今回は、前回と比べて、大浴場が整備されていて良かったと思いました。ロッカーが新しくなっていたこと。浴場内が滑りやすかったのが、網目状のマットが敷かれていたことなどの改善がされていました。快適に入浴できました。
しかし、少し気になったことを書いておきます。
1、ロッカーが新しくなったのですが、真ん中の段の4番の鍵が閉まりませんでした。理由は、内側の金具のL字型に曲がった部分が、繰り返し扉に押されて内側にほんの少し曲がってしまったからです。そのせいで鍵が閉まらなかったのです。力は要りますが、少し外側に戻してやると、鍵がかかるようになりました。4番のロッカーはそうして直しました。定期的に、ペンチなどの工具で調整してやれば、快適に使い続けられると思います。もう一点ロッカーで気になったのは、風呂場のロッカーは、毎回濡れた鍵を差し込むことになります。ですから、その部分が少し腐食して差し込みにくくなってしまいます。5番のロッカーは、鍵がかかった状態で、鍵も差し込まれた状態でしたが、鍵を回せなくなってしまっていました。腐食によって、鍵がそれ以上押し込めなくなった状態で鍵を回せなくなってしまっていたのです。タオルで手を保護しながら、鍵を奥まで押し込むと、鍵を回せて、中からパンツとシャツが出てきました。きっと、前の客は、パンツとシャツを取り出せないまま、諦めてズボンだけを履いて部屋に戻ったのだと思います。気の毒なことです。腐食して抜き差しならなくなる鍵の問題も解決しなければならない課題です。これも、定期的に鍵を、布か目の細かい紙やすりでこすって腐食を取り除き、オイルはベタベタするので、シリコンスプレーなどで潤滑性を補ってやれば、問題なく使い続けられるようになると思います。
日々の、ほんのわずかな気配りの積み重ねがあれば、快適に使い続けられるものです。
以前のスチールのロッカーも、鍵が壊れていった原因は、内側のナットが、鍵を回すたびに緩んでいって、外れていったことにあります。元々の作りがいい加減だったためですが、緩みにくいワッシャー一体型のナットに取り替えていれば、あるいは、せめて、定期的に内側のナットを締めていれば、問題なく長期間使い続けられたと思います。
2、浴室の問題でもう一点付け加えると、男子浴室のマットが、T字型に敷いてありますが、一箇所、二枚のマットが重なっているところがあります。そのために、浮いた部分ができ、その結果、一枚のマットに大きな亀裂ができてしまっています。めんどくさがらずに、重なった部分を切って、敷いていればきれつはできなかったでしょう。敷く時に少し考えれば予想できた結果ですね。
それから、T字のつなぎ目に全く隙間がないために、サウナの出入り口に、水が溜まった状態になってしまいます。石鹸水が溜まってしまうと、サウナからの出入りが大変危険になります。至急改善された方がいいでしょう。
呉竹荘は、日本人が使うには本当に快適で良いホテルだと思います。これからも日本的な気配りが大切にされるホテルだと嬉しいです。(あさかん より)