アムステルダムを楽しく移動する方法 10 選

自転車に乗って幅の狭い家の前を通り、屋外カフェの前を横切り、バルトロッティ邸のような豪華な建物を眺める…自転車にやさしい道をガイドと一緒に走るサイクリングツアーは、アムステルダムの街について学ぶことのできる楽しいアクティビティです。夜に走れば、ライトアップされた橋や運河住宅が見られます。写真に収めるのをお忘れなく。自転車を借りる場合は、マックバイクというレンタサイクルショップをおすすめします。中央駅やウォータールー広場、ライツェ広場に支店があるので便利です。

切符を買って中央駅からトラム 5 系統に乗りましょう。この気楽な乗り物はアムステルダムの名所を通過してダム広場と王宮に向かいます。そこからさらに、にぎやかなライツェ広場を通り抜け、ミュージアム広場とミュージアム クォーターの方へ進みます。乗り続けていると、アムステルダムの高級エリアである南地区に行くことができます。

ペダルボートとは、ボートと自転車を足して 2 で割ったような乗り物です。オランダ式のペダルボートを借りて、アムステルダムの迷路のような運河を周遊するのも、また違った楽しみが味わえます。中央駅をはじめとして色々な場所で借りることができます。水路に沿って西教会に向かってペダルを漕ぎ、アンネ フランクの家を通り過ぎて、ミュージアム クォーターにあるアムステルダム国立美術館まで行くのがおすすめです。

市街地の南にあるアムステル駅を出発点に、アムステル川沿いを 3 km ほど歩いて、市内のデ パイプ地区へ戻って来るコースがおすすめです。川の東岸をそのまま北へ上って、レンブラント タワーとベルラーヘ橋を通り過ぎ、ニーウェ アムステルブルグを渡るコースも素敵です。途中、セイントゥールバーンに並ぶカフェでコーヒーを飲んだり、サルファティ公園でアイスクリームを食べたりして休憩しましょう。ここまで来ればデ パイプ地区までもう一息です。

アムステルダムの運河から、白鳥になった気分で街を眺めるのもまた格別です。夜のクルージングにはそれぞれテーマがあるので、お好みのものを選んでください。たとえば、曲が自由に選べるジャズクルージングや、パブクルージング、キャンドルをともしてディナーをいただくクルージングなど、どれも魅力的です。クルージングは、中央駅やダムラック通り、ダム広場近くのローキン通りの周辺から出発します。

週末は、中世の趣を色濃く残すハーレムまでサイクリングしてはいかがでしょう。アムステルダムから 40 km ほど離れていますが、サイクリングロードは平坦ですので楽しみながら走れます。道の途中には絵葉書のように美しい田園風景が広がっています。ハーレムは 17 世紀からある歴史の深い町で、メイン広場のグロート マルクトを中心に、細い路地がいくつも通っているのが特徴です。

アムステルダムで唯一のヘリコプターツアーに参加して、アムステルダムを上空から眺めてみてはいかがでしょう。歴史的地区や、環状運河、17 世紀の倉庫街などを空から写真に収められるのはこのツアーならでは。アムステル川の岸に立つ古い風車を見ることもできます。

ツーリスト バス アムステルダムのバスは屋根がガラス張りになっていて、バスに乗ったままアムステルダムの運河や橋、広場を眺めることができます。夏になるとガラスの屋根は外されます。どんな天気でも大丈夫なのが嬉しいところ。ツアーはダム広場のダムラック通りを出発して中央駅を通過し、ユダヤ人街、ヨルダーン地区、ライツェ広場を周ります。

アムステルダムの運河を走る水上バスは 3 つのルートに分かれていて、それぞれグリーンライン、レッドライン、ブルーラインと色分けされています。アンネ フランクの家、ファン ゴッホ美術館、アルティス動物園、NEMO 科学技術博物館など、さまざまな名所を通ります。乗り降り自由なツアーに申し込めば、アムステルダムの数多くの観光スポットで入場料が割引価格になります。

金曜日の午後 8 時、無料で参加できるフライデー ナイト スケートに多くのローラースケーターが集います。集合地点は、公園のフィルム美術館の近くにある丸いベンチです。ガイドと一緒にアムステルダムを回って 20 km を走行し、フォンデル公園の広大な緑地スペースに戻って来ます (参加費無料)。フォンデル公園は、スケートやローラーブレードをする人の間で人気の場所となっています。