シカゴの絶景スポット 10 選

プロモントリー ポイントは、シカゴのダウンタウンの印象的なシルエットを遠方から堪能できる、絶好の見晴らしスポットです。このスポットはサウス サイドのバーナム パーク内にある、ミシガン湖へ突き出した約 5 ヘクタールの半島であるため、芝の生えた岸辺から何にも遮られずに景色を楽しめます。公園へは、レイクフロント トレイルか、55 番通りの端にあるトンネルを通って向かいます。

このスポットは、公共の憩いの場を増やすために 1930 年代に建てられたものですが、今でも朝にはジョギングを楽しむ人、夜には焚き火台を囲む人で賑わっています。暖かい季節には、地元の人々が爽やかな湖に入る光景も見られます。岸辺に毛布を敷いて、景色を眺めながら穏やかな午後を楽しみましょう。

スカイデッキ シカゴは、ウィリス タワーの 103 階に位置し、シカゴ都市圏やミシガン湖を一望できるガラス張りの展望台です。ここの「レッジ」はスリル満点。ビルから 1 m 以上突き出たガラスの箱に乗り、400 m の目もくらむような高さから街を見下ろせます。

ウィリス タワー (旧称シアーズ タワー) は、25 年近くにわたって世界一の高さを誇ったビルであり、その高さは現在でも西半球のトップクラスです。晴れた日にスカイデッキに登れば、広大なシカゴの街並みからミシガン州の湖岸線に至るまで、全方位 80 km もの距離を見渡すことができます。

ピン トム メモリアル パークは、チャイナタウン内のシカゴ川沿いにある緑のオアシス。川辺に約 7 ヘクタールにわたって広がるこの公園では、柳の木々や大きな赤いパゴダ、曲がりくねった川、その向こうにそびえる高層ビルなど、ダウンタウンならではの景観を楽しめます。

川沿いの小道を歩けば、太極拳を練習したり、日陰の芝生でくつろいだりしている地元の老若男女を目にするでしょう。ボートハウスでカヤックを借りて、水上を散歩するのもおすすめです。公園へは、レッド ラインに乗りチャイナタウンで降ります。夏場であれば、シカゴ ウォーター タクシーも利用できます。西 19 番街とサウス ウェルズが交わるカーブに、公園の入口はひっそりと佇んでいます。

ミルトン リー オリーブ パークは、あのネイビー ピアに隣接しているにもかかわらず、シカゴの公園の中ではあまり知られていない魅力的なスポットです。半島に位置し 4 ヘクタールほどの広さを持つ芝生の公園であり、ミシガン湖のキラキラと輝く水面にダウンタウンの鋼とガラスの建物が映る光景を眺められます。この公園は、アフリカ系アメリカ人として初めて名誉勲章を受章した、シカゴ出身のミルトン L オリーブ 3 世を記念して建てられました。

広々とした通りの脇には背の高いアメリカサイカチが並び、園内には 5 つの噴水があります。いつも静かで景色豊かな場所ですが、日の出と日没の頃が特におすすめです。

ノーザリー アイランド パークは、サウス ループから数分の距離に位置する、ミシガン湖畔の静かな自然保護区です。地平線の彼方まで伸びるシカゴのダウンタウンをバックに、園内の再生された湿地帯を縫うように散策路やサイクリングロードが敷かれています。

サギやオオカバマダラなど、多数の野生動物が生息しており、賑やかな街からはるか遠くの土地へ来たような錯覚を覚えるでしょう。公園がある半島には 12th ストリート ビーチも広がり、穏やかな浜辺で素晴らしい湖の景色を眺めながら、屋台で売られているチーズたっぷりのメキシカン ストリート コーンを味わえます。

ハーティガン ビーチ パークは、シカゴの美しい湖畔にある隠れた名所です。家族連れでのピクニックや友人どうしの夜の集まりに使われる街近くの小さなビーチであり、子ども向けの遊び場のほか、緑豊かな木陰の空間もたくさんあります。湖畔から眺めれば、空と湖の青だけが見渡す限りに広がります。

ノース サイドのロジャース パークに位置し、都会の喧噪から離れて自由にくつろげる空間です。浜辺には小石と砂が混ざっており、水は澄み、日中はライフガードが常駐しています。湖の上を流れる雲を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

ザ 606 は、ニューヨーク市の有名なハイライン パークをモデルに、シカゴのウエストサイドの線路を利用した緑道です。ローガン スクエア、ハンボルト パーク、ウエスト タウンをリボンのようにつなぐ景色豊かなレクリエーション スペースであり、ジョギングやサイクリングの人気スポットになっています。

長さはハイラインの 2 倍の 4.3 km にも及び、もともとは地元民のための公園とされていました。通りの頭上 6 m にある並木道から、街に住む人々の暮らしや、北西地区ならではの景観を楽しむことができます。

ミレニアム パークのルーリー ガーデンを訪れると、シカゴの大都市が元は湿地帯であったと気づくでしょう。頑丈な高さ 4.5 m の垣根に守られたこの繊細な多年草の庭園には、アスターやコーンフラワーなどのアメリカ中西部の在来種が植えられており、まるで草原のような光景が広がります。サウス ループに位置しているので、季節の花々をフレームに超高層ビルを間近で眺めることができます。

広さは約 1 ヘクタールほどで、乾燥して日当たりのよい場所に色鮮やかな花が多く咲いた「ライト プレート」と、日陰につくられた静かな雰囲気の「ダーク プレート」に分けられています。昼下がりにルーリー ガーデンに足を踏み入れれば、街の喧騒から解放され、鳥や蝶と一緒に静かな時間を過ごせることでしょう。

ゴッドフリー ホテルの IO ゴッドフリー ルーフトップ ラウンジは、リバー ノースにある洒落た屋上ラウンジです。ここからはダウンタウンの素晴らしい景色を眺めることができます。広々とした店内には屋内席と屋外席があり、白い革張りのソファやブースが居心地の良いシックな雰囲気を醸し出しています。開閉式の屋根があるため、日光浴も景色も楽しめます。

人気のメニューはカクテルと寿司の盛り合わせですが、IO ではハンバーガーや各国料理も取り揃えています。このラウンジを訪れるのに最適な時間帯は、通常のディナータイムの前後でしょう。平日にはお得なハッピーアワーがあり、日没後の屋上からの眺めは格別です。

ノブ ホテルのルーフトップは、シカゴ屈指の飲食店が集中するウェスト ループ レストラン街の名店の 1 つです。このレストランでは、シカゴのダウンタウンのスカイラインを眺めながら、エレガントなカクテルとともに寿司や和風ペルー料理を楽しむことができます。

ホテルの 11 階にある屋外テラスのルーフトップは、控えめでエレガントな雰囲気が漂い、抑えた照明とミニマルな調度品でまとめられています。ドリンクメニューは、和のテイストをアクセントにしたクラシックなカクテルや、ここでしか味わえない日本酒のセレクションを取り揃えており、シンプルなディナーメニューには、巻き寿司、刺身、和牛タコスなどのフュージョン料理が並びます。