マドリードの公園おすすめ 10 選

レティーロ公園 (Parque de El Retiro) は印象的な公園で、広々とした空間に幅広の道、そして輝く水晶宮があります。園内には人工の湖があり、手漕ぎボートに乗ることもできます。

年間を通じて楽しめる公園ですが、野外コンサートや展覧会など、気になる特別イベントも開催されています。入場無料なので、お財布にも優しいスポットです。市内中心部から東にすぐの場所にあるので、チェックしてみてください。

カサ デ カンポ公園 (Casa de Campo) は、ニューヨークのセントラルパークの約 5 倍という世界でも有数の広さを誇る巨大公園です。総面積約 1,700 ヘクタール (4,200 エーカー) の広大な敷地にさまざまなアクティビティが詰まっていて、アクティブに過ごしたい人にもリラックスしたい人にもおすすめです。

公園の広々とした芝生でスポーツを楽しむ人も多く、よく手入れされた小道をのんびりと散歩するのもおすすめです。木々の葉が色彩豊かに色づく秋は、ひときわ魅力が増します。市街中心部から少し西に行ったところにあります。

オエステ公園 (Parque del Oeste) は、市内の他の公園と比べると訪れる人は少ないのですが、見事な常緑樹やバラ園をはじめとする見所があり、隠れた名所となっています。通常は北欧にしか見られない種類の樹木がこの公園では堂々たる姿に育っています。

特にバラ園がすばらしく、毎年春には色とりどりの花を咲かせます。春の開花時期にマドリードに来られる際には、ぜひ訪れてみてください。この公園のもう 1 つの見所として、エジプトから移転された古代エジプトのデボー聖堂があります。この公園は、市内中心部西側のマンサナレス川の東岸沿いにあります。

アルフォンソ 13 世王立植物園 (Real Jardin Botanico Alfonso XIII) は、多種多様な地中海の植物が集められた手入れの行き届いた植物園です。オリーブ、ケルメスオーク、つる植物、アルブツス、イチジクなど、さまざまな植物が見られます。

園内には植物だけでなく、人工の間欠泉もあり、湿地帯の植物に適した生態系が実現されています。この植物園は、市内中心部から北に少し行った、バジェエルモソを過ぎた先にあるマドリード コンプルテンセ大学のキャンパス内にあります。

フアン カルロス 1 世公園 (Parque Juan Carlos I) は、レクリエーションのアクティビティとスマートなデザインが特徴で、市内にある公園の中でもとくに近代的な公園となっており、スペインの 3 つの歴史文化が表現されています。自転車のレンタルが人気ですが、ピクニックやローラーブレードも楽しめます。

広大な公園なので、移動には無料の小型電車を利用できます。この公園には、スペインの歴史上重要な 3 つの文化であるユダヤ教、キリスト教、アラブの様式を取り入れた 3 つの庭園があり、いずれも見逃せません。市内中心部から北東に向かって数 km のバラハス近くにあります。

エル カプリチョ公園 (Jardin El Capricho de la Alameda de Osuna) は、それぞれにデザインの異なる 3 つの区画で構成されているユニークな公園です。1 つ目の区画は、ベルサイユ宮殿を模したフランス風の公園です。

その他の区画も、伝統的なスペインの公園とはスタイルが異なります。2 つ目の区画は優雅な英国式庭園、3 つ目の区画はイタリア式庭園です。いずれも抜かりなく手入れが行き届いていて、ありきたりでない公園を求めているならぴったりの場所と言えます。この公園は、市内中心部から北東に向かって数 km のバラハスにあります。

キンタ デ ロス モリノス公園 (Parque de la Quinta de Los Molinos) は、アーモンドの木で有名なマドリードのお花見の名所です。アーモンドの木は毎年 2 月から 3 月にかけて花を咲かせます。この時期に立ち寄ることができれば、ぜひ実際に見に行ってみてください。

アーモンドの花のつぼみは非常に絵になるので、タイミングが合えばつぼみと一緒に写真を撮りましょう。園内にはアーモンドの木が 1,000 本以上あるので、どこかの木にはつぼみを見つけられるはずです。この公園は、エルサルバドルの他の多くの公園よりも北東に位置し、街の中心部からは少し離れています。

ベルリン公園 (Parque de Berlin) はその名の通り、ドイツの記念碑や歴史の足跡が見られ、ドイツが感じられる地元の公園です。地元マドリードのドイツ系住民によって作られた公園で、ドイツ人学校の近くにあります。

園内には、ベルリンの壁の破片やルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの記念碑など、ドイツに関連する記念碑や見所が沢山あります。市内中心部から北東に数 km、地下鉄コンチャ エスピナ駅のすぐ向かいにあります。

サバティーニ庭園 (Jardines de Sabatini) は、厳密には王宮の敷地内にある公園で、かつては王室の厩舎があった場所です。この公園には有名な建築家サバティーニの名前が付けられていますが、彼を称える目的で名付けられたもので、実際の設計者ではありません。

迷路のような低木と対称的に刈り込まれた木々や生垣があり、幾何学的な形状を特徴とするデザインで、古典的なフランス式の庭園になっています。市内中心部からほど近い、マラサーニャ地区の西隣にあります。ぜひ自分の目で確かめてみてください。

デヘサ デ ラ ヴィラ公園 (Dehesa de la Villa) は街中にありながら、都会にいることをすっかり忘れさせてくれる、木々の生い茂る、歴史ある公園です。12 世紀半ばに狩猟場として使われていたことがこの公園の始まりですが、現在は整備の行き届いた居心地のよい公園となっています。

うっそうと茂る木々に囲まれていると、しばし都会の慌ただしさを忘れられます。しかも、市内中心部から離れていないので、都会の観光スポットまで短時間で移動できる便利さもあります。この公園は、市内中心部から北にわずか数 km のバルデサルサにあります。