ソウルの公園おすすめ 10 選

韓国の政治、金融、メディアの中心地である汝矣島に位置する汝矣島漢江公園はソウル市民の憩いの場。地下鉄やバスなどの公共交通機関でのアクセスも良く、オフィス街で働く人たちや市民が一年を通して訪れています。有名な桜まつりや花火大会の会場となるほか、週末にはさまざまな催し物が開催され、ピクニック客の目と耳を楽しませてくれます。

自転車道や歩道もよく整備されており、サイクリングや散歩にぴったり。自然生態系を学べるエコパークでもあるため、お子様と一緒に訪れるのもおすすめです。ダックボートやヨット、クルージングなど、さまざまなウォーターアクティビティを通して、川の魅力を存分に満喫しましょう。

ハヌル公園は、2002 年に韓国と日本で開催されたサッカーのワールドカップを記念して、ワールドカップ競技場の周りに造られた公園の 1 つです。蘭芝島 (ナンジド) のごみ処分場を再生復元して造られました。広々とした丘の上に広がるこの公園は、夜景や夕日の美しさで知られています。

また、ここで行われるススキ祭りはソウルを代表する秋のイベントの 1 つ。毎年ススキの穂が美しくなる 10 月に開催されます。都心ではなかなか見られないススキの草原。カップルがロマンチックな写真を撮れるスポットがたくさんあり、デートスポットとしても人気です。爽やかな秋晴れの日にハヌル公園でデートをするのはいかがですか ?

トゥクソム漢江公園は、漢江公園が造られる前からソウルの川辺にある遊園地として有名でした。涼しい川風に吹かれながらウィンドサーフィン、水上スキー、パワーボートなど、さまざまなウォータースポーツを楽しめます。公園内には、サッカー場、バスケットボールコート、テニスコート、バドミントンコート、ロッククライミングの壁など、さまざまなスポーツ施設があります。テントを借りることができるので、真夏でも太陽の日差しを避けて日中にピクニックをすることができます。夕方からは涼しい風が吹くので、いろいろな食べ物を楽しみましょう。

多くの市民に愛されているトゥクソム漢江公園。見たり、体験したりすることがたくさんあります。公園で開催されるさまざまな文化イベントやコンサートも、多くの人々から人気を集めています。音楽噴水があるエリアでは、さまざまな音楽に合わせた色鮮やかな噴水のショーを楽しみましょう。

汝矣島公園は、韓国の政治、金融、メディアの中心地である汝矣島のコンクリート ジャングルの中にある、豊かな緑に恵まれた美しい公園です。かつてこの地には滑走路がありましたが、改修されて市民の憩いの場となりました。公園には、自然生態の森、文化イベント広場、芝生広場、韓国伝統の森という 4 つの主要エリアがあります。池の周りにさまざまな生物が生息する自然生態の森は、都心で自然を満喫できる場所です。

レンタサイクルやインラインスケートを借りることもできるので、身体を動かす遊びも楽しめます。四季を通じて美しい眺めを満喫できる公園で、特に春は桜、秋は紅葉の名所となっています。慌ただしい都会の生活に疲れたら、汝矣島公園でひと休みしてはいかがでしょう。

大学路から東大門へと続く駱山公園は、韓国の歴史と文化を体験できる場所。ソウルの美しい夜景スポットでもあります。丘の頂上からは、北漢山とソウル中心街の壮大なパノラマを眺めることができます。

東大門から始まるハイキングコースでは、ソウル城郭に沿って緑豊かな道を進みます。この曲がりくねった城郭道は駱山公園の最大の特徴でもあります。大学路方面に進んだ先に位置するのは梨花壁画村 (イファピョックァマウル)。美しい壁画が随所に点在するインスタ映えスポットです。まさに過去と現在が融合するこの公園では、時間の感覚を忘れてしまうでしょう。

1988 年に開催されたソウルオリンピックに伴い設立されたオリンピック公園は、主に文化、スポーツ、エコロジー、歴史の 4 つのゾーンで構成されています。元々オリンピック会場として設計された施設であるため、公園内にはテニス、フェンシング、体操、重量挙げ、水泳などの競技スタジアムが併設されています。ソウルオリンピック後、これらのスタジアムは国内外の多くのアーティストのコンサート会場として使用され、現在では文化的中心地となっています。

世界で 5 本の指に入る彫刻公園でもあり、世界的に有名な彫刻家のものを含む、約 210 の彫刻作品が施設の随所に展示されています。韓国を代表する建築家、キム ジュンヨプが世界平和を願って手掛けた「世界平和の門」は、この公園の最大の見どころでしょう。園内は美術館や歴史館など各種文化施設も充実しています。この公園を訪れて、芸術や文化に浸ってみてはいかがでしょうか。

竜山家族公園は、広い芝生と池がある西洋風の公園です。1592 年に豊臣秀吉が朝鮮に出兵した文禄の役 (壬辰倭乱、じんしんわらん) では兵站 (たん) 基地として使用され、1882 年の壬午事変では当時の清の軍隊に占領されました。そして日本軍の軍事施設として使用された後は、在韓米軍基地となりました。戦争の歴史を今に伝えるこの場所ですが、今では市民が家族と一緒に平和に過ごせる公園に生まれ変わっています。

池や噴水、さまざまな運動器具や遊び場があり、子供連れでの外出にぴったりです。さまざまな体験を求めているなら、近くにある国立中央博物館がおすすめです。公園と美術館はつながっているので、行き来するのも容易です。韓国の宝物第 2 号である普信閣 (ポシンガク) の鐘は、国立中央博物館の右側に安置されています。新年の始まりを祝う毎年恒例の鐘撞きの儀式。これに使用される鐘を実際に見てみましょう。重厚で柔らかな鐘の音色にはきっと感動します。

京春線森の道は、地下化した京春線 (キョンチュンソン) の線路跡に造られた複合文化空間です。緑が美しい森のほか、園内には展示や体験プログラムを行うさまざまな文化施設があります。日中は瞑想をしながら散歩するのにぴったりな、落ち着いた雰囲気の細長い形の公園ですが、夜になると色とりどりの照明によって夜景の人気スポットに変わります。最先端技術によって生活のあらゆる場面が変わってしまった現代。その中で昔の鉄道跡地のロマンチックな雰囲気を感じることができます。

最近オープンした京春線森の道ギャラリーでは、散策の途中で休憩を取りつつ、アートを楽しむことができます。公園内には思わず目を引かれる壁画があちこちに。これらを背景に素敵な写真を撮りましょう。近くの花郎台 (ファランデ) 駅はソウル最後の簡易駅で、現在は展示場として利用されています。駅前には、ミカ型蒸気機関車、狭軌電車、路面電車など、さまざまな電車が展示されています。時間があれば、この駅にも立ち寄ってみることをおすすめします。

二村漢江公園は中浪川橋 (チュンナンチョンギョ) と元暁大橋 (ウォンヒョデギョ) の間の川の北岸沿いにあります。カラシナの花、月見草、ヨシ、ススキ、コスモスなど、四季折々の花が咲き乱れ、散歩やジョギングにぴったりの公園です。10 月初旬に開催される「世界花火祭り」の期間中、この公園は絶好の観覧スポットの 1 つとして大勢の人でにぎわいます。

この公園にはインラインスケートリンク、バスケットボールコート、テニスコートなどのさまざまなスポーツ施設があり、ソウルでスポーツを楽しみたい市民に人気があります。整備の行き届いた自転車道もあります。特に漢江横断体験センターでは、リバーラフティングなど、この場所ならではのプログラムが用意されています。

南山公園は、南山を中心に広がるレクリエーションエリア。海抜 262 メートルに位置するこの公園には、ケーブルカーで簡単にアクセスできます。途中で上りと下りが出会う瞬間は、ケーブルカーならではの体験です。ケーブルカーだけでなく、南山トゥルレギル (散策道) から徒歩でアクセスしたり、循環路線バスを利用して公園に行くこともできます。

南山頂上には、N ソウルタワーのほか、散歩、運動、休憩のためのさまざまな施設が整備されています。韓国全土から取り寄せた松の木が使用された八角亭も見どころの 1 つです。展望台からは、晴れた日には仁川の街並とその向こうに広がる海まで見渡せます。南山を散策して、その美しい眺めで心も体もリフレッシュしませんか ?