スコットランドの首都エディンバラは、一風変わった場所や珍しいスポットを探している人におすすめの魅力的な場所が多くあります。エディンバラの豊かな歴史は路地に表れており、エディンバラにしかない知る人ぞ知る見どころやアクティビティを見つけることができます。
エディンバラ旅行を思い出深いものにしたいのなら、エディンバラならではのスポットを訪れるのが一番。ここでは、知る人ぞ知るエディンバラのおすすめスポットを紹介します。
- 1
ライターズ博物館
奇妙な展示物を見ろう
- 歴史
レディ ステアーズ クローズにあるライターズ博物館の建物の歴史は 1892 年に遡り、中世の建造物を模して建造されました。不気味かつ魅力的で象徴的な外観が特徴的です。この博物館には、ロバート バーンズ、ウォルター スコット卿、ロバート ルイス スティーヴンソンという 3 人の有名なスコットランドの作家の遺物や作品が展示されています。
展示されているアイテムの中には、スコットの印刷機、スティーヴンソンの乗馬靴、バーンズの頭蓋骨の鋳物などがあります。特に興味深い作品の 1 つであるスティーヴンソンに贈られたサモアの指輪には、「物語の語り手」を意味する「トゥシタラ」という名前が刻まれています。
所在地 : Museum, Lady Stair's Close, Edinburgh EH1 2PA, UK
営業時間 : 毎日 : 10:00 - 17:00
電話番号 : +44 (0)13 1529 4901
地図 - 2
バークとヘアの殺人人形
有名な殺人人形を見に行こう
- ユニーク
バークとヘアの殺人人形の見学は、エディンバラの楽しく一味違うアクティビティの 1 つです。19 世紀初頭、エディンバラでウィリアム バークとウィリアム ヘアによる「解剖殺人」と呼ばれる連続殺人事件が起こりました。こう呼ばれているのは、ウィリアム バークとウィリアム ヘアが人を殺しては、その遺体を解剖学を教える地元の学校に売っていたためです。
この殺人犯が逮捕されてから数年後、ホリールード公園でひとそろいの人形たちが発見されました。これらの人形たちが作られた理由を正確に示す証拠はありませんが、殺人の被害者それぞれとの類似点を考えると、バークの罪悪感を和らげるための弔い用の人形ではないかと考えられています。真実はともかく、この人形たちはスコットランド国立博物館で見ることができ、薄気味悪い雰囲気を醸し出しています。
所在地 : Chambers Street, Edinburgh EH1 1JF, UK
営業時間 : 毎日 : 10:00 - 17:00
電話番号 : +44 (0)30 0123 6789
地図 - 3
魔女の井戸
地元の伝承の世界に浸ろう
- 歴史
エディンバラのダークで、興味深い過去の断片である魔女の井戸に入りましょう。エディンバラ城では、さまざまな歴史や言い伝えがありますが、この場所ほどインパクトのあるものはありません。ここはスコットランドの歴史の中で最もダークな部分の名残であり、魔女として告発された何百人もの人々が火あぶりにされた場所です。
現在この場所にある鋳鉄製の噴水とプレートは、15 世紀から 18 世紀の魔女狩りで犠牲になった人々を悼っています。プレート自体も、アスクレピオスとヒュギエイアの頭に蛇とキツネノテブクロという植物が絡まっている様子を表した不気味な芸術作品になっています。投与量によっては薬にも毒にもなるキツネノテブクロは、特にインパクトのあるモチーフとなっています。
所在地 : Edinburgh Castle, Castlehill, Edinburgh EH1 2NG, UK
営業時間 : 4 月~ 10 月 : 毎日 9:30 - 18:00、11 月~ 3 月 : 毎日 9:30 - 17:00
電話番号 : +44 (0)13 1310 5114
地図写真提供 Lila (CC BY-SA 4.0) 修正済
- 4
ジルマートン コーブ
謎に包まれた洞窟を散策する
- ユニーク
ジルマートン コーブには、2 世紀以上にわたって考古学者の間でもその目的が謎とされてきた、迷路のように入り組んだ地下通路があります。何に使われていたのでしょうか。この地下通路と地下通路内の 7 つの部屋を巡るツアーでは、いくつかの有力な説について知ることができます。
砂岩を手で彫って作られたこの洞窟の通路はとりわけ印象的であるものの、どこか奇妙な雰囲気を放っています。諸説あるその使用法を知ってなお、いっそう奇妙に感じられるはずです。密輸業者の巣であったという説もあれば、地獄の火クラブと呼ばれる上流階級集団の隠れ家であったという説もあります。
所在地 : 16 Drum St, Edinburgh EH17 8QH, UK
営業時間 : ツアー開催日時 - 土 ~ 日 : 12:00、14:00
電話番号 : +44 (0)7914 829177
地図写真提供 John Dale (CC BY-SA 2.0) 修正済
- 5
クローン羊のドリー
クローンと一緒に写真を撮る
- ユニーク
クローン羊のドリーと言えば、1996 年に初めて哺乳類のクローンが誕生するという科学的成果を思い起こさせます。ドリーはその後亡くなりましたが、スコットランド国立博物館でドリーの遺骨を見ることができます。博物館の科学技術ギャラリーにドリーが展示されているのは少し場違いに感じるかもしれませんが、科学におけるドリーの存在意義が分かれば、この変わった展示物が置かれている理由を理解できるはずです。
他の羊と比較した場合にドリーが極めて普通に見えることも、この人工クローン研究が成功したことを証明しています。
所在地 : Chambers Street, Edinburgh EH1 1JF, UK
営業時間 : 毎日 : 10:00 - 17:00
電話番号 : +44 (0)30 0123 6789
地図写真提供 Sgerbic (CC BY-SA 4.0) 修正済
- 6
ミドロジアンの心臓
街の暗い過去を垣間見る
- 歴史
ミドロジアンの心臓は、通りのレンガ造りの中に作られたシンプルでありながら印象的なハートであり、エディンバラの暗い過去を象徴しています。エディンバラのハイ ストリートにはさまざまなジャンルのレストランやショップがあり、魅力に溢れていますが、残念ながら、現在のように活気に溢れた賑やかなエリアでない時代もありました。
通りにあるこのハートは、英国全土で最も凶悪な刑務所、オールド トールブースに向かい、帰る場所のない哀れな魂を象徴しています。刑務所自体はずっと前に取り壊されましたが、ミドロジアンの心臓はそこで行われた残虐行為を思い起こさせる象徴として残されています。
所在地 : 197 High St, Edinburgh EH1 1PE, UK
地図写真提供 Frank Winkelmann (CC BY 3.0) 修正済
- 7
兵隊クマ、ヴォイテクの記念碑
有名なクマの記念碑を見に行こう
- 歴史
プリンセス ストリート ガーデンズ内には、有名な兵隊クマ、ヴォイテクの記念碑があります。この像はヒグマと並んで立っている兵士を表しており、この一風変わった風景を説明するプレートが付いています。主役のクマは第二次世界大戦時に勇敢な兵士として活躍したヴォイテクです。
ポーランド軍兵士部隊によってイランで引き取られた子グマが、長い年月をかけてチームの立派な一員に成長しました。ヴォイテクは兵士たちとともに成長し、備品を運び、ビールを飲み、さらには敬礼することさえ学んだといいます。戦場へのペットの持ち込みは禁止されていたため、ヴォイテクは二等兵として入隊し、退役してエディンバラ動物園に移るまで物資輸送員として働きました。
所在地 : Princes Street Gardens, Edinburgh, Scotland, EH2 3AA, UK
営業時間 : 毎日 : 7:00 - 18:00
電話番号 : +44 (0)1315 297921
地図写真提供 Gpwitteveen (CC BY-SA 3.0) 修正済
- 8
街中のさまざまなところでクラフトチョコレートを試食しよう
クラフトチョコレートの試食
- 食事
エディンバラで高品質のクラフトチョコレートを探しているなら、ショコラタリウムほどうってつけの場所はありません。この施設を訪れると、よく知っているチョコレートに加え、 15 社を超えるスコットランドと世界のチョコレート メーカーによる合計 30 個のユニークなチョコレートに出会えます。
ユニークなフレーバーとして、ラクダミルク、ウイスキー、スコットランドのハギス チョコレートなどがあります。テイスティングに加えて、チョコレートの収穫プロセスについて詳しく学べるほか、チョコレートがどのように作られているかが分かるさまざまな技術を目の当たりにすることができます。
所在地 : 3-5 Cranston Street, Edinburgh EH8 8BE, UK
営業時間 : 水 ~ 日 : 9:30 ~ 17:30
電話番号 : +44 (0)13 1556 7005
地図 - 9
エディンバラ城の犬の墓地
介助犬に敬意を表する場所
- 歴史
エディンバラ城の犬の墓地には、兵士の忠実な仲間である犬を祀った記念碑と墓地があります。墓地自体の歴史は 1837 年にまで遡り、約 20 個の墓石があります。実際に墓地の中に入ることはできませんが、上からしっかりと見ることができます。城の最上部近くにある主要な通路からすぐ外れた場所にあり、静かで手入れの行き届いた庭園に囲まれています。
貧富を問わずスコットランドの人々にとって犬がどれほど大切な存在であるか、この犬専用の墓地から伺い知ることができます。
所在地 : Edinburgh Castle, Castlehill, Edinburgh EH1 2NG, UK
営業時間 : 毎日 (夏季) : 9:30 - 18:00 毎日 (冬季) : 9:30 - 17:00
電話番号 : +44 (0)13 1310 5114
地図 - 10
エディンバラ ヴォールツ
エディンバラの謎に包まれた過去の回廊を歩く
- 歴史
- ユニーク
エディンバラ ヴォールツでは、市内で最も幽霊が出ると噂されている 18 世紀に造られたトンネルを通るツアーに参加できます。伝説によると、ヴォールツに架かるサウス ブリッジは、開通直前に亡くなった市内最高齢の住民を弔うためのものであり、彼女の棺が最初に橋を渡ることになったといいます。その結果、橋とその下のヴォールツには、さまよう死者の霊が取り憑く呪いがかかっていると言い伝えられています。
現在、ヴォールツは歴史的建造物、トンネル、クラブやバーがあるほか、数十社のゴーストツアー会社の目的地になっています。このようなツアーは不気味ではあるものの、家族向けである場合が多く、楽しさと怖さが入り混じったエディンバラでの休暇を過ごすのにぴったりです。ツアーでは、エディンバラの謎に包まれた過去を物語る薄暗い回廊を散策しながら、そこに住みついていると言われている有名な幽霊について知ることができます。
地図 - 11
ピッカリングス ジン
歴史ある蒸留酒製造所を見学しよう
- 歴史
ピッカリングス ジン蒸留酒製造所では、エディンバラ最高クラスのジンに出会えます。エジンバラで 150 年ぶりに開設されたこのジン蒸留酒製造所は、大きな影響を与えました。ピッカリングス ジンの特徴的なレシピは、苦味と甘味が完璧なバランスで調和した魅力的なフルボディの風味が感じられます。
ここで作られるジンは 1974 年に遡るボンベイのレシピに基づいており、完璧に調合された 9 種類のボンベイの植物が使われています。この蒸留酒製造所のツアーに参加すれば、蒸留酒がどのように作られているかを垣間見ることができます。
所在地 : Summerhall Distillery, Summerhall, Edinburgh EH9 1PL, UK
営業時間 : 月 ~ 水 : 10:00 - 17:00、金 : 10:00 - 19:00、土日 : 12:00 - 19:00
電話番号 : +44 (0)1312 902901
地図