東京のおすすめシアター 5 選

兵庫県宝塚市を本拠とする未婚の女性だけで構成される世界でも珍しいミュージカル劇団、宝塚歌劇団の、東京にある専用劇場が東京宝塚劇場です。

創立は 1914 年にさかのぼり、女性の役だけでなく、男性の役も女性が演じます。団員はタカラジェンヌと呼ばれ、女性ながら男の色気漂う素敵な男役と、可愛い娘役の魅力が熱心なファンたちを惹きつけています。出演するのは、花、月、雪、星、宙の 5 組に分かれた 200 名以上の団員たち。そのミュージカルとレビューの華やかさには心を奪われます。

銀座の東にある豪しゃな外観の歌舞伎座。男性だけで演じる歌舞伎の本拠地となっている劇場です。

17 世紀の始めまでさかのぼる歌舞伎の歴史。今ではユネスコ無形文化遺産にも指定されており、人間国宝に指定されている役者もあります。客席数は約 2,000 席。月初めと月末の数日を除いて毎日華やかな舞台が上演されています。売店には素敵なお土産も。歌舞伎座周辺は銀座から築地へと続く都内有数の繁華街。帰路には老舗のバーのカウンターで華麗な舞台について語るのも粋な趣向です。

1997 年にこけら落としを行った新国立劇場。オペラ、バレエ、ダンス、演劇を専門とする新たな国立劇場です。

館内にはオペラ劇場、中劇場、小劇場の 3 つの劇場が。オペラ劇場は 4 面舞台で、オペラパレスという愛称が付けられています。オープンスペースには舞台で使用された衣裳や小道具が展示されており、公演に関連する図書を閲覧したり、公演映像を視聴したりできる情報センターも充実。観劇の際には託児サービスもあり、車椅子スペースなどのバリアフリー設備も整っています。

新宿の隣、初台にある東京オペラシティ。劇場などの文化施設とオフィスタワーからなる複合施設です。

クラシック専用のコンサートホール、ソロリサイタルや室内楽向けのリサイタルホール、礼拝堂をイメージした小ホールの近江楽堂、オペラやバレエが上演される新国立劇場など、どれも最新設備が整っています。地下 1 階から地上 2 階には気軽に楽しめるレストランやショップ、最上階の 54 階と 53 階には素晴らしい眺望や夜景を楽しめるレストランがあり、コンサートや観劇と合わせて楽しめます。

NEO 歌舞伎をコンセプトにした前衛的な演出と変幻自在に変化する舞台が魅力の六本木金魚。新感覚のエンターテインメントです。

オープンしたのは 1994 年。男、女、ニューハーフのダンサーが見せるパワフルな演技には圧倒されます。レビューでもなく、オペラやミュージカルとも異なる、六本木金魚独自のショーはエモーショナル ダンスショー。世界各地から著名な映画監督やファッション デザイナーらが訪れるほどの人気を誇る、日本を代表するショーレストランです。