フランスの主要都市の 1 つであるリヨンは、フランスの美食の首都と言われることもしばしば。国内屈指の大都市です。2,000 年以上前にローマ人によって建設されたリヨン。旧市街、クロワ ルースの丘、フルヴィエールの丘を散策して、時間を遡りましょう。これらの中心エリアには、古風な趣と美しい歴史的建造物が残っています。
居心地の良さもリヨンの魅力。フレンドリーな雰囲気のブション (典型的なビストロ) でランチを楽しんだら、映画発祥の地を見学して、プレスキル地区のトレンディなレストランで 1 日を締めくくりましょう。リヨンで必ず体験したいのは、美食、歴史、文化。これがリヨンの真骨頂です。
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ベルクール広場で 1 日をスタート
リヨンの大観覧車に乗る
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ベルクール広場はヨーロッパで最大級の歩行者広場。プレスキルにあり、街の中心とされています。観光案内所やアートギャラリー、リヨンの大観覧車があるスポットで、街の主要なショッピングストリートに囲まれています。ここでドリンクや軽食を楽しんだ後、1 km 離れたリヨン旧市街やフルヴィエールの丘などの、人気エリアの探索に出かけてみるのはいかが。
所在地 : リヨン中心部にあるプレスキル
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リヨン旧市街を散策する
リヨンの旧市街地区を探索する
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- 歴史
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ソーヌ川沿いのフルヴィエールの丘のふもとに広がるリヨンの旧市街。歩いて散策できる心地よい中世の街です。この風光明媚な地区の石畳の通りを歩けば、この街のとりこになること間違いなし。サン ジャン大聖堂から、トラブール (建物と建物をつなぐ迷路のような「秘密の」歩行者用通路) や数多くの美術館・博物館に至るまで、ヴュー リヨン地区には見どころが満載です。ランチには、サン=ジャン通りにたくさんあるブションのいずれかに立ち寄ってみましょう。
所在地 : リヨン中心部のソーヌ川沿いにあるフルヴィエールの丘のふもと
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フルヴィエールの丘に登る
リヨンの街並みを一望する
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- 歴史
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ヴュー リヨンのすぐ西にあるフルヴィエールの丘。この丘には、かつてローマ人の最初の居留地がありました。今ではリヨンの素晴らしい景色を眺められるスポットとして、また丘の上に立つフルヴィエールのカトリック大聖堂で有名です。ユネスコの世界遺産に登録されているこの街には、世界でも古いケーブルカーが 2 つあります。このエリアには、古代ローマ劇場の遺跡からメタリック タワー オブ フルヴィエールまで、街の観光スポットや美術館・博物館、美しい宗教建造物がたくさんあります。
所在地 : 市内中心部にあるヴュー リヨン地区のすぐ西
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必見スポット : クロワ ルースの丘
この歴史地区のとりこになること間違いなし
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- 歴史
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クロワ ルース (ジンジャークロス) は、リヨン中心部にあるソーヌ川とローヌ川に挟まれた丘。この歴史地区が誇るのは、18 世紀に有名だったリヨンの絹製品です。ここでは、絹製品を運ぶために使用された通路のトラブールを探索できます。また、リヨンのかつての絹織物産業を専門に扱った博物館のメゾン デ カニュ (絹織物職人の家) を訪れるのもよいでしょう。クロワ ルースの丘で道に迷ったり、趣のあるブティックやコーヒーショップでくつろいだりと楽しい体験ができます。
所在地 : 多くの人からリヨンの中心部とみなされている、ソーヌ川とローヌ川に挟まれたクロワ ルース
地図写真提供 Pline (CC BY-SA 3.0) 修正済
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ゴールデン ヘッド パークを散策する
リヨンの中心で新鮮な空気を味わう
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- カップル
- 家族
テット ドール公園 (ゴールデン ヘッド パーク) は、フランスで最大級の都市公園の 1 つ。ローヌ川を挟んでクロワ ルース地区に面する 117 ヘクタールの都市公園には、ボートで遊べる湖やリヨン動物園があります。テット ドール公園は、リヨンの中心で新鮮な空気を味わうのにぴったりのスポット。この公園には、動物園のほか、植物園やバラ園、子供のプレイグラウンド、ポニーの乗り場、ミニチュアの鉄道などがあります。家族と一緒にピクニックを楽しんだり、1 時間ほどのジョギングやサイクリングで汗を流したりするのにうってつけの場所です。
所在地 : リヨン中心部にある、ローヌ川を挟んでクロワ ルースの丘に面する
営業時間 : 4 月中旬~ 10 月中旬 : 毎日 6 時半~ 10 時半、10 月中旬~ 4 月中旬 : 毎日 6 時半~ 8 時半
地図 - 6
リヨン美術館を訪れる
リヨン美術館で感動の体験
- 歴史
17 世紀の旧ベネディクト会修道院の建物の中に設けられたリヨン美術館。古代エジプト美術から現代美術まで 70 室のアートコレクションを擁します。おしゃれなプレスキル地区にあるこの美術館は、このエリアの芸術的でファッショナブルな雰囲気にぴったりマッチしています。絵画、彫刻、美術品、コイン、メダルが、綿密に考え抜かれたこの美術館で、慎重に分類されて保管されています。美術館の 1 階にあるレストランのレ テラス サン ピエールでは、軽食や飲み物を楽しめます。
所在地 : プレスキル地区のテロー広場
営業時間 : 水~月 : 午前 10 時~午後 6 時 (定休日 : 火曜)
電話番号 : +33 (0)4 72 10 17 40
地図写真提供 Musée des Beaux-Arts de Lyon (CC BY-SA 4.0) 修正済
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必見スポット : リヨン サン ジャン大聖堂
中世末期の印象的な観光スポットを訪れる
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- 歴史
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バプテストの聖ヨハネに捧げられたリヨン サン ジャン大聖堂は、趣のあるリヨン旧市街の中心部にある壮大な建造物。12 世紀から 15 世紀にかけて建築されたこの大聖堂には、ロマネスク様式とゴシック様式が融合されています。リヨンの天文時計や 19 世紀のオルガンなどの歴史的な遺物を擁します。見事なこの建造物を訪れるとはるか昔にタイムスリップしたように感じるでしょう。大聖堂に付属する博物館もお見逃しなく。聖人の遺物が展示されています。
所在地 : リヨン旧市街の中心部にあるサン ジャン広場
営業時間 : 日 : 午前 8 時~午後 7 時、月~金 : 午前 8 時 15 分~午後 7 時 45 分、土 : 午前 8 時 15 分~午後 7 時
電話番号 : +33 (0)6 60 83 53 97
地図 - 8
リュミエール博物館および研究所を訪れる
映画撮影術が発明された場所を見つける
- 歴史
映画撮影術は、1895 年にリヨンでリュミエール兄弟によって発明されました。プルミエ フィルム通り (史上初の映画通りという意味) に向かい、リュミエール博物館と隣のリュミエール研究所を訪れましょう。2 人の天才兄弟が、19 世紀のりっぱな邸宅の実家で、写真や映画の画期的な技術を開発しました。19 世紀の大きな発明を生み出していく最初の段階の様子がわかります。
所在地 : リヨン旧市街から南東 4 km にあるプルミエ フィルム通り
営業時間 : 火~日 : 午前 10 時~午後 6 時半 (定休日 : 月曜)
電話番号 : +33 (0)4 78 78 18 95
地図写真提供 Breve Storia del Cinema (CC0 1.0) 修正済
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1 日の終わりをプレスキル (「半島」という意味) で過ごす
活気溢れるおしゃれな地区を探検する
- 食事
- ナイトライフ
- ショッピング
プレスキルは、ソーヌ川を挟んでヴュー リヨンに面した地区。15 世紀に印刷業を営む人や書店の街として発展しました。今では、カフェやレストラン、ファッショナブルなブティックや高級ショップ、文化施設が立ち並ぶおしゃれで活気溢れる街となっています。古い建物の多くは改装されて、高級ホテルやデパートに変わっています。この賑やかなエリアには、2 つの劇場とリヨン美術館、印刷博物館もあります。
所在地 : ソーヌ川を挟んだヴュー リヨンのすぐ東
地図写真提供 Gonedelyon (CC BY-SA 3.0) 修正済
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レ アール ドゥ リヨン ポール ボキューズでブランチを楽しむ
この一流のグルメ天国で自分へのご褒美を
- 食事
- 高級ホテル
- ショッピング
レ アール ドゥ リヨン ポール ボキューズは、グルメなら外せないスポット。フランスの美食の街、リヨンにあるこの市場とフードコートには、食料品店とレストランが見事に揃っています。朝食は取らずに、レ アール ドゥ リヨン ポール ボキューズでブランチを楽しみましょう。ここで提供される品物や料理は品質が高くバラエティーに富んでおり、味も最高です。さまざまな惣菜や新鮮なシーフード、ペストリーやチーズを味わってみましょう。フランスの食文化が世界に広く知られるようになるのに貢献した数々の料理を楽しめるはず。価格は少し高いかもしれませんが、支払うだけの価値がある料理が提供されます。
所在地 : リヨン中心部のリヨン パール=ディュー駅の西 600 メートルにあるラファイエット通り
営業時間 : 火~土 : 午前 7 時~午後 10 時半、日 : 午前 7 時~午後 4 時半 (定休日 : 月曜)
電話番号 : +33 (0)4 78 62 39 33
地図写真提供 Benoît Prieur (CC BY-SA 4.0) 修正済
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リヨンのブションで食事をする
本物のフランス料理を楽しむ
- カップル
- 食事
ダイエットを忘れて、リヨンのブションで忘れられないひとときを過ごしましょう。気取らずフレンドリーなブションは、ボリュームたっぷりの肉料理を提供する独特のビストロ。鶏レバーのサラダや豚の内臓のソーセージ、ひき肉のダンプリングや蒸し焼き、デザートのレモンメレンゲパイなどはいかが。リヨンに 20 軒ほどあるブションで食事を楽しみましょう。マジョール マルタン通りにあるシェ ポールやジャン ラリヴェ通りにあるマ ヴィーニュはおすすめ。リヨンを訪れたら、フランスの美食を代表するこの店のランチやディナーを楽しむことをお忘れなく。
所在地 : ブションのほとんどは、旧市街、クロワ ルース、プレスキルなど、市内の中心部にあります。
写真提供 Patricia Feaster (CC BY 2.0) 修正済