グアムのベストビーチ 12 選

タモンから車で北へ数分の位置にあるガン ビーチは、市街地への近さと静かさを兼ね備えているため、手軽に静かなビーチへ行きたい方に最適です。その名前の由来となった第二次世界大戦時の古い大砲は、今もここに残っています。ビーチの北端の崖にはハイキングコースが整備されており、徒歩でこの大砲を見に行くことができます。

沖に広がるサンゴ礁は絶好のシュノーケリングスポットです。さらに沖へ出ると、素晴らしいダイビングスポットもあります。しかしここを訪れる人の多くは、ガン ビーチ バーでドリンクを 2、3 杯飲んだ後、沈む夕日を眺めるため、近くにある恋人岬へと向かいます。恋人岬はグアム随一の夕日スポットです。

マタパン ビーチは、有名なタモン ビーチのすぐ南側に位置しています。ライフガードが常駐しているため、子供連れでも安心して海水浴を楽しめます。ただし、日によっては潮流が驚くほど速くなるため注意が必要です。

このビーチは街の中心部にあるため、当然ながら混雑しているときもあります。しかし、アクセスが良くピクニック用の設備も整っているため、魅力的な選択肢であることに変わりはありません。可能ならば、午後の時間帯にこのビーチを訪れてみましょう。地元の人々が伝統的なアウトリガーカヌーで海に漕ぎ出し、湾内を周回する様子を見ることができます。水平線に沈む夕日を眺めながら、異国情緒を感じさせる船漕ぎ歌に耳を傾けてみれば、記憶に残る体験となるはずです。

タンギッソン ビーチは、少し見つけにくい場所にあります。このビーチへ行くには、車で穴だらけの道路を走った後に、浅い川を徒歩で渡る必要があります。しかしこのビーチに辿り着けば、その価値があったと思えるはずです。荒涼としたビーチには石灰岩がそびえ立ち、幻想的な岩群が白い砂浜を引き立てています。

潮流が速いためサンゴ礁でのシュノーケリングには注意が必要ですが、海岸には美しい公園やバーベキュー用の設備があり、楽しく過ごすことができます。タモンから車で 15 分という便利な場所にあるにもかかわらず、訪れる観光客はわずかなビーチです。

タモンは美しいビーチが連なるグアムで最も有名な街であり、グアムの中心地としての役割を果たしています。ヤシの木が並ぶ遊歩道沿いには、豪華なビーチリゾートやホテルが建ち並びます。海岸沿いには高級レストランやバーが軒を連ねており、深夜まで賑やかな雰囲気に包まれます。タモンは多くの人で賑わう街ですが、日光浴や人気のウォータースポーツを満喫できるのどかさもある場所です。

名前を聞いて怖いイメージを持たれるかもしれませんが、中心地から離れたこの岩場の入り江で (少なくとも人食いザメのような) サメに遭遇することはまずありません。ただ、このビーチへ辿り着くには 1 km 近くの道のりを歩かなければならず、グアムで最も行きにくいビーチの 1 つとなっています。このような辺ぴな場所にあるため訪れる人が少なく、ビーチを独り占めできることもあります。

タガチャン ビーチの北端にあるトレッキングコースの入り口から、その名のとおりのマッシュルーム ロックを通り過ぎてさらに先へと進みます。この道は岩が多いため、丈夫な靴を履いて出かけましょう。太陽が降り注ぐビーチで 1 日のんびり過ごしたい方は、強力な日焼け止めをご用意ください。

太陽の下で 1 日過ごした後に第二次世界大戦の歴史を学ぶには、タモンから西に約 15 分の位置にあるアサン ビーチ パークがおすすめです。この公園がある海岸は、グアムの戦いでこの地を日本軍から奪還するために米軍の兵士たちが上陸した場所です。アサン岬にある太平洋戦争国立歴史公園では、この戦闘について詳しく学び、当時の軍用品を目にすることができます。

その歴史とは裏腹に、今ではきめ細かい白砂が広がり、風に揺れるヤシの木が強い日差しを遮ってくれる美しいビーチとなっています。

イナラハンは、小さな子供たちにぴったりの場所です。ビーチから少し内陸に入ったところにあるこの場所は、周囲を囲まれたいくつかの天然のプールが連なってできています。波が打ち寄せるたびに岩の水路から海水がゆっくりと流れ込み、そうして作り出された穏やかな遊泳場では、あらゆる年齢層の人々が楽しむことができます。

熱帯魚がプールに入り込むことあるため、シュノーケリングをしてみたいけれど広い海に出るのは少し不安、という方にも最適なスポットです。プールの周りには多くのバーベキューピットとピクニックテーブルがあるため、ここで 1 日を過ごすこともできます。イナラハン プールは島の南東端にあり、タモンから車で 45 分です。

グアム東部のタロフォフォ村の端に位置するイパン ビーチは、何もない静かな場所を探している人にぴったりです。海水浴に理想的とは言えませんが、強風が吹きつけて高い波が立つ海はカイトサーフィンに向いています。また、隣接する岩場の岬は絶好の釣りスポットとなっています。

ビーチの真ん中にあるイパン ビーチ パークは、手入れの行き届いた公共施設であり、バーベキューをしたり、のんびりと 1 日を過ごしたりするのに最適です。料理をするのは気が進まないという方には、ビーチの北端にある「ジェフズ パイレーツ コーブ」がおすすめです。地元で人気のこの店は、美味しいアメリカの定番料理を提供しています。日当たりの良いテラスでは、定期的に屋外マーケットやコンサートが開催されています。

タロフォフォは緑色をしていることで有名なビーチです。この東海岸のビーチには、砂糖のような白い砂は見られません。長い年月の間に、玄武岩の溶岩が浸食されてできたカンラン石の結晶が海岸に流れ着き、世界に 4 つしかない緑色がかったビーチが誕生しました。このビーチの砂には、黒い砂鉄も豊富に含まれています。一方で、印象的な石灰岩の崖と風に揺れるヤシの木の並木が、南国らしい景観を生み出しています。

ここを訪れる人の多くは、サーフィンをするためにタモンから 35 分かけて移動してきます。タロフォフォは、グアムでは珍しく、海岸近くに波が打ち寄せるのを防ぐ浅瀬がないスポットです。

多くの人で賑わうタモン湾の南端に位置するイパオ ビーチは、気軽にタオルを広げられる場所としておすすめのスポットです。白砂が広がるこの美しいビーチは、市街地の多くのホテルからわずか数分の距離にありながら、北側にあるタモン ビーチと比べてかなり人が少ないのが特徴です。

海岸のすぐそばまで色とりどりのサンゴ礁が広がっているため、海で泳ぐならシュノーケルを持って行きましょう。隣接するイパオ ビーチ パークでは、運が良ければ地元の音楽祭や地域の伝統的な集会に遭遇するかもしれません。そのようなチャンスがなくても、緑豊かな広場は、ゆっくりくつろいだりピクニックをしたりするのに最適です。

リティディアン岬は、グアム国立野生生物保護区でもある約 480 ヘクタールの公園にあり、この土地に固有の生物が生息しています。この岬は、タモンから約 35 分の島の北端部にあります。奥深いジャングルには、樹上性のカタツムリ、マリアナオオコウモリ、ヤモリ、ヒキガエル、チョウ、オオトカゲなど、多様な生物が生息しています。この保護区にはラテ ループ (1.2 km)、ネイチャー (2 km)、リティディアン洞窟 (0.8 km) という 3 つの家族向けのネイチャートレイルがあり、気軽に散策を楽しむことができます。

トレイルを歩いて汗をかいた後は、リティディアン ビーチの澄んだ海で疲れを癒しましょう。