ウィーンの味が堪能できる 10 店

ウルリッヒはオーストリア料理を始めとするヨーロッパ各国の料理やアジア料理を提供するウィーンのレストラン。一日を通して営業しており、どの時間帯も混雑していますが、特にブランチの時間帯や週末は混み合います。ブリオッシュバーガーやサラダボウル、野生豚のシュニッツェルなどのメニューが人気です。ブランチのカクテルに抵抗がある方は、デトックス効果抜群のスムージーを味わってみてはいかがでしょうか。

忙しい時間帯でも入店前に並ぶことはほとんどありませんが、夕方や週末のテラス席は人気が高いためご注意ください。おいしいブランチを楽しんだ後は、すぐそばのミュージアムクォーターで美術館巡りをしてみては。

ルーゲックは、現代風にアレンジした伝統的なウィーン料理や各国の料理を提供するレストラン。もともと数百年の歴史をもつ貴族の屋敷だったスペースを利用しているため、店内は高級感が漂っています。薄切りにした仔牛肉をバターで揚げたウィーナーシュニッツェルや、お馴染みのターフェルシュピッツ (牛肉と野菜の煮込み) などのメニューがおすすめ。グリルバーガーやステーキなどのほか、肉料理以外の品々も充実しています。

地元のワインやクラフトビールなどドリンクメニューが幅広く揃っており、ウィーンのホイリゲ文化を存分に満喫できます。混雑を避けたい方は、午後 4 時か 5 時の早めのディナーに利用するのがおすすめです。

ネニ アム ナッシュマルクトは、テルアビブのエキゾチックなメニューが味わえるレストラン。ウィーン最大の食品市場内にあり、ひさしが張り出した屋外ダイニングセクションでは多くの地元民が食事を楽しんでいます。午前中に訪れて、ラブネ (ギリシャヨーグルト)、オリーブ、スクランブルエッグ、サラダといったイスラエル風の朝食で一日をスタートするのもおすすめです。

周囲には屋台やレストランが約 120 軒建ち並び、ウィーンの伝統的な軽食から、各国の珍しい料理まで、あらゆるメニューを味わえます。土曜日には週に 1 度の蚤の市が開催されるため、午前中に訪れて、朝食後に買い物を楽しんではいかがでしょうか ?

シュニッツェルヴィルトは 40 年以上にわたっておいしいシュニッツェルを提供しているレストラン。手頃な価格帯で地元客に愛されています。メニューには 15 種類ほどのシュニッツェルが用意され、牛肉を使ったオーソドックスなウィーナーシュニッツェルのほかに、ベジタリアン向けの焼きチーズとマッシュルームのオムレツなどもあります。

数分以内に入店できることがほとんどですが、金曜日と土曜日の夜には入店に約 15 分ほどかかることもあります。ですが、待つ価値は十分あるでしょう。ノイバウ (7 区) に位置し、徒歩 10 分圏内にはレオポルド美術館やウィーン美術史美術館などもあります。

フィルはユニークでスタイリッシュな建物の書店兼バー。オーストリアの伝統的な朝食を午後 4 時まで提供しています。革張りの豪華なソファが並ぶ店内にはたくさんの本が集められ、そのほとんどが購入できます。ファラフェルは間違いないメニューの 1 つですが、スクランブルエッグとスパイスの効いたトマトを添えたスペアリブもおすすめの 1 品。この料理にはオーストリア産の肉とチーズが使われています。

非常に人気のあるスポットであるため、店内はだいたいいつも混み合っています。混雑を避けたい場合は、平日の午前 11 時前に訪れるのがいいでしょう。朝食をたっぷりいただいた後は、すぐそばのホーフブルク王宮やアルベルティーナ美術館、18 世紀に建てられたカールス教会などにぜひ立ち寄ってみてください。

ビッツィンガーはウィーンで最も愛されているソーセージスタンドの 1 つ。ウィーン市民に人気のこのスタンドでは、定番のブラートヴルストや歯ごたえのいいボスナ、スパイシーなカリーヴルストが味わえます。市内屈指のブルワリーから直送されるクラフトビールも一緒に注文してみてはいかがでしょうか。

アルベルティーナ美術館はスタンドのすぐ隣。フランス印象派の作品を堪能したあとにローカルフードでお腹を満たすのもおすすめです。最寄りの地下鉄駅はカールスプラッツとシュタットパルクです。

ピッツァ ランダール 1050 は、ウィーン風のアレンジを加えたイタリアの定番ピザをいただける、カジュアルでくつろいだ雰囲気のピッツェリア。定番トッピングだけでなく、フェンネル入りのイノシシのソーセージやクルミ、トリュフ オイルといったユニークなトッピングも楽しめます。ウィーン風ピザの真骨頂を味わいたい方は、ブラックプディング、コショウ、リンゴがトッピングされた「ウィーナー ブルート」がおすすめ。

最寄りの地下鉄駅は、ケッテンブリュッケンガッセ駅とタウブシュトゥンメンガッセ駅です。タウブシュトゥンメンガッセ駅からは、アクツェント劇場、ベルヴェデーレ宮殿、18 世紀に建てられたカールス教会などの有名な観光スポットにも数分でアクセスできます。

レベルカス ペピは一日を通してオーストリアの家庭料理を味わえる、ケータリングにも対応したレストラン。1989 年にウィーンのオペルンガッセでオープンして以来、牛肉と豚肉のおいしい料理を堪能できる店として多くの地元客が訪れています。地元産の肉や、グルテン、ラクトース、アレルゲンを含まない食材が使用されています。

深夜まで営業しており、ウィーン屈指の美術館のすぐそばという好立地ですが、入店のために並ぶことはほとんどありません。地下鉄カールスプラッツ駅から 200 メートルほどの、ウィーン分離派会館とウィーン国立歌劇場の間に位置します。

ママ リュー & サンズは鍋料理や肉団子などの各種点心を味わえる、地域で人気の高級中華料理店。肉料理や魚料理のほか、ヴィーガン料理のメニューも充実しています。中でも自家製豆腐と砕いたキュウリのベジタリアン餃子は絶品です。

お手頃価格で食事を楽しみたいなら、カウンター席で点心 10 点セットをつまみにカクテルをオーダーしてみてはいかがでしょうか。この店を訪れた際は、歩いて 10 分ほどのミュージアムクォーターにも立ち寄ってみてください。

グモア ケラーはウィーンのあらゆる伝統料理を堪能できる落ち着いた雰囲気のレストラン。エスカルゴ、水牛のモッツァレラとハム、オリーブチャバタのペーストソース添え、牛骨髄のフライと黒パントーストなど、季節ごとに変わるメニューと一緒に、ベルモットトニックを味わってみてはいかがでしょうか。

平日は低価格のランチメニューを提供しています。月曜日などに訪れた際は、店内またはテラス席でシュルシュニッツェル (スパイシーな豚の塩漬け) とポテトサラダを注文してみてください。