ナッシュビルのベスト観光スポット 10 選

ザ ガルチは、ナッシュビルのダウンタウン郊外に位置する人気急上昇中のエリアです。ザ ガルチという名前は、この土地がエッジヒルとラトリッジ ヒルの間のわずかな窪みにあることに由来しています。ここはかつて、大部分が工業地帯でした。現在は、廃墟となった倉庫を建て替えや再開発によって蘇らせた建物で、グルメなレストランや流行のショップが営業しています。

ショッピングやグルメだけでなく、この地区に点在する素晴らしい壁画も必見です。定期的に展示が変わる、フリスト美術館もぜひ訪れたいスポットです。

ナッシュビルはカントリーミュージックの本場として知られています。ナッシュビルを訪れるなら、有名なカントリー ミュージック殿堂博物館を見逃すわけにはいきません。

カントリーミュージックのための博物館としては世界最大級で、グレン キャンベル、ジョニー キャッシュ、マール ハガード、ドリー パートンなど、殿堂入りを果たしたミュージシャンにまつわる数々の写真、ビデオ、作品、そして音楽を紹介しています。この博物館を見学したあとは、1879 年に創業した現役の活版印刷所であるハッチ ショー プリントや、ヒストリック RCA スタジオ B など、近隣の施設にも立ち寄ってみましょう。子供連れなら、無料のヤング エクスプローラー キットがあればさらに楽しめるはずです。

ナッシュビルのダウンタウン中心部にあるバイセンテニアル キャピトル モール州立公園は、静かに物思いにひたるのにぴったりの小さな公園です。約 8 ヘクタールの広場には記念碑や展示品が点在しており、年間を通じてさまざまなイベントも開催されます。

この公園はテネシー州会議事堂の前にあります。州会議事堂のクラシカルな建築と興味深い博物館も、一見の価値があります。この州会議事堂は、全米で唯一、元アメリカ大統領 (ジェームズ K ポーク) が敷地内に埋葬されるという特別な栄誉を与えられています。滞在中には 95 個のベルが付いたカリヨンが奏でる「テネシー ワルツ」にも耳を傾けてみましょう。

ナッシュボロ砦は、1780 年にジェームス ロバートソンと開拓者たちによって建てられた丸太造りの前哨基地です。この場所はナッシュビル発祥の地と考えられています。この街の歴史は、カンバーランド川岸の木製の柵に囲まれた小さな土地から始まりました。その簡素な建造物は元の場所の近くに再建されており、街の発展について理解するうえで必見のスポットとなっています。

ヒストリー センターでは、初期の開拓者たちが直面した困難や、街の創設期にこの砦で繰り広げられた紛争の背景について学ぶことができます。ここを訪れた際には、川沿いをのんびりと散策するのもおすすめです。

センテニアル パークにあるパルテノン神殿は、ギリシャのアテネにある有名な神殿にそっくりの実物大のレプリカです。元々は 1897 年のテネシー州制 100 周年記念万国博覧会のために一時的に建てられたものでしたが、人々に親しまれていたため撤去が見送られました。

内部も忠実に再現されており、パルテノン神殿にある彫像のレプリカや、充実した美術品のコレクションを見ることができます。周辺の公園ある多くのモニュメントや木陰の小道も、一見の価値があります。

フリスト美術館は、その外観が印象的なアールデコ様式の壮大な建物です。館内には 3,700 平方メートルの展示室があり、こちらも一見の価値があります。この美術館では常設展示を行っていません。その代わり、地元の街や州、各地域のアーティストの作品を展示し、定期的に入れ替えを行っています。国内または世界各国の作品を紹介する特別展が開催されることもあります。そのため、訪れるたびに異なる文化体験ができます。

クリエイティブ ファン デーには、パフォーマンス、音楽の生演奏、アート制作イベントなどが行われます。中庭では彫刻の実演が行われたり、銅像パフォーマーが立っていることもあります。美術館の詳しいオーディオガイドも用意されています。

ギリシャ復興様式で建てられていることから「テネシー プランテーションの女王」と呼ばれるベル ミード ヒストリック サイト & ワイナリーは、この街の歴史と負の遺産を伝えています。美しい敷地から、邸宅の柱に残る南北戦争の銃弾の跡まで、数々の興味深い見どころがあります。

現在は 12 ヘクタールほどですが、1807 年のプランテーション設立当初は約 100 ヘクタールの面積を誇っていました。ワイナリー、馬小屋、墓地、ビジターセンターがあり、奴隷として働いていた人々の宿舎も復元されています。種類豊富なツアーが実施されており、敷地内のさまざまな場所を見学し、アメリカの歴史における意味を探ることができます。

『グランド オール オープリー』は、アメリカで最も長く続いている、週 1 回の有名なラジオ番組です。1925 年から放送されているこの番組は、カントリーミュージックを紹介する「バーンダンス」という形式をとっています。ナッシュビルのライマン オーディトリアムは、1943 年にこの番組の会場になって以降、カントリーミュージックの本場としての名声を確固としたものにしています。

ライマン オーディトリアムでは 1 週間に数日、夜の時間帯に、コンテンポラリー カントリーのスターミュージシャンによる生演奏を聴くことができます。カントリーミュージックにそれほど関心がない方でも、ここで行われるショーはナッシュビルで最も楽しい体験の 1 つになるはずです。この有名なライブハウスについて詳しく知りたい方のために、舞台裏を見学するツアーもいくつか用意されています。

ナッシュビルのダウンタウンには、カントリーミュージックのレジェンドたちが駆け出しの頃に出演していた多くのバーがあります。ロバーツ ウエスタン ワールドはその中でも特別な存在です。ネオンの明かりに照らされたこのバーでは、毎晩、冷たいビールと温かい料理、そして素晴らしい生演奏を楽しむことができます。地元では、この店のフライド ボローニャ サンドイッチは絶対に食べるべきだと言われています。

ロバーツ ウエスタン ワールドは、ナッシュビルのダウンタウンの有名な歴史地区にあります。近くにはライマン オーディトリアムもあります。何軒かのバーを巡りたいなら、まずはこの店に立ち寄り、そのあとに近隣にある多くの素晴らしいバーを訪れてみましょう。

ホンキー トンク ハイウェイは、ナッシュビルの音楽が盛んな地区にあるライブハウスが建ち並ぶ通りです。毎日午前 10 時から翌日の午前 3 時までどこかの店が営業しているだけでなく、ホンキー トンク ハイウェイ沿いのバーはどこもカバーチャージ (席料) が必要ありません。

カントリーウエスタン、ブルーグラス、サザンロックなど、バラエティに富んだバンドの演奏を聴きたいなら、ダウンタウンの中心部のブロードウェイ沿いがおすすめです。鮮やかなピンク色のトッツィーズ オーキッド ラウンジにあるきらびやかなルーフトップでくつろいだり、「誰でも皆、ウェルカム」な 4 階建てのライブハウス、アクメ フィード アンド シードを訪れてみましょう。アクメ フィード アンド シードでは、生演奏を聴きながら美味しいナッシュビル料理を味わい、限定グッズを購入することができます。