場所:
外灘の一番北端に位置する。地下鉄2号線南京東路駅が一番近い。しかし歩いて15分ほどかかるので大きな荷物を持って歩くのは無理である。そこでタクシーを拾おうとするが、こんどは近すぎて乗車拒否された。微妙な距離である。ホテルのまわりには店がないので、なにかと不便である。外観はくたびれた感じであまりメインテナンスがされていない感じがする。せっかく古くて由緒あるホテルなのだから、きちんとリノベーションすればいい感じになると思うのだが、残念である。
部屋:
古いホテルなのでしょうがないのかもしれないが、浴槽の蓋が半開き状態のままになっていてお湯が溜まらない。どうやってもピッタリと閉める事ができなかったので、自分の足でずっと上から押さえて圧力をかけながらお湯をはるしかなかった。お湯の温度は高く量もたっぷり出るのでその点は問題はない。テレビがToshibaではなくYoshibaという中国製?の偽ブランド。笑ってしまった。(添付写真参照) ベッドの質や照明などは問題無し。
インターネット環境:
部屋のWiFiが有料で24時間80元チャージされた。しかもアンテナはいつも最高2本しか立たず、電波が弱い。しょっちゅう切れていた。そこで日本から持ち込んだ無線ルーターをLANケーブルに接続するが、こんどは電源が遠すぎて接続できなかった。いまどきインターネット環境が劣悪なホテルはビジネスでは使えないであろう。
レストラン:
朝食は147元と安くはない。しかしその内容が最悪だった。フライや野菜炒めなど暖かいものが冷たく、味もわるい。値段と内容のバランスが悪すぎ。しかもウェイターやウェイトレスの態度が悪い。一階に日本食レストランがあるが、どうも日本人経営ではないのか?メニューを見てわかったので、入るのはやめた。朝食はホテルから歩いて15分の南京東路駅の近くのマクドナルドで朝食セットが10元なので、そちらのほうが断然おすすめ。駅の近くまで行けば和民や吉野屋や味千ラーメンなど日本人がなじみの店が多い。食事は駅の近くで済ませてからホテルに戻る事をおすすめする。
従業員の態度:
まったくダメである。社員教育をしていないのでは?と疑う。特にフロントのKathyという女性。チェックインもチェックアウトもその女性だったが、お客さんに対してほほえみどころかThank youの一言もない。ただ事務的に処理するだけ。なにかイヤな事でもあったかのような顔をしている。しかも英語の発音は下手で早口なので何を言っているのかよくわからない。非常に気分が悪くなった。そこで最後に言ってあげた。『I have never heard you said "Thank you". You are supposed to treat customers with respect and let them feel comfortable and pleased, right?』と言ったら、黙っていた。私の飛行機のターミナルが1なのか2なのか尋ねたところ、となりのカウンターのコンシアージュの担当に訊いてくれとのこと。同じ中国人同士ですぐ2メートルの隣にいる同僚にたいしてなんでちょっと訊けないのか?となりのカウンターに行って訊いたが、本当に腹がたった。しかもその隣のカウンターの男性従業員は携帯電話で一生懸命メール中。『Excuse me!』とこちらが話しかけるまで、画面をずっと操作している始末。ここのホテルは全く従業員教育ができていない!社長はどう思っているのであろうか?
結論として二度と宿泊しない。