場所です。20 世紀前半に活躍したセシル B デミルやメル ブランクなどのスターが埋葬されています。『オズの魔法使い』(1939 年) でトトを演じた犬の墓もあります。

しかし、怪奇現象好きな人の関心を引き付けるのはスターの墓ではなく、幽霊の話です。最も有名なのは、無声映画時代の女優、ヴァージニア ラッペに関するものです。彼女の死はロスコー「ファッティ」アーバックルのスキャンダルに関連すると考えられており、湖のほとりでラッペの幽霊がすすり泣く姿がよく見られるということです。墓地のすぐ近くにあるパラマウント スタジオでは、古い衣装を着た亡霊が敷地内をさまようのを見たというスタッフも少なくありません。

薄気味悪い人形が並ぶハリウッド蝋人形館。幽霊がいなくとも、気分はまったく落ち着きません。しかし、この館が不名誉ながら超常現象ファンの間で有名になったのは、霊がさまようという話があるためです。

「最後の晩餐」の展示は、謎の女性の霊がベンチのそばで祈りを捧げることで知られています。また、「恐怖の部屋」に魅了された地元の 10 代の少年が、死後にそこに棲みついたという話もあります。あるジャーナリストがその噂を調べるために一晩部屋に閉じこもりました。朝、部屋から出たジャーナリストはひどく青ざめ、その経験について二度と話さなくなったそうです。