チューリッヒでおすすめのアクティビティ ベスト 10

ミュンスターホフは、チューリッヒの旧市街アルトシュタットで一番大きい広場です。広場の周りには、フラウミュンスター教会やツンフトハウス ツア マイセン博物館など、多くのギルドハウスや歴史的建造物があります。

リンデンホフ地区にあるミュンスターホフは車両進入禁止エリアなので、徒歩や自転車で観光しやすくなっています。ツンフトハウス ツア バーグ、ツォイクハウスケラー、シュプルングリーといったレストランは、チューリッヒの前衛芸術運動であるダダイズムの中心人物たちがかつて拠点にしていた場所です。

ギャラリーを 1 つしか見る時間がないときは、チューリッヒ美術館に行きましょう。この美術館では、印象派のモネの風景画から表現主義のムンクの絵画まで、あらゆる主要ジャンルの作品が展示されています。コレクションは膨大で、15 世紀から現代に至るまでの彫刻、絵画、スケッチなど、95,000 点を超える作品が所蔵されています。

チューリッヒ美術館の最大の見どころは、スイスの超現実主義 (シュールレアリスム) の芸術家である、アルベルト ジャコメッティのコレクションです。コレクションはジャコメッティの示唆に富む傑作の数々にスポットを当てています。コレクションは、150 点以上の彫刻と 20 点以上の絵画で構成され、そのほとんどがジャコメッティか弟のブルーノ ジャコメッティの作品です。

ロスティは、スイスで定番の伝統的スタイルの朝食です。ハッシュドポテトと同じように、粗くおろしたジャガイモを円形に整え、バターか油を引いたフライパンで焼いたものです。一般的なロスティのレシピは、ジャガイモに塩とコショウを少し加えただけですが、細切りにしたリンゴ、ベーコン、玉ねぎ、チーズなどの具材を加えるレストランもあります。

ロスティはチューリッヒのほとんどのレストランで食べることができますが、中心街のレストランの中では、ツォイクハウスケラー、ラインフェルダー ビエルハレ、カフェ レストラン モーレンコップフが特に人気です。

バーンホフ通りは、カルティエ、プラダ、シャネルなどの有名ブランドが立ち並ぶショッピングストリートです。ミュンスターホフの 500 m 北西に位置し、チューリッヒの高級ショッピングストリートとして広く知られています。

バーンホフ通りの南の端には、チューリッヒ湖に最も近い広場、パラデ広場があります。この広場は 1836 年創業の高級チョコレート専門店のコンフィズリー シュプルングリーがあることで知られ、街のエリートたちはコーヒーやこのカフェの名物「ルクセンブルグリ マカロン」を求めてやって来ます。

グロスミュンスター大聖堂は、16 世紀に起こったスイスの宗教改革運動の中心地であり、チューリッヒで最も重要な教会の 1 つです。ロマネスク様式の大聖堂は 1230 年に建造され、チューリッヒの守護聖人フェリクスとレグラの墓の上に建てられたと言われています。

教会の回廊には宗教改革博物館があり、地下室では期間限定で美術展や文学イベントが催されています。約 5 Fr の入場料を払えばカール塔に登ることができ、187 段の階段を上った先の頂上からは、チューリッヒの街並みとグラールス アルプスのパノラマビューを楽しめます。

キャバレー ヴォルテールは、1916 年にフーゴ バルが反戦芸術・政治運動であるダダイズムを創始した場所です。現在は博物館になっており、年間を通じて展示会、上映会、読書会が開かれています。また、併設されたカフェやバーでは、アブサン (薬草系リキュールの 1 種) を飲みながら政治について熱く議論を交わす人の姿が見られることも。キャバレー ヴォルテールには、ダダイズムにちなんだ「ダダ アブサン」という名前のオリジナル アブサン ブランドもあります。

ダダイズムについてより深く知りたい人のために、キャバレー ヴォルテールでは 2 種類の概要ツアー (1 時間で 250 Fr、1 時間半で 300 Fr) が英語、ドイツ語、フランス語で行われています。どちらのツアーもダダイズムの歴史から始まり、ツンフトハウス ツア バーグやツンフトハウス ツア マイセンなどの重要な観光名所を訪れます。

スイス国立博物館では、豊富な遺物や工芸品を通して、はるか昔の先史時代から現代に至るチューリッヒの文化を知ることができます。この小塔のあるネオゴシック様式の博物館は 1898 年の建設で、プラッツシュピッツ公園とチューリッヒ中央駅との間にあります。

博物館の豊富なコレクションを巡るツアーでは、宝石を散りばめた中世の宝物や、武器庫塔に収められた馬上槍試合の道具、考古学的発見の数々を見学できます。スイス国立博物館で所蔵される遺物の中でもとりわけ貴重な遺物としては、10 万年前の火打石があります。

チューリッヒ湖近くの 70,000 平方メートルの緑地に広がるのが、市内最大の都市公園のリーターパークです。ここは、ピクニック、ジョギング、スポーツなどのレクレーションが楽しめる人気スポットです。夏は、公園の噴水を囲むエリアでクラシックコンサートがよく開催されます。

チューリッヒ湖畔近くの緑の丘の上に佇むリートベルク美術館は、印象的なネオクラシカル様式の邸宅を利用しています。ここは、かつてワグナーがマティルデ ベーゼンドンクの詩に曲をつけた場所でもあります。現在、美術館はチベットのブロンズ像、インドの細密画、アステカの彫刻など、ヨーロッパ以外の作品を展示しています。

チューリッヒは、料理のクオリティに関して世界トップクラスの都市と言われており、ミシュランガイドで高く評価されているレストランが数多くあります。数週間前の予約が必要ですが、キュスナハトにあるミシュランで星付きのリコズ クンストシュトゥーベンでは、マスターシェフのリコ ザンドネラ氏が芸術的にアレンジしたフランス料理を楽しめます。

チューリッヒの景色も楽しみたいなら、ドルダー グランド ホテルのレストランの屋上がおすすめです。この優雅な雰囲気のレストランは、ミシュランの 2 つ星を獲得したハイコ ニーダーがシェフを務めています。

チューリッヒのダウンタウンの西側に位置するのが、かつての労働者の街から流行りのエリアへと姿を変えた、チューリッヒ ウェストです。別名クライス 5 とも呼ばれ、陽気なナイトライフとエネルギー溢れる芸術の街として若者を惹きつけています。地元の人の多くがすすめるスポットとしては、カジュアルな雰囲気のフラウ ゲロルズ ガルテン、多彩なライブミュージックのボーゲン F、極上のエレクトロニック ダンス ミュージックのハイブがあります。

日中は、チューリッヒ ウェストのヴィアドゥクト (高架橋) 地区複合施設のデリカテッセン、アートギャラリー、スポーツ、ファッション ブティックが、買い物客で賑わっています。敷地内のマーケットホールで、農産物やスイスの特産品を買うこともできます。