香港でおすすめの博物館 / 美術館ベスト 13

香港文化センターでは、音楽コンサート、ヨーロッパのオペラや京劇、バレエ、演劇など、さまざまな公演が開催されます。ここは、香港国際映画祭の会場でもあります。映画が上映される夜には、世界に名だたる俳優や監督が何百人もこの街に集まります。

香港文化センターには、メインコンサートホール、2 つの劇場、展示ギャラリー、ロビー展示エリアがあります。また、大きな広場には、屋外展示や野外コンサート用のセクションが 4 つ設けられています。

歴史好きにはたまらない香港文物探知館。香港の歴史を詳しく知ることができる文化博物館です。常設ギャラリーでは、交通の変遷の歴史や考古学の研究発掘調査に基づいた先史時代の遺物など、興味深い展示が行われています。展示だけでなく、講堂や教育アクティビティルーム、香港についてもっと知りたい人のための参考図書室もあります。

九龍公園内に位置しているため、香港の歴史と文化を探訪するついでに、周りの広大な緑地を散策するのもよいかもしれません。香港文物探知館は入場無料です。

香港文化博物館では、ダイナミックでインタラクティブな展示プログラムを通じて、芸術、文化、歴史の融合を見ることができます。7,500 平方メートルの展示スペースに設けられているのは 5 つの常設ギャラリーと 6 つのテーマ別ギャラリー。

城門川の近くに位置する建物には、伝統的な中国式の中庭が付いています。家族で来た時、嬉しいのは児童探知館。4 〜 10 歳までのお子様が楽しめる 8 つの学習ゾーンや伝統的なおもちゃで遊べるコーナーがあり、シアタープログラムに参加することもできます。

香港海事博物館は、外観はそれほど目立ちませんが、香港の海事史がすべて分かる魅力的なミュージアムです。中環フェリー埠頭に直結したこの文化的スポットには 15 のギャラリーがあり、1,000 以上の収蔵品が展示されています。

博物館の各セクションには体験型の展示があるので、子供たちも楽しみながら見学できます。2 階と 3 階の窓からヴィクトリア ハーバーを眺めるとき、香港海事博物館で目にするものへの感慨がひときわ深まることでしょう。

彫刻や絵画、茶器や書道など、15,000 点以上の作品が展示されている香港芸術館。展示スペースの広さは 10,000 平方メートルにおよび、12 のギャラリーやヴィクトリア ハーバーを一望できる施設内の飲食店がたくさんあります。

香港芸術館の 1 階には多目的ホールがあり、テーマ別の展示や文化イベントが定期的に開催されています。

大都市香港についての興味深い知識が得られる香港歴史博物館。博物館の常設展示は、香港の先史時代の生態系を再現した展示、大浪湾で発見された石の彫刻の複製、そして新石器時代にまで遡る石や陶器、青銅の工芸品などを含む 8 つのギャラリーで構成されています。

さらに、視覚障がい者や聴覚障がい者のための無料通訳ガイドツアーや紙を使った模型作成ワークショップも開催しています。

旧大埔墟駅舎を改装して 1985 年にオープンした香港鉄道博物館には、世界中の旅客列車のモデルや機関車が展示されています。1913 年に中国の先住民族の建築様式で建てられた本館の外観は、中国南部の古くからある寺院によく見られるような、たくさんの小さなデザインで飾られています。

博物館には待合室と切符売り場があり、駅建設の初期の頃を写したこの地域の貴重な写真もたくさん展示されています。

香港科学館では現代的でインタラクティブな取り組みが行われ、幅広い年齢層の来館者が楽しめるものが盛りだくさんのミュージアム。3 階建ての館内には 500 点を超える展示があります。体験型のギャラリーが多く、ロボットで遊んだり、VR (仮想現実) を楽しんだりできるほか、有線通信装置での会話も可能です。

2 階の交通ホールに行けば、天井から吊り下げられた実物大の DC3 飛行機 (香港初の旅客機) が目に飛び込んできます。さらに、高さが 22 m もあるツインタワーのエネルギーマシンも必見。マシンが作動すると、圧巻の AV 効果を使ってさまざまな形態のエネルギーを見ることができます。

李鄭屋漢墓博物館は、東漢時代 (紀元 25 ～ 220 年) の陶器と青銅器などのコレクションを展示する博物館。博物館は 1955 年に発見された 4 部屋あるレンガ造りの墓に隣接しています。

実際の墓は一般公開されていませんが、エントランスのガラス越しに墓の中を一部見ることができます。場所は、東京街沿いの MTR 長沙湾駅から北東に 350 m 先です。

ジャッキー チェンやブルース リーなど香港の有名人はもちろん、国内外の著名人の蝋人形が 100 体以上展示されているマダムタッソー蝋人形館。2000 年にオープンしたこの蝋人形館には 11 のインタラクティブゾーンがあり、扱うテーマも音楽やスポーツから映画やアニメまで多岐にわたります。

場所は、香港で最も高い丘であるヴィクトリアピークです。一番楽な路面電車で行くのもよし、ハイキングで登って持久力を試すのもよし (MTR 中環駅から山頂までは徒歩で約 1 時間です)。

文武廟の南東約 250 m、香港のダウンタウンに佇むクリエイティブモール兼デザインスペースの PMQ。おしゃれなマーケットの雰囲気が漂う現代的なアートとデザインの空間には、香港屈指のクリエーターや職人が手がけるジュエリー、陶器、絵画、服が並んでいます。

PMQ 内にある QUBE は約 450 人を収容できる多目的ホール。ワークショップ、パネルディスカッション、仮設展示などのインタラクティブなイベントが年間を通じて開催されます。週末には、PMQ の仮設マーケットでライブミュージックや屋台が遅くまでにぎわいます。

三棟屋村という壁に囲まれた田舎の村を当時のまま残している三棟屋博物館。歴史は 18 世紀までさかのぼります。この客家村には一時期 300 人もの陳一族が住んでいました。

この博物館には祖廟、講堂、2 列の伝統的な家屋があり、年代物の家具、手工芸品、農具がそのままの状態で置かれています。また、現代的なギャラリーもあり、香港の客家人の田舎の生活様式、食べ物、伝統工芸品についてのインタラクティブな展示と動画が楽しめます。