長野のスキーリゾート旅行ガイド

長野のスキー場の多くは、初めての人にも安心なコースがありますが、中でも特に初級者に適したスキー場もあります。

白馬バレーなら、栂池高原やコルチナ、五竜スキー場は初めての人にも最適です。他にも、野沢温泉や戸狩温泉のスキー場は初級者やお子様に対応した設備が整っています。

18 ものスキー場がある志賀高原は、日本でも最大規模のスノーリゾートで、どこよりもバラエティに富んだ中級者向けコースが揃っています。国内観光客に人気があり、地元の人々との交流も期待できます。

スキー上級者なら、白馬バレーの八方尾根はどうでしょう。アドレナリンが湧き出るようなオリンピックコースがあります。トリックを決めたいなら、コルチナにはわくわくするような地形がたくさんあります。

パウダースノーを巻き上げてスキー場を滑走するだけに留まらず、長野やその周辺には見るべきものや体験すべきことが沢山あります。

市の中心部から近い善光寺は、7 世紀から続く象徴的な仏教寺院で、美しい庭園ときらめくような宝物館もあります。近くには長野県立美術館があり、20 世紀初頭の作品が幅広く集められ、展示されています。さらに西側には、うっそうと茂る杉並木でつながる 5 社を配した戸隠神社があります。松代を通るなら、堂々たる松代城は見逃せません。16 世紀の要塞が見事に復元されています。

ご家族連れならチビッ子忍者村も要チェックです。忍者ショーや吹き矢などのゲームが楽しめる盛りだくさんのテーマパークです。鏡池は、ピクニックやハイキングに適した絵のように美しい場所です。

長野でおすすめのレストランの多くは、繁華街の中心、長野駅近辺にあります。

そば亭油やはゆったりとした座敷席のある昔ながらの蕎麦屋です。名物の大根おろしを添えたそばを試してみましょう。明治亭長野駅店では、美味しいとんかつとたっぷりのキャベツをご飯に乗せたボリュームのあるカツ丼が食べられます。うまいお寿司や刺身、味噌汁が食べたくなったら、築地日本海に寄ってみましょう。

戸隠山のうずら家は、静かなたたずまいでリピーターの多い蕎麦屋で、カラリと揚がった天ぷらが格別です。

スキー場ごとに、お腹を空かせたスキーヤーのためにさまざまなレストランが用意されています。大衆的な食事処が多いのが日本アルプスの特徴です。

日用品でも伝統的なお土産品でも、長野は買い物にぴったりの場所です。

MIDORI 長野は市内随一のショッピングモールです。長野駅直結の大きくてモダンな複合商業施設で、さまざまなブティックやショップが揃っています。特に買いたいものがなくても、権堂商店街で街ブラしてみましょう。長野県唯一の歩行者天国のアーケード商店街で、さまざまな商店や居酒屋が軒を連ねています。

辛いものをお土産にするなら、八幡屋礒五郎本店に寄ってみましょう。ひときわ目立つ建物の七味唐辛子屋で、七味ごまや七味ガラムマサラ、一風変わったアイスクリームも販売しています。本店は、長野でも有名な大通りで多くの人や手工芸品のお店でにぎわう善光寺表参道にあります。

長野はこの規模の都市としてはナイトライフが充実していて、居心地のよい小さなラウンジから深夜まで営業している人気の飲み屋まで揃っています。

日中に文化を感じながら 1 杯いただくには、西之門よしのやが最適。職人技が光る日本酒を味わえます。案内人の説明付きの酒造見学コースがあり、緑豊かな庭でさらにテイスティングすることもできます。日本酒ベースの梅酒もおすすめです。

music & bar FAME では、アニメやゲームの曲を取り入れた DJ のライブパフォーマンスで盛り上がることができます。生演奏で音を浴びたいなら、常連たちが集まるグランジでアンダーグラウンドな雰囲気がある NAGANO CLUB JUNK BOX へ。松本でもう少し飲みたいと思ったら、雰囲気のよいすっきりとしたラウンジでレッドブルとテキーラのカクテルを傾けられる GNU があります。

郊外にあるスキーリゾートなら大抵は山を下りなくても飲める場所があります。国内屈指のスキーリゾート、ニセコほどにぎやかではないながら、日本アルプス周辺でもナイトライフを楽しめます。

地獄谷野猿公苑に住むニホンザルたちは、ミネラル豊富な温泉につかるサルとして注目されています。地獄谷野猿公苑は英語圏では「Snow Monkey Mountain」として知られており、自然の風景地を守るため風致景観の保全区域となっている上信越高原国立公園内にあります。サルが増えてくると、一部のサルたちは露天風呂に入る人間を見て真似をし始めました。見よう見まねの猿まねです。

現地までは、緑豊かな森の中を歩く 2 つのハイキングコース (所要時間 10 分または 30 分) があります。最高の瞬間が見られるベストシーズンは、一面雪で覆われる冬の時期です。サルたちは見物に来る人間に慣れてはいますが、食べ物は持ち込まないことをお勧めします。