8/10 (とても良い)
2013年8月18日
ロルカゆかりの落ち着けるホテル
詩人ガルシア・ロルカが殺害される直前までかくまわれていた友人宅がホテルになった、ということでここを選んだ。なるほど、民家をホテルにしましたという感じの部屋で、広くはなく照明も暗いがなんだか妙に落ち着ける雰囲気があって居心地は良かった。ホテルとして設備は揃っており、ベッドも硬めで私には快適だった。欠点としてはバスタブがあるのはうれしいが、お湯を張っていくうちに水温がどんどん下がってゆきついには水になってしまうこと。二人目はしばらく待っていないと湯にありつけない。（部屋毎のヒーターによる給湯か？）特に冬場など、シャワー利用にとどめたほうが無難かと思う。また窓の外は「隣家の部屋ビュー」でお向かいの住宅の部屋と正対しており丸見え、人影はなかったもののさすがに当方としても開け放つのははばかられ、カーテンを閉じたのであった。しかしこれは表通りに面していないということで、夜は静かに過ごすことができた。フロントのおじさんは英語も通じとても親切で感じが良かった。朝食は標準通り7:30からで、パン、チーズ、ハム、トルティージャ、果物と最小限メニューながら普通においしく、またレストランの雰囲気が良い。豪華さ、華々しさとは無縁ながら、街に溶け込んでいるという感覚が楽しめるホテルで、コストパフォーマンスは特に良い。。場所は大通り(グランビア・デ・コロン）からは少しあるが、カテドラルやその前のみやげ物屋街に近い。ホテルのレストランで食事をするのも趣があって良いとは思うが、周辺に飲食店のチョイスは多い。公園前のカフェテリア"Guerrero"はおやじが親切で料理も楽しめたので、ここもお奨めである。
Kiyochan
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