カオ サン

バンコクのチャイナタウンは人気の観光スポットで、本格的な中華料理が食べられる場所です。日が暮れると、地元のグルメな人々が賑やかな通りに面したレストランや屋台を目当てにこのエリアに集まります。ジャルンクルン通りに接する長さ 1 キロのこの通りは、日中も夜と変わらず賑やかです。食材を買い求める人、金を売買する人、数多くある仏教寺院を訪れる人など様々な人々が訪れます。 マーケットの露店や木造の店が延々と続く通りが発するエネルギーは、一度訪れたら病みつきになり、また何度でも訪れたいと思わせます。バンコクのチャイナタウンに行くなら、旧正月などのお祭りシーズンがおすすめです。

スクンビットは、ショッピングにダイニング、ナイトライフも楽しめる、アクティビティがぎゅっと詰まったにぎやかなエリアです。おしゃれなレストランやバー、エアコン完備のモール、そして高級ホテルやヒップなクラブも多くあり、モダンで国際的な雰囲気が漂っています。 またバンコクで有名な歓楽街、ナナプラザ (ソイ 4) とソイ カウボーイ (ソイ 23 はずれ) もこのエリアにあります。何から何まであるにぎやかなエリアですが、大通りから出るソイ (脇道) に足を踏み入れると、かわいらしいカフェや落ち着いたレストラン、贅沢なデイスパなど、ストレス解消にピッタリの静かなスポットが見つかります。スクンビットはかなりの距離にわたって伸びていますが、その中心を通り抜けるスカイトレイン (BTS) を利用すれば簡単に見て回ることができます。

バイヨーク スカイ ホテルが建つプラトゥーナム地区は、このホテルを目印にバンコクのどこからでも簡単に見つけられます。なんと 88 階建てというタイでも屈指の高さ。バンコクの空にそびえ立つこのホテルは、この都市で人気のアクティビティ、そう、ショッピングにもぴったりのスポットです。 どんな予算にも対応するありとあらゆる物が売られているこのエリア。バンコクでも特ににぎやかなプラトゥーナムは、マーケットやモール、数々の店舗でファッションアイテムを卸値で買えることで有名で、衣類やアクセサリー、ジュエリー、鞄など、いろいろな物を格安で購入できます。

アレックス ガーランドの人気小説『ザ ビーチ』に登場したカオサン通り。その小説でも描かれたように「バックパッカーの聖地」と言われています。多くの旅行者が何かを探し求めてやってくる、まさに「聖地」という呼び名がぴったりの場所です。カオサン通りとその両側の通りにわたって、買い物や情報交換、次の旅先に向けた準備にと、多くのバックパッカーが集まります。 1 km ほどのこの通りには、安宿や中級ホテル、インターネットカフェ、バー、レストラン、マッサージパーラー、さらに旅行代理店、書店、露店、タトゥーショップなどが所狭しと並び、今ではカオサンだけに収まりきらず、隣のランブトリ通りにまで人や店舗が溢れ出しています。細かいことは気にしない「何でも OK」のカオサン通り。バンコクでもここだけの独特の雰囲気が漂っています。

バンコクのリバーサイドは、この都市のルーツが眠る場所です。王朝が台頭しては衰退し、英雄や反逆者も登場するというように、バンコクの歴史はまるで長編小説のよう。そうした歴史が繰り広げられたのがこの川沿いの一帯です。リバーサイドはバンコクの中でもとりわけ景色がきれいな場所で、きらびやかな寺院や宮殿、重要な史跡、豪華な 5 つ星ホテルを背景に、通勤者を乗せた水上タクシーや米を運ぶ荷船が忙しく往来。昼夜をとおしてさまざまな光景を楽しむことができます。 ここ 10 年ほどの間に数々のコンドミニアムやオフィスビルが建てられたものの、現在もここならではの独特の魅力を保っています。川の両岸には多くの一流ホテルが建ち並び、その間に家族代々のレストランやお店が点在しています。バンコクで見逃せない、とても趣のあるエリアです。

バンコクのサトーン地区はルンピニー公園からチャオプラヤ川までの一帯で、スコータイ、W バンコク、バンヤン ツリーなど、バンコクで今最もトレンディなホテルがこのエリアに建っています。そのほか、サービス付きの高級アパートメントや、地元料理や各国料理を楽しめる高級レストランも数多くあります。 このエリアにはバンコク スカイトレイン (BTS) が通っていて、スラサックとサパーンタクシンの 2 つの駅を利用できます。サトーンは、シーロム、サイアム、リバーサイド、スクンビット通りなどの主要エリアに近いという抜群のロケーションから近年急激な成長を遂げ、特に、拡大し続ける駐在員コミュニティと、長期滞在者やビジネス旅行者に人気があります。