バンコクを巡るなら、BTSMRT 以外ではタクシーが最も簡便です。ほとんどのタクシーは新しく、中も広々としています。緑と黄や、赤と青の従来の色の組み合わせのほか、明るいオレンジ、赤、さらにはピンクのようなファンキーな色のものもあります。タクシーを見つけるのに手間取ることはありません。特に、バンコクのホテル、ショッピングモール、観光名所の周辺では簡単に見つかります。

しかし、雨が降っているときや、ラッシュアワーの時間帯は、非常に長く待つことになります。料金は 35 バーツからで、最初の 2 km は距離に応じた課金はありません。料金は、(約 1 km につき) 2 バーツずつ課金されます。交通渋滞の際には、追加料金が適用されます (6 km/h 未満で移動する場合は、メーター課金ごとに追加で 1.25 バーツ)。一般的には、タクシーで数 km 移動すると約 50 バーツかかります。バンコクのタクシー運転手のほとんどが英語を話さないので、意思疎通が難しいことがあります。臨機応変に想像力を働かせてください。

この眠らない街でタクシーが不足することは通常はありませんが、雨が降り始めると状況は一変します。料金は安価で、24 時間いつでも利用できます。今日ではメーター制のタクシーが主流ですが、時として、メーターをオンにするよう依頼しなければならないこともあります。丁重に (しかし断固として) 依頼して、後で交渉しなくてもよいようにしましょう。低額のタクシー料金で、運転手は混雑した道を何時間も運転しています。少額でもチップは喜ばれます。

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    タクシーの色が持つ意味

    タクシーの色が持つ意味

    バンコクのタクシーは非常にカラフルなことで知られていて、特にピンクのタクシーは有名です。車両の色は企業の違いを意味していて、運賃や提供しているサービスは同じなので、乗客には何の意味もありません。

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    利用可能なタクシーを見つける方法

    利用可能なタクシーを見つける方法

    バンコクでは、赤く点灯した空車サインを出しているタクシーが利用できます。

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    フェアな料金

    フェアな料金

    バンコクのタクシーはすべてメーターがついていますので、料金を交渉する必要は (ある意味) ありません。運転手がメーターの使用を拒否する場合は、疑った方がよいでしょう。運転手がメーターを使用する代わりに固定料金を提供すると主張する場合は、別のタクシーを見つてください。ホテルの前で待機しているタクシーは、大抵の場合疑わしいタクシーです

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    気乗りしていないドライバー

    気乗りしていないドライバー

    行きたい場所を告げてタクシーの運転手に拒否されたとしても、驚かないでください。これについては、あまりできることはありませんが、次の電話番号から陸運局に報告ができます。ホットライン番号: 1584車のプレート (タクシーの車内と車外) の写真を撮る必要があります。または、タクシーを報告するアプリ DLT タクシーをダウンロードすることができます。

    写真提供 David McKelvey (CC BY 2.0) 修正済

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    バンコクのタクシーを呼び止める

    バンコクのタクシーを呼び止める

    バスが近くにいないときには、バス停からタクシーに乗っても構いません。それ以外の場合は、警報器を鳴らされるでしょう。

  • トゥクトゥクのように、「良い」場所に連れて行ってくれる熱心なタクシー運転手には気をつけてください。そのようなタクシーは乗車しないか、案内を拒否しましょう。直観を信じてください。タクシーの運転手があまり信用できないと思ったら、次のタクシーを待つ方が無難です。繰り返しますが、ホテルの前で待機しているタクシーは大抵の場合、疑わしいタクシーです。

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    写真提供 Marcin Konsek (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    無知なタクシー

    無知なタクシー

    バンコクのタクシーの運転手が市内の隅々まで知っているとは思わないでください。常に地図を持ち歩くか、タイ語で書かれた行き先の名前と場所を用意することをおすすめします。

    写真提供 Johnwxh30 (CC BY-SA 3.0) 修正済

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    降りるときには注意して

    降りるときには注意して

    車のドアを開ける前に、後ろを見てオートバイが来ないことを確認してください。乗客が後ろを確認せずにドアを開けて、バイクがドアに突っ込んでしまうことがよくあります。そうなると、オートバイの運転手、タクシーの乗客、さらにタクシー自体に大きな損傷が発生しかねません。

    写真提供 Ilya Plekhanov (CC BY-SA 3.0) 修正済

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    チップとお釣り

     チップとお釣り

    タクシーの運転手にチップを渡す必要はありませんが、料金を最も近い 5 バーツまたは 10 バーツ単位で繰り上げるのが一般的な支払い方法です (ストレスの多い状況で長時間働き、あまり稼ぎが多くないので多めに支払いましょう)。でも、注意が必要な点があります。しばしばタクシーの運転手はお釣りを払おうとしません。そのため、高額紙幣ではなく、小額紙幣や小銭を持ち歩くようにしましょう。

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    忘れ物

    忘れ物

    タクシーを降りる前に、貴重品を忘れていないか確認してください。また、買い物袋も置き忘れないように注意しましょう。

Willy Thuan | 旅のプロ