バルセロナに関する 9 つの豆知識

FC バルセロナを勝利に導いた選手としてファンの心を捉えて放さないリオネル メッシが、実はアルゼンチン出身であることをご存じですか ? チームの愛称「ブラウグラナ」は、FC バルセロナのサッカーチームが試合時に必ず着用する青とエンジ色のユニフォームに由来し、FC バルセロナに所属する各チーム (バスケットボール、ハンドボール、ホッケーなど) はみな同じ色のユニフォームを着て試合に臨みます。

バルセロナのドライバーは世界最悪。この街ではなんと 19 秒に 1 件のペースで事故が発生しています。週末ともなれば 1 秒に 10 件というペースに。こうなると徒歩が一番安全です。

バルセロナ市民の多くは徒歩での移動を好み、道路はいつの時間帯も歩行者であふれています。この街には歩行者天国があちこちに設置されており、その総面積は 1.3 平方キロメートルにも及びます。これは実に、サッカー場 260 個分の広さです。バルセロナを訪れたら、歩くのが一番です。

アントニ ガウディは最も偉大な建築家の 1 人であり、この街の建築物は彼の多大な影響を受けています。1882 年に建設が着工したローマカトリックの大聖堂であるサグラダ ファミリアは彼の死後、現在に至るまでいまだに建築が続いています。教会のメインファサードのロバは、ある砂売りの女性のロバがモデルになっています。バルセロナで最も人気のあるホテルのいくつかはサグラダ ファミリアの周辺に点在しています。

かつてバルセロナの海岸沿いは一般向けのビーチが皆無の工業地帯でしたが、1992 年にオリンピックの開催地に選ばれると状況は一変しました。当局によって工場が移転され、レストランやバーが多数並び、新しいビーチも整備されたレジャー地域として開発し直されたのです。

バルセロナの成り立ちについては諸説あります。ローマ建国の 400 年前にヘラクレスがこの街を建設したという説もありますし、将軍ハンニバルの父、ハミルカル バルカが築いたという説もあります。バルセロナという名前は、紀元前 3 世紀にこの土地を支配していたカルタージュのバルカ一族に由来します。

ゲオルギオスの日は国の祝日に定められており、カタルーニャ地方では親しい人にバラと本を贈る習わしがあります。ユネスコはこれにインスピレーションを受け、4 月 23 日を「世界図書・著作権デー」と定めました。

ランブラス通りは全長 2 km の並木道で、行き交う人たちはストリートアーティストの作品を眺めたり、カフェに立ち寄ったり、花屋をのぞいたりして過ごしています。この通りは昼夜を問わずにぎやかで、観光客の待ち合わせ場所としても有名です。

ゴシック地区はバルセロナ旧市街の中心部であり、このエリアには古いものではローマ時代の建築物も残っています。中世の建物がそこかしこに立ち並ぶこの地区には毎週 100 万人を超える観光客が押し寄せます。宿泊先にはこのエリアの散策に便利なゴシック地区のホテルを選んでみてはいかがでしょうか。

スペインで最もごった返した通りを歩くなら、毎時間 3,500 人もの歩行者が行き来するプルタル デ ランジェルに行ってみましょう。ここではバルセロナのにぎやかな息吹を感じることができます。この通りを歩けば、バルセロナを再発見できるかもしれません。