済州島では、シャーマニズムをテーマにしたお祭りなど、島独自の文化に基づいたさまざまなイベントが開催されます。特に耽羅国・立春クッ (イプチュンクッ) は、神の呼び声によって天に昇ったすべての神々を島に迎える儀式であり、見どころが多いのが特徴です。正月テボルムの火祭りでは、一年の幸運と健康を祈り厄を祓うために山を燃やします。城山日の出祭りでは、初日の出の名所である城山日出峰で新年の抱負を掲げましょう。
春には、華やかなチューリップが咲き誇るチューリップ祭りや済州の象徴的な花である菜の花祭りも楽しめます。色とりどりの花々が咲き誇る美しい景色の中で、ロマンチックな時間を過ごせるでしょう。さらに、イホ テウ祭りや金陵ウォンダム祭り、耽羅文化祭など、島独自の文化を尊重し伝統を体験できる祭事も事欠きません。ぜひ現地で参加してみてください。
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チョンウォルデボルム火祭り
来る年の豊穣と多幸を祈る火の祭り
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チョンウォルデボルム火祭りは、かつて幸運と健康を祈り、あらゆる厄を払うために山焼きを行ったことに由来する文化・観光行事です。済州島の伝統産業である畜産を指す「バンゲ」がこの祭事のテーマとなっています。祭りのハイライトは、わらの山に家族の名前や願い事を書いて燃やして、来るべき年の来「安全と幸福」を祈る火祭り。
セビョルオルムと呼ばれる山を燃やすこの行事は、月が昇りあたりを暗闇が包むと、松明に火が灯されてスタートします。数百メートルものピンと張られた布をシンニョが切り開いて道を作ります。そして松明を掲げた人々が、山の頂に火を付けます。すると、まさに火山島らしく、噴火音のような音とともに華麗な花火ショーが始まります。チョンウォルデボルム火祭りの時期に済州島を訪れる機会があったら、このイベントは見逃せません。
所在地 : San59-8, Bongseong-ri, Aewol-eup, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 3 月
電話番号 : +82 (0)64-722-0203
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タムナグク イプチュングット
春の神を招く伝統行事
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タムナグク イプチュングットは耽羅の時代以来、王から農民までのあらゆる人が集まり力を合わせた時代に始まった文化行事です。古来より済州島には数多の神々が住まい、天の神の呼び声に召されて天上界を訪れると、その後、シャーマンの儀式により呼び戻されて地上に舞い戻ることを繰り返していました。この儀式が「イプチュングット」と呼ばるものです。昔はイプチュングットは春の訪れを象徴していました。、あたその年が豊作になるようにとの祈りを込めて行われていました。
今日、イプチュングットは伝統的な文化の祭典と位置付けられ、島からあらゆる災を追い出すサリサルソンをはじめとする様々な伝統行事が開催されます。その他の例を挙げると、力強くエネルギーに満ちたインチュンフィホ、豊作を願うセギョンジェ、そして済州島の神々の像が通りを埋め尽くすパレードなどがあります。済州島の人々と一緒に、幸せを祈る春祭りをお楽しみください。
所在地 : 25, Gwandeok-ro, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 2 月
電話番号 : +82 (0)64-728-2714
地図写真提供 leigh cooper (CC BY-SA 2.0) 修正済
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城山日の出祭り
初日の出を見る人で賑わう元旦のイベント
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城山日の出祭りは、ユネスコ世界遺産である城山日出峰 (ソンサンイルチュルボン) の凝灰岩丘の素晴らしさと景観を広く知らしめることを目的として開催されるようになったイベントで、新年を祝福する行事ともなっています。済州島の島民たち、旅行者たち、老若男女がこのお祭りに集まり、花火大会を楽しみ、新しい年の幸福を祈り、カウントダウンで新年を迎えます。
城山日出峰から見る神々しい日の出は、高麗八萬大蔵経にも記述が刻まれているほど有名です。行く年の厄を払い、新しい年の幸せを祈るお祭りに参加すれば、済州島旅行は、さらに有意義なものとなるでしょう。とっておきの願いをかけましょう。
所在地 : 284-12, Ilchul-ro, Seongsan-eup, Seogwipo-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 12 月 30 日~ 1 月 1 日
電話番号 : +82 (0)64-760-4282
地図 - 4
翰林 (ハルリム) 公園チューリップ祭り
毎年春に花開くチューリップの楽園
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翰林公園チューリップ祭りは、済州島の翰林公園で開催される有名な春のイベント。一斉に咲いたチューリップが人々の目を楽しませてくれます。レッドインプレッションやアペルドールンを含む 13種、4 万本以上のチューリップが咲き乱れる光景は実に見事です。公園造りにあたっては、挟才海水浴場の近くから土を運び込むなど、多大な努力が払われました。
花が好きなら、色とりどりの芳しいチューリップを愛でることができるこの機会をお見逃しなく。翰林公園では、この時期チューリップ祭りと桜祭りがほぼ同時に開催されます。うまくタイミングを見計らえば、さらに華麗な景色を見ることができるでしょう。優しい春風が頬をくすぐる日は、チューリップ祭りを訪れて多彩なチューリップを眺めて楽しいひと時をお過ごしください。
所在地 : Hallim-eup, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 3 月 ~ 4 月
電話番号 : +82 (0)64-796-0001
地図 - 5
済州菜の花祭り
黄色い菜花で埋め尽くされるフェスティバル
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済州菜の花祭りは、済州島の代表的な春の花のひとつ、菜の花を広く世界に知らしめるためにスタートしたお祭りです。毎年春になると、菜の花で島のいたる所が黄色で埋め尽くされます。元来は済州の不毛の地でも育つ菜の花を、食用油を採取するために栽培していましたが、現在では春を告げる花としての役割を担うようになりました。
済州島の菜の花の名所、加時里 (カシリ) を訪れると、韓国の美しい道 100 選に数えられる鹿山路 (ノクサンロ) と柔らかな尾根、地平線が織りなす美しい風景を見ることができます。鹿山路は、朝鮮王朝時代、最大の馬牧場だったノクサンジャンとガムマジャンを通る 10 キロの道です。いたる所に菜の花と桜の木が見られます。菜の花畑の全域に風力発電のための風車が設置され、エキゾチックな雰囲気に満ちています。
所在地 : Seongeup-ri, Pyoseon-myeon, Seogwipo-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 4 月
電話番号 : +82 (0)64-787-3966
地図 - 6
三陽黒砂 (サムヤンコムンモレ) 祭り
多彩なプログラムによる砂のお祭り
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三陽黒砂祭りは、三陽の名物である黒砂をテーマに開催されるイベントです。三陽は済州島では珍しい広大な黒砂のビーチで知られています。ここの砂風呂は、神経痛、関節炎、皮膚炎などに効果があると言われています。そのため、毎年夏になると三陽海水浴場では黒砂浴を楽しむ人々の姿が多く見られます。
三陽黒砂祭りは、ゲオルグンノリやユトノリと呼ばれる伝統的なゲームから、家族で砂の城を作るイベント、砂の彫刻の展示会など、さまざまなプログラムを特徴としています。スキューバダイビングやウィンドサーフィン、海水浴、海釣りなど海に関連した体験プログラムもあるので、どなたも楽しいひと時を過ごせるでしょう。ご家族連れの方は、ぜひ三陽黒砂祭りのタイミングで済州島旅行を計画してください。
所在地 : Samyang-dong, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 7 月
電話番号 : +82 (0)64-728-1538
地図 - 7
イホテウ祭り
伝統的な漁業を体験できるお祭り
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毎年真夏に開催される「イホテウ祭り」では、済州島の伝統漁業文化であるカタクチイワシ漁が再現されます。また石を使ったウォンダム漁を見ることができます。祭りが行われるイホ村の人々は、一昔前までは 6 月から 9 月のイワシ漁で生計を立てていました。漁船が近海に出て円を描くように進んでイワシを片側に寄せ集め、村人たちは歌を歌いながら集まったイワシを網で捕まえるのが、この村の習わしでした。イホテウ祭りは、そんな昔ながらの伝統を実際に見ることができる機会です。
お祭りの間は、ウォンダム漁のイベントにも参加できます。イホ村には、満潮時に押し流されてきた魚を捕まえるための石垣「ウォン」が今も残っています。イホ テウ海水浴場で美しい夕日を眺め、伝統のお祭りを体験すれば、済州島への旅はより充実したものになるでしょう。
所在地 : Iho-dong, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 8 月
電話番号 : +82 (0)64-728-4923
地図 - 8
訪仙門 (バンソンムン) 祭り
神仙の世界を訪ねるフェスティバル
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訪仙門祭りは美しい風景に囲まれた史跡を記念する文化と芸術の祭典です。訪仙門とは、「神仙、つまり道教の仙人が住む場所に入る門」を意味します。この地のあまりの美しさゆえ、先人たちはここが現世と神仙の世界の境目であると信じていました。毎年春にになるとツツジ、カラムラサキツツジが咲き、その美しさで知られています。
訪仙門の特徴は、文学と芸術を中心としたお祭りであることで、作文コンテストや訪仙門検定、神仙といただくお茶会などのイベントが催されます。コジ橋から訪仙門までの全長 5km のトレッキングコースは人気のハイキングコースです。観光に訪れたついでに、景観を楽しみながら散策する人も少なくありません。
所在地 : Bangseonmun Valley, Ora-dong, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 5 月
電話番号 : +82 (0)64-728-4923
地図 - 9
耽羅 (タムラ) 文化祭
島独自の文化を伝える祭典
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耽羅文化祭は、古く「耽羅国」と呼ばれた済州島の文化のルーツをたどり、この島の民俗文化、歴史、文化遺産、芸術を知らしめるための総合文化祭です。また、済州島の人々にとっては耽羅の精神を敬い、共感するための機会となっています。
耽羅文化祭の間は漢拏山神祭、万徳祭、海祭り、島民俗祭り、済州馬祭り、方言コンテストなど様々なイベントが開催されます。この祭りで歌われてきた民謡は、無形文化遺産に指定されています。また、トゥムドルチギ、トゥンチムチギ、メオングセオク マラプルギなど済州島独特の民俗演劇も上演され、子供たちにとっては島の伝統文化に親しむことができる貴重な機会となっています。地元の方言で韓国の歌を歌う済州方言歌唱コンテストは、聞きなれない方言を聞くことができる楽しいイベントです。他に例を見ない耽羅文化祭で特別な時間を過ごしてみませんか。
所在地 : Arail-dong, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 10 月
電話番号 : +82 (0)64-753-3287
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金陵ウォンダム祭り
失われつつある伝統的な生活様式を継承する行事
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金陵ウォンダム祭りは、済州島ならではのウォンダム (石垣) を使った漁を広め、継承してゆくために開催されます。ウォンダムは、満潮時に押し流された魚が逃げるのを防ぐために海岸近くに築かれた石垣の一種。ひと昔前までは、こうした石垣は島内の随所に見られましたが、今日では数少なくなっています。金陵ウォンダム祭りは、伝統を今に伝えるイベントです。
祭りの目玉のひとつは、先人の知恵が息づく昔ながらの方法による漁です。このお祭りの開催時期は夏真っ盛りなので、この時期に済州島を訪れたら涼しい潮風に吹かれて釣りを楽しむのもいいでしょう。祭事の期間、近隣にさまざまな屋台やイベント会場が設置されるので、地元の味覚を試したり、いつもと違う経験を楽しむこともできます。
所在地 : Geumneung-ri, Hallim-eup, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea
営業時間 : 8 月
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