ラスベガスでおすすめのライブショー 11 選

絶妙な衣装とセットで魅力満載のシルク・ドゥ・ソレイユ最長のロングラン公演、『ミスティア』。多様なキャラクターを演じるキャストが、エレガントな振り付けでアクロバットと空中スタントをしながらコメディとドラマを演じます。

うっとりするような魅力の背景には劇的なストーリーがあります。『ミスティア』の世界に住む人々や動物たちは、大混乱を引き起こしている元凶と戦い、悪を倒さなければならないのです。巨大な手作りの和太鼓とクラシックギターで演奏されるダイナミックな曲を聴けば、このインタラクティブなショーをもっと見ていたいと思うに違いありません。

MGM グランド ホテル & カジノを舞台にしたこの壮大なマジックショーに登場するのは、かつて中国の万里の長城を歩いたフーディニのような魔術師、デビッド カッパーフィールド。

カッパーフィールドが小さくなって小箱の中に入ったり、女性を真っ二つにしたり、物を消したりする様子に驚かされること間違いありません。ゆったり座ってマジックを楽しみたい人にも、集中してマジックのタネを見破りたい人にもぴったりです。カッパーフィールドの舞台での存在感は圧倒的で実に見事。彼のパフォーマンスには彼の父親と自身の子供時代に関する感傷的なストーリーが秘められています。

30 年間、肌を青く塗ったスキンヘッドのこの 3 人の男たちは、パーカッション、コメディ、ロックミュージックで観客を魅了し続けています。リズミカルなストロボライト、降り注ぐ鮮やかな紙吹雪、精巧な効果音を使い、ブルーマンは皆があっと驚くようなドラム曲を演奏します。

ブルーマングループは公演中は言葉を発しません。代わりに表情豊かな顔と小道具を使用して笑いを生み出します。テクノロジーをさりげなく揶揄したり、遅れて入ろうとする観客をからかったり。ブルーマングループのショーはエネルギッシュです。

シルク・ドゥ・ソレイユのバーレスクショー、『ズーマニティ』。官能的で遊び心のある 16 のダンスとアクロバットを通して、欲望、愛、怒りなどの人間の情熱を探究します。巨大なガラスの水鉢の中で、ケージファイトで、ステージの 20 m 上のブランコで、男女のダンサーと曲芸師は複雑な動きをして求愛と誘惑を表現します。

ラインストーンがちりばめられたタンガ、ヌードカラーの水着、網タイツ、赤いハイヒールなどの挑発的な衣装が、幻想的なシーンに命を吹き込みます。エロティックな歌詞にいざなわれ、最終幕のクライマックス、最後の最後まで観客は釘付けになることでしょう。

2005 年に始まったコメディアン、キャロット トップの売り切れ必至のショーは、ルクソール ホテルで観客を熱狂させ続けています。彼のハイペースなパフォーマンスの特徴は、タイミングぴったりの照明、効果音、フォグマシン、ミュージッククリップ。風刺のきいた面白いジョークがどんどん飛び出すので、お聞き逃しのないように !

キャロット トップが扱うのは、有名人のモノマネとギャグ。彼の即興スタイルの原点である、35 個のトランクからランダムに取り出される小道具を使います。政治家、有名人、観客をからかう彼のユーモアは、少々下品に感じるかもしれません。

筋骨隆々の魅惑的なオーストラリア人男性ダンサーが、息を呑むような空中スタントと、しっかり振り付けされたダンスステップを披露する『サンダー フロム ダウンアンダー』。カントリー ミュージックとロックミュージックをテーマにしたダンスでは、海賊、消防士、カウボーイのなどの好奇心をそそる衣装で楽しませてくれます。その後、ダンサーたちは拍手喝采の中、稲妻のような速さでその衣装をはぎとり、派手なビキニ型水着や華やかな衣装へと早変わり。

特に独身最後のパーティーや誕生日のグループには喜ばれること間違いなしです。ダンサーはフレンドリーで、遊び心のあるラップダンスも魅力的。彼らに引き寄せられた観客が、エクスカリバー ホテルのステージに集まります。

『マイケル・ジャクソン ワン』はシルク・ドゥ・ソレイユによるキング オブ ポップへのオマージュ。マイケル ジャクソンのものまねではありません。運動能力の高いダンサーによる有名なムーンウォーク、スピン、ゼロ グラビティのパフォーマンスを通じて、彼の魂を感じられること間違いありません。

定番曲「ビリー ジーン」や「スリラー」などのマッシュアップと素晴らしいアクロバットに合わせて、4 人の主人公がオズのようにネバーランド ランチへと旅立ちます。悪役のパパラッチやタブロイド紙が張り巡らされた壁をものともせず、4 人組はやがてジャクソンを懐かしむようになり、MJ の特徴である軽快さ、勇気、遊び心、愛を得ていきます。マンダレイ ベイの居心地のよい劇場で、この世界的ポップスターに少しだけ近付けたように思えるはずです。

バーレスク、世界滅亡後のスリラー、スケッチコメディを融合したこのショーは、ゾンビが友好の証として人間のパーティー好きグループを「クラブ Z」に招待するところから始まります。そのあとは、アンデッド ジョーク、セクシーな衣装、いちゃつく人間とゾンビ、おそらく愛もたっぷり詰まった遊び心のあるバラエティ ショーへと展開します。

ゾンビと人間のゲームショー、ゾンビの曲芸、ストリップショー、そしてビリー・ホリデー、ビョーク、クランベリーのようなダンスもあります。もちろん、すべて「ゾンビ」によるものです。ゾンビに扮したキャストが最前列の観客と掛け合いをしたり、ジェロショットを渡したりすることもあります。

ラグジュアリーなウィン カジノ リゾートにあるアンコールシアターは、ライオネル リッチー、トレバー ノア、ジョン フォガティなどのエンターテインメント界の大物がショーを開催することで知られています。

もっと短時間で手頃なエンターテインメントを探しているなら、ウィンを代表する噴水で繰り広げられるウォーターショー、レイク オブ ドリームスがおすすめ。巨大でカラフルなセット、魔法のような照明、水が勢いよく吹き出す噴水、熟練の人形劇が楽しめます。ショーは日没から 30 分に 1 回行われます。一番のおすすめポイントは、このショーが無料公開であるという点です。

ラスベガスのきらびやかさと、鳴りやまないスロットマシンに隠れ、王族や騎士が国のために戦う、勇気と裏切りが交錯する中世の世界が広がっています。エクスカリバー ホテル アンド カジノで繰り広げられる『トーナメント オブ キングス』は、スリリングなディナーショーで体験できます。

俳優の馬上槍試合の技とアクロバットには驚くこと間違いありません。高度な特殊効果と花火がさらにアーサー王の魅惑的な物語を盛り上げます。お気に入りの戦士を応援したり、悪役にブーイングを浴びせたりしながら、中世の代表的な料理を堪能できます。ショーの世界にどっぷりとつかり、最高に楽しい時間を過ごせます。

長年にわたりコンビでパフォーマンスを続けているペン & テラー。マジックとコメディを織り交ぜたベテランデュオの愉快なショーが楽しめます。テラーが吐いた炎でペンがタバコに火をつけたり、2 人で突然ゲストを宙に浮かせたり。彼らが全身で演じるドタバタパフォーマンスは、観客を驚かせ、魅了します。

巧みな話術を用いて、1 つのイリュージョンから次の爆笑パフォーマンスへと、途切れることなくショーを展開させます。昔ながらの三つぞろえのスーツ、お決まりのトリックに加えられた独創的なひねり、そしてペンの毒舌ユーモア。彼らならではの素晴らしいショーに満足できること間違いありません。