マイアミからキー ウェストまでのクルマ旅、見どころ 5 選

キー ラーゴにあるジョン ペネカンプ コーラル リーフ州立公園には、パドルボードやカヤックで楽しく散策できる 80 km を超える自然のマングローブ原生林があります。数多くの野生動物が生息する熱帯ハンモックの森とハイキングコースや、フロリダ キーズ屈指のバードウォッチング スポットもありますが、この場所の最大の魅力は、米国本土で唯一の生きたサンゴ礁が見られるシュノーケリングツアーです。

30 分ほどボートに乗れば、100 種を超えるサンゴと 500 種を超える魚が生息する鮮やかなサンゴ礁にたどり着きます。ウミガメやイルカ、マナティーに出会えることも。条件が許せば、海底にある「アビスのキリスト像」を見にいきましょう。海に入らないなら、グラスボトム ボート ツアーに参加しましょう。

コーラル キャッスル博物館と彫刻庭園は、マイアミからキー ウェストに向かってドライブする際にぜひ立ち寄りたい風変わりなスポット。ここの目玉といえば、エドワード リーズカルニンが 900 トンを超える、天然の石灰岩基盤である魚卵石を彫って作った彫刻の数々。謎なのは、身長 150 cm のラトビア人移民が、人や機械の助けを借りずにどのようにこの巨大な彫刻を作り上げたかということです。

現在、国定史跡に指定されているコーラル キャッスルでは、リーズカルニンが磁力、電気、物理学を駆使して、8 トンを超える石の回転扉、16 トンの火星と土星の彫刻、約 21 トンの三日月など、驚くようなモニュメントを作り上げた様子を説明するツアーが開催されています。北極星を一直線に指している望遠鏡の彫刻も必見です。夕暮れ時は特に印象的です。

ロビーズ オブ イスラモラダといえば、巨大ターポンに餌付けができるスリル満点の体験が有名。海の「シルバー キング」と呼ばれるこの魚は体長が 2 m にもなります。餌に飛びつく際に手をかすめることがありますが、スリリングなだけでほとんど無害です。ただし、ペリカンには気をつけてください。餌を盗もうと攻撃的になることもあります。

朝から夜遅くまで営業しているロビーズには、新鮮なシーフードを専門とするキースタイルのレストランもあります。「世界のスポーツフィッシングの中心地」と呼ばれるイスラモラダで毎日開催されるシュノーケリングツアーに参加したり、数多くあるフィッシングツアーに参加したりするのもおすすめ。Netflix のドラマシリーズ『BLOODLINE ブラッドライン』のファンなら、番組に登場するアイコニックな波止場の係留所に見覚えがあるでしょう。

キー ラーゴとイスラモラダの間に位置する、ギャラリーや芸術品の土産物屋が並ぶ庭園、レイン バレル ビレッジでは、巨大なロブスターのオブジェ、ベッツィーが訪問者を迎えてくれます。木陰の美しい庭園を散策したり、ジュエリー、絵画、陶磁器、彫刻、インテリア、吹きガラス製品など、ユニークな手作りの記念品やギフトを見て回ったりする際に、アーティストが実際に作業する様子を見られることも。

フードトラックやガーデンカフェがあり、フレンドリーなオーナーが迎えてくれます。立ち寄ってエネルギーチャージしてリフレッシュしたり、解剖学的な観点からも正確に再現された、正面にいるベッツィーと一緒に自撮りしたりしましょう。

ピジョン キーは、オーバーシーズ ハイウェイのマラソンとフレッド ザ ツリーの間に位置する、歴史ある小さな島です。海の透明度が高く、多くの海洋生物が生息しているため、海水浴やシュノーケリングの人気スポットになっています (海底は岩場が多いため、ウィンタースポーツ用具とウォーターシューズを持って行きましょう)。フェリー、徒歩、またはオールド セブン マイルブリッジを渡るオープンエアの観光列車のいずれかでアクセスできます。

1900 年代初頭、オーバーシーズ鉄道を建設する労働者たちの勤労奉仕キャンプ地であったこの島の歴史を伝えるツアーが毎日実施されています。日陰のピクニックエリア、静かなビーチのほか、サメやハタ、ターポンが泳ぐ海水プールもあります。サメの餌付けは午後 1 時のツアー終了後に見ることができます。設備はトイレと水飲み場だけなので、必需品は持参しましょう。