バルセロナの美術館・博物館 10 選

「ビッグ ファン ミュージアム」としても知られるミュージアム オブ イリュージョンズは、訪れる人を錯視の世界へといざない、芸術作品の一部にしてくれます。直接体感できる展示なので没入感が味わえます。

多くの美術館とは異なり、ここではカメラの使用が奨励されています。たくさん写真を撮って目の錯覚を楽しみましょう。ポーズをしっかり決めると効果も際立ちます。博物館までは、カタルーニャ広場から南へ徒歩数分です。

カタルーニャ美術館は、何世紀も前の作品を含む膨大なコレクションで知られる人気の美術館です。主にロマネスク美術の教会画と 19 世紀から 20 世紀にかけてのカタルーニャ芸術に焦点を当てたコレクションとなっています。

スペイン最大級の美術館であるため、すべての展示を見るにはかなり時間がかかります。その点を考慮して旅程に組み込むことをおすすめします。モンジュイックのマジカ噴水から南へ歩いてすぐのところにあるイタリア式の壮大な建物がこの美術館です。

コスモカイシャは一般科学、自然、宇宙に焦点を当てた地元で人気の科学博物館で、多くの体験型展示があります。インタラクティブな展示が幅広く用意されているので、子供連れの家族旅行に大変人気です。しかも 18 歳未満の学生は無料で入場できます。

この博物館の目玉の 1 つは本物の植物を使って再現した熱帯雨林で、まるでアマゾンを歩いているかのような気分を味わえます。3 ～ 8 歳の子供向けの特別なプラネタリウムもあります。博物館は、エルス パニテンツ地区とサン ジェルバシ – ラ ボナノバ地区の間にあります。

ピカソ美術館は、20 世紀の芸術家パブロ ピカソの優れた作品を集めた美術館で、展示作品数はなんと 4,000 点を超えます。ピカソ作品の所蔵数では世界屈指の美術館です。

館内にはさまざまなピカソ作品が展示されており、中でも 19 世紀後半に制作された初期作品は圧巻です。また、ピカソとバルセロナの関係について知ることもできます。ラ リベラ地区にある中世の邸宅 5 棟が美術館になっています。

バルセロナ エロティック ミュージアムは、スペインとカタルーニャを中心に世界中のエロティシズムの歴史を紹介するユニークな博物館です。日本やインドなど遠く離れた場所からやって来た何世紀も前の品も展示されています。

有名なピカソ作品も所蔵されています。場所は、ゴシック地区西側のリセウ駅近くです。

ジョアン ミロ美術館は、現代美術、特にバルセロナ生まれの画家、陶芸家、彫刻家であるジョアン ミロの作品に特化した美術館です。近代的な建物に入る前から、訪れる人を彫刻が出迎えてくれます。

ミロの作品を中心とする美術館ですが、それがすべてではありません。実験的な若い芸術家の作品だけを取り上げた展示スペースもあります。美術館はラリバル庭園の東側の丘にあります。

カタルーニャ歴史博物館は、カタルーニャの歴史だけでなく、この地方の文化がスペイン国内や諸外国に与えた影響にも焦点を当てた魅力的な博物館です。カタルーニャ地方についての理解を深めるために、歴史学者と他の社会科学分野との対話を促す場として設立されました。

充実した歴史的遺物や展示品の中には、先史時代にまで遡るものもあります。ここではあらゆる重要な時代の痕跡をたどることができますが、比較的近年の革命派の隆盛とフランコ体制下スペインによる抑圧に特に重きが置かれています。博物館はバルセロネータの西側の海辺にあります。

FC バルセロナ ミュージアムは、カンプ ノウ スタジアムとバルセロナのサッカーの歴史を紹介する、心弾む博物館です。スタジアム見学ツアーはもちろん、サッカー界のレジェンドたちにまつわる数多くの展示も楽しめます。

地元で愛されるクラブの歴史に加え、カタルーニャの文化にとって重要な作品もたくさん展示されています。ダリ、タピエス、ミロなど地元の偉人たちによる芸術作品もお見逃しなく。ミュージアムはラス コルツのカンプ ノウ スタジアム内にあります。

バルセロナ現代文化センターは、バルセロナを深く知るための展覧会やフェスティバル、コンサートや映画上映などを開催する芸術センターです。常設展示もありますが、訪れるたびに新鮮な体験ができる場所です。

訪れる際は、必ず事前にカレンダーを確認してください。頻繁に開催されるイベントから気になるものをうまく旅程に組み込みましょう。場所は、ウニベルシタト駅から歩いてすぐのラヴァル地区です。

バルセロナ海洋博物館では、13 世紀から 18 世紀までのスペインの造船の歴史を楽しく学べます。ここを訪れると、何世紀も前の人々の航海の様子やその道具がわかります。

航海案内書や計器、さらに海戦に使用された海軍兵器など、歴史的に重要な展示物が盛りだくさんです。博物館はドラサナス駅のすぐ南、サンタ マドロナ門の東にある王立造船所の中にあります。