ソウルのインスタ映えスポット 11 か所

ソウル市の中心部にある曹渓寺 (チョゲサ) は韓国仏教の中心となる寺院で、色鮮やかで静かな境内は木々が豊かで、一風変わった彫像が並んでいます。仏教では人生と誠実さを尊び、小さな草の葉にも喜びを感じます。ここにある彫像や庭園は、あらゆるものに対して等しく喜びを感じることを表しています。毎年恒例の花祭りが催される 10 月に訪れると、動物、仏像、龍の形を表した見事なトピアリーの写真を撮ることができます。

釈迦の誕生日を祝う燃灯会 (ヨンドゥンフェ) も訪れるのによいタイミングです。このとき、中庭は色とりどりの提灯で美しく飾られます。

南山 (ナムサン) の頂上に立つ Ｎ ソウルタワー展望台は、韓国で最初の多目的タワーであり、市街地と周辺の山々の素晴らしいパノラマの風景を眺めることができます。この塔が街を代表する人気観光スポットとなって約 40 年。山の麓から塔までは、これも街を代表する観光施設の南山ケーブルカーで行くことができます。

ソウルの中心部からケーブルカー乗り場まではシャトルバスが出ています。タワーは年中無休で、英語を話すガイドと一緒にグループツアーに参加できます。何よりも事前に予約すればタワーは無料で訪れることができます。

江南 (カンナム) の中心部、コエックスモールにある星庭図書館 (ピョルマダン図書館)。そびえ立つような巨大な本棚に、古い昔の本から最新のベストセラーまで、大量の本が並んでいます。館内の他の階とはエスカレーターでつながっており、約 50,000 冊の本が収蔵されています。人々はここに来て 1 日中館内を行き来して過ごしています。もちろん、図書館の隅々まで写真を撮る人もいます。この図書館の書棚、そこに並ぶ蔵書のさまざまな色合い、モダンさ、そして古書の雰囲気など、インスタ映えする写真が撮れることは間違いありません。

読書家であっても、ただ印象的な写真が撮りたいだけでも、ここは訪れる価値があります。カラフルな写真、歴史を感じられる写真、そして自撮り写真を撮る場所が豊富にあります。場所は市の中心部から南へ 1 時間ほどのところです。

江南 (カンナム) スタイルの像は、この江南地区の名を広めた有名な歌を祝して、巨大なショッピングセンターの外に作られました。2 つの巨大な金色の手が重なり合っている形の像で、青銅で鋳造され、高さは 5 m、幅は 8 m。アーティストの PSY (サイ) が乗馬の動きを模して踊った有名なダンスをモチーフにしたものです。すっかりこの街の新たな象徴となりましたが、その振り付けを表している手の像の下でたくさんの人々が自撮りを楽しんでいます。さらに楽しいことに、この像に近づくと歌が流れるので、そのリズムに合わせて踊ることができます。

夜になると像はライトアップされ、まったく異なる雰囲気になります。市の中心部から南へ 1 時間ほどのところにあります。

ロッテワールドタワーの最上階にあるソウルスカイ展望台。世界有数の高さを誇る建物から、360 度に広がる街の写真を撮ることができます。タワーの高さは 555 m、23 階建てで、内部にはさまざまな施設があります。ここで楽しめるのは、景色を眺めて写真を撮ることだけではありません。「韓国の誇り」をテーマとする博物館、雲の上のカフェ、タワーをテーマにしたユニークな土産物を販売するギフトショップも訪れてみましょう。

ここからの眺めの最も素晴らしいポイントは、時間帯と季節によって眺めが変化することです。場所は市の中心部から南へ 1 時間ほどのところです。

ソウル植物園は、公立の公園とよく手入れされた植物園からなり、森林、花壇、湖、湿地帯などが 1 つのスペースにうまく配置されています。この公園では、ほんの数分歩くだけでさまざまな植物の写真を撮ることができます。地下鉄ソウル駅にも隣接しているので、市内のどこからでも簡単にアクセスできます。この公園は都市における植物の生態に焦点を当て、都市の緑地を増やすために作られました。世界各地からエキゾチックな植物が集められています。

静かな環境を楽しみ、素晴らしい写真が撮れる場所というだけでなく、文化的なイベントや教育プログラムなども開かれています。市の中心部から南へ 17 分ほどのところにあります。

昌徳宮 (チャンドックン) にある秘苑 (ビウォン) では、ユネスコの世界遺産と、15 世紀に造られた朝鮮王朝の離宮を写真に収めることができます。緑豊かな敷地の中に建物が点在しているので、のんびりと見てまわりながら、この国を象徴する歴史ある建物の写真を撮りましょう。離宮と庭園を巡るツアーがありますが、これら 2 か所の入場料は別々にかかることに注意してください。ツアーでは、庭園の歴史と地元の遺産としての重要性について知ることができます。

自分のペースで庭園を散策することもできるので、気の向くままにゆっくり写真を撮ってみましょう。市の中心部から北へ 30 分ほどのところにあります。

地元では DDP と呼ばれる東大門デザインプラザ。見事な建物と、個性的なギャラリーやショップが多数あり、インスタ映えする場所として人気。階段の形が象徴的なミニマルデザインの建築を写真に収めましょう。最上階には LED ライトで表現されたローズガーデンがあり、日没時になるとまばゆいばかりのバラのイルミネーションを見ることができます。屋内には創造的な展示物が多数あり、世界各地で注目されている新進気鋭のアーティストを紹介しています。

この建物は有名な建築家のザハ ハディッドが手がけたもの。建築ファンならきっと気が付くはず。ソウル市の中心部から東へ 20 分ほどのところにあります。

興仁之門 (フンインジムン) は東大門 (トンデムン) とも呼ばれるソウルで最も古い伝統的な門の 1 つ。その美しさでも群を抜いており、世界中から訪れる旅行者が写真を撮りインスタにアップしています。高くそびえる壮大な建物の写真はいつ撮っても美しいものの、日没後が最もよく映えると言われています。夜間には何百もの鮮やかな光でライトアップされ、この門の色と陰影が強調されます。また脇を通過する車のライトも入れて長時間露光で撮影すれば、動きのある素敵な写真を撮ることができます。

歴史ファンであれば、ソーシャルメディアにアップしたい、ソウルでも指折りのスポットでしょう。ここは市の中心部から東へ 22 分ほどのところにあります。

北村韓屋村 (ブッチョンハノクマウル) は、ソウルの歴史地区である旧市街地の一部。伝統的な美しい韓屋 (ハノク) や、狭く曲がりくねった通りの風景が絵になります。多くの人がここを訪れ、伝統的な韓国の衣装を着て、魅力的な建築物や美しい歩行者用の路地を背景にポーズを取るのを楽しんでいます。この地区の歴史は数百年前の朝鮮王朝時代にまでさかのぼり、東洋の歴史の真の姿を感じさせます。しかし、この地区が「本物」であるという事実には注意を払いましょう。他の多くのハノク村とは異なり、この地区は観光客のために造られたものではなく、現在も住んでいる人がいる住宅街です。

ここには、小さな美術館、ワークショップを行っている場所、レストラン、ギフトショップなどもあります。市の中心部から北へ 28 分ほどのところにあります。